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不可能な謎専門の御殿場倒理、不可解な謎専門の片無氷雨、二人の探偵シリーズ第二弾。短編集6編。
最後の話では、なぜこんな風に二人で探偵をしているのか、大学時代のゼミ仲間の間に何が起きたのかという過去が明らかになる。前作から謎めいたいたがまさか2冊目で明らかになるとはおもわなかった。これでシリーズは終わりなのか、それともこれを乗り越えてみんな新たに突き進むのか。
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ノキドア2!
短編としては「消える少女追う少女」が好きだけど、ラストの「ドアの鍵を開けるとき」を読んでしまったらこの4人の関係性に思いを馳せてしまう。クソデカ感情にやられてしばらく動けないよ。
あと、くらりのぬいぐるみが欲しい。
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不可能犯罪専門と不可解犯罪専門の2人の探偵が経営する探偵事務所。そこに舞い込んだ謎を解明する連作短編集。シリーズの第二弾。
前作同様、今回もフェアプレイな謎解きミステリでとても面白かった。さり気ない伏線の配置の巧さは、もうベテラン推理作家の域に達していると思う。主役のツイン探偵の会話も愉快だし、駄菓子マニアの女刑事等、サブキャラも生きている。
前作から意味深な言い回しが所々あったが、今回の最終話でそれらの真相が明らかになった。これで大団円になってもおかしく無いが、出来れば続いて欲しい。もっと読みたい。
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ちょっと、いやかなり屈折したバディもの。えー!っという結末。完全に物語に引き込まれていたので不意を突かれた。けれど、ここからまた物語が始まるんだろうと思う。これは良い〜とても良い〜!
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コミカルで読みやすいシリーズでしたが、今回は重かった。倒理が何故ハイネックを夏でも着ているかと言う理由が後味悪いけど、倒理は許してるんだと思うと何とも言えない複雑な思いでした。誰が悪いんでもないんだろうけど…シリーズ、まだ続いて欲しいです。
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“平成のエラリー・クイーン”が令和に満を持して放つ不可能と不可解をそれぞれ得意とするダブル探偵シリーズ第2弾。著者らしいミニマムなシチュエーション下での論理的な謎解きもさることながら、エピソード・ゼロ的な核心に迫って完結しそうな雰囲気もあるし本当の始まりな気もする。もっと見たいな。
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最初登場人物たちの名前がなんだかハイカラで戸惑った。推理は本格。相変わらず刑事が現場でもの食うのが気になる。カスとか大丈夫なんだろうか。
最大の謎は解け、しかし続きそうな雰囲気も。1番裏表がないのは刑事の人かな。しかし美影はどうしてああいうことするようになったの?
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あー、そうなんだね。そういうことだったんだ。
最後の謎は解かれてほしかったような、ほしくなかったような………。このシリーズはこれで終わりになるのかな。もうちょっと読みたいな。
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2020/01/22 読了。
図書館から。
二巻ー!
穿地さん裏表紙にいるー!
教授、好みのいい性格してるわー。
続くといいな!
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ラノベ風の語り口。
最後の話、みんな《誰かへの優しさ》があるけど、狂気と表裏一体で怖くなった。
謎解きのヒントになる文章が毎回、小説なりの文章表現として読み飛ばして勝手な想像で補足してた箇所なので「あぁーそういう意味にもとれるけどさぁ」という感じであんまり納得感がない。
取り立てて描写してなかっただけに思えてしまう...。
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一作目をライトでポップと言ってしまった手前内容重くてびっくりした。というか、不可解担当の動機が1番イカれてるってどういうこと?やりすぎにも程がある。ちょっとがっかり。
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「穴の開いた密室」
馬鹿だったのか天才なのか。
ただの密室ならトリックとして色々な説が立てられるが、壁に大穴が開いていたとなると話は別なうえ逆に訳が分からなくなりそうだな。
「時計にまつわるいくつかの嘘」
写真に写った時計の向きが。
長年使い続け壊れてしまったのならまだしも数ヶ月も経たず壊れてしまったら、流石に送り手に申し訳無くなりその人の前でだけでも真実を隠し着け続けるかもな。
「穿地警部補、事件です」
自殺なのか事件のどちらか。
性犯罪は冤罪も多いが、同じ数もしくはそれ以上に泣き寝入りしている被害者が多くいるのは現実であり酷い言い方をされる事も少なくはないだろうな。
「消える少女追う少女」
突然失踪した者を探したが。
自分の評価をお世辞抜きに知りたいとなると、どうしても他人の力が必要になるが彼女は自分の存在意義も共に知りたかったのかもしれないな。
「最も間抜けな溺死体」
水の抜けたプールで起きた。
単純な様に見えるが、綿密に計画されていなければたった一つのミスで全てが簡単にバレてしまう程リスクは高いが単純過ぎて逆に誰にもバレなかったのかもな。
「ドアの鍵を開けるとき」
過去に遡って依頼を解きに。
直ぐに犯人だとバレてしまう様なミスをおかしたというのに、気付いていた者も指摘しなかったのは彼を犯罪者にしたくないという想いまで汲み取ったからなのだろうな。
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面白かったけど、人間関係にモヤモヤするし、結局犬の事件ってどうなったの? 何か大変なことがあるから切りつけるまでのことをしたんだろうと思うけど、そのへんがハッキリしないから凄く気持ちが悪い。あと、最終章以外に関しては、どっちの台詞なのか、相変わらず分からないままで、もういっそ分からなくていいものなのかなと思いながら読んでた。教授にぜんぶ説明して欲しい。
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プールのは偽装するのに疲労困憊でもっと単純ミスをやらかしそう。最後の依頼は驚き。なんなのこの人たち…。穿地が気の毒。
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シリーズ二作目。不可能と不可解を軽快に解き明かすミステリ短編集。
お気に入りは「もっとも間抜けな溺死体」。たしかに間抜け……だけれど、トリックは間抜けじゃありません当然ながら。インパクトでは「穴の開いた密室」の方が上だけれど。スマートさではこっちが上かな。
そして「ドアの鍵を開けるとき」で前作から気になっていたあの事件がやっと出てきました。うわあ、まさかそんな真相だったの!? いやいや、動機はわかるけれどそこまで、って思わなくもないけれど。当事者が納得していればまあいいか。