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子供の頃からはやみね先生の作品のファンだったので、あのはやみね先生が文章の書き方についての本を出されると知って、すぐに本屋に走りました。発売翌日でしたが、既に残部が少なくなっていました。
中学生の健と猫のダナエの会話形式で文章の書き方について教えてもらえます。全体として二人の物語も存在するので、とても読みやすかったです。
私は趣味で小説を書いており、その役に立てたいと購入しました。この本は全3章で、小説の書き方について書いてあるのは、第3章のみですが、第1章・第2章も、小説を書くのにとても役に立ちます。何より、この本を読んでいるととてもモチベーションが上がり、小説(文章)が書きたくなります。私は昨日からこの本を読み始めましたが、今までの間に、小説の短編3本と、コラム1本を書き上げました。ここしばらく腰が重く、なかなか小説を書き始められなかったのに。
原稿用紙の書き方から、句読点の打ち方、といった形式の説明から、書くことが思い浮かばない時はどうしたらいいか、という文章を書く根本的な問題まで説明して貰えます。最初は健くんの中学校の作文宿題を書く話から始まるので、小中学生にも役に立つのではないでしょうか。文章も平易で、文字も大きく、挿絵もあって読みやすいです。さすが、初めて公募に応募した際に、子供が読むことを考えて挿絵を一緒に付けられたというはやみね先生の本だと思います。(本文に記載された話)
仲島先生のイラストも可愛らしいので、登場人物のことがとても好きになりました。特にダナエはふくふくしていて愛おしいです。ちょっと皮肉屋な所が、目に現われていて、愛嬌があります。登場人物のことが好きになるので、一緒にがんばろう、という気持ちになれます。
本当に買って良かった、と思える本でした。
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文章の書き方をとてもわかりやすく解説してくれる良書中の良書!
どこにでもいそうな男子中学生「文岡健」が、道端で出会った黒猫「マ・ダナイ」に宿題の作文の書き方を教わることことから物語がはじまる。
仲島綾乃さんのとてもかわいいイラスト付きの会話形式で話が進んでいくため、とても読みやすい。
「文岡健」の成長を通して、読者を勇気付ける構成や所々に出てくるユーモア溢れた表現は、児童書作家の「はやみねかおる」さんならではだと思う。
(小学生の頃に読んだ「はやみねかおる」さんの小説が懐かしいと思った)
作者の手中にはまって、早速、文章が上達するトレーニングの一つに紹介されていた「毎日、日記をつける。1日200字以上書く」から始めてみた。続いたら、次のトレーニングを実施してみようと思う。
この本は一見、学生向けで簡単な説明が多いと思えるが、紹介されているコツは、細かくて重要なことがたくさん書かれているため、何回も読み返しておさらいし、文書力を習得していきたいと思った。
(何回も読み返したいと思うほど、イラストがかわいい)
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めんどくさがりな人ほど、文章の才能がある――
「名探偵夢水清志郎」「都会のトム&ソーヤ」などの大人気シリーズで知られる
著書累計510万部以上の作家 はやみねかおる初の実用書!
だれでも文章が上達する方法を、ぽっちゃり猫が小説形式で楽しく教えます。
作文、メール、レポートから小説まで、これ1冊で書ける!
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児童書作家の、はやみねかおるさんによる文章教室。作家になりたいけど文章の書けない主人公の健(中学2年生)が、小説家に飼われていたことがあり文章の得意な猫 マ・ダナイから文章の書き方を教わり、最終的には上手な文章が書けるまでに成長していく物語調。物語の中で「うまい文章を書く方法」「誰でも必ず小説が書けるようになる方法」など、はやみねさんが実際に使っているテクニックがわかりやすく解説される。
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文章を書くときに大切なこと、トレーニングの仕方などが分かりやすくかかれています。あっという間に読んでしまいました。
小説を書く人はこんなにも設定を細かく考え、書き出しやタイトルにまで気を配り工夫しているなんて…初めて知りました。あの「魔法の言葉」を使ってみたいです。
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作文のハウトゥーだけでなく、何をどう書くととわかりやすい文になるのか、が物語風に綴られていて、非常に面白い。挿絵もかわいく、子供から大人まで、文を書くことに強い興味がなくても楽しく読めると思う。
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児童書作家はやみねかおるさんの文章講座。学校の作文で苦戦している中学生・健。謎の猫・ダナイが健に文章を上手くかけるよう楽しく教える。
実に面白かった。次のページ、次のページとページを進める手が止まなかった。いや、実際には書いてある通りの内容・課題を進めつつページをめくるのがいいのかもね。ポイントが明確で、小説を描こうという気にもなる。小説までいかずともこうして何か文章を書くときのヒントが山盛りだ。中学生に向けの本のようだけれど、私も自分自身のためと子供(小学生)への何かのアドバイスになるようにと手にとった。もちろん、読んですぐに上手くなったぞ、というものでなく、練習が必要なわけだけれど、たびたび読み返して、時には課題にトライして身に付けたいね。「表現力がある人」がこっそりやっていることとか刺激になったな。
ダナイはなかなか良い先生であった。
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文章を書く
幼い頃から
やってきたはずだった。
けど上手か下手かよくわからない。
じぶんもブログを運用しているが、
とにかく量をこなす日々。
これからはもっと読んでもらう文章を
書いていこうと思って矢先
本書に出会った。
今の自分には必要かどうかの視点でいえば
今はもういらないが、
もっと早く出会いたかった実用書だなって
強く思う
ストーリー仕立てて読みやすいのもよかった
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物語を楽しんでいるうちに、いつの間にか文章作成スキルもアップ!「めんどくさく感じるのは才能がある証拠!」文章を考える事が苦手な人にこそ読んでほしい。
第1章「何を書いていいかわからない」を
一瞬で解決する方法(作文の向けのhow to)
第2章「うまい文書」をスラスラ書く方法
第3章 誰でも必ずず小説が1冊書ける方法
NDC 816
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とても読みやすいです!
小学校・高学年からですと、スラスラ読めるかと♪
文字の大きさ、1ページあたりの文字の量、
可愛らしいイラストの挿絵がたくさんです♪
そして、なんと言っても!
大切な文章は太字でマーカー付き!
子供達には、すごく分かりやすいと思います!
男の子(中2)とネコくんの会話も楽しくて、
プッと笑えてしまいます(^u^)
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この本は『児童向け推理小説書き』という肩書を名乗っている作家のはやみねかおるさんが、初めて書いた実用書だそうです。
内容は小中学生向けの文章読本で、最後の第3章では、誰でも必ず小説が1冊書ける方法があり、小説を書きたいとは思っていませんが、いったいどんなことが書かれているのか、興味津々でした。
登場人物は、中学2年生の文岡健と10万回くらい生きた猫のマ・ダナイ。健のクラスメイトの須藤翔君と高嶺花奈ちゃん。
ダナイが、健に文章の指導をしていきます。
まず、健はダナイに言われたトレーニング、200字の日記、小説の書き写し、読書から始めます。
文章を書くときのテンプレートがネットで探せるのは知らなかったです。テンプレートの探し方が載っています。
ボキャブラリーを増やすには本や新聞などのメディアに触れること。
知らない言葉を調べる癖をつけておく。
「ヤバイ」のような言葉は使わない。
類語辞典を活用する。
当たり前だけど大切なことが載っています。
小中学生向けとしては、充実した内容で、健とダナイのやりとりも面白いと思います。
ただ、帯に「作文、メール、レポートから小説までこれ1冊で書ける」とありますが、子供に限ると思います。
大人の場合全く文章を書いたことがない方の基礎には十分かもしれませんが、本当に小説家を目指すような方にはこれを足掛かりとはできても、帯のようにはならないと思います。
やはり大人向けの本もちゃんと読んだ方がいいかと思います。
この本だけで、小説家になれる方は天才だと思います。
また、作者のはやみねかおるさんは、推理小説の書き方を別の機会に書きたいとおっしゃられています。
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文章を書いてみたい、でもどこからはじめればいいのか、よくわからない。そんな人にぴったりな本でした。
学生時代、読書感想文にはさんざん苦労していたので、もっとはやくに出会えていたらよかったのに。深夜2時までかかっても作文用紙を埋められず、苦肉の策で漢字をひらがなにして、かつ改行を繰り返すなんてことをしないですみました笑。
内容は、簡単で、わかりやすく、けれど当たり前のことが書き連ねられているというわけでなく、文章に慣れたひとでもハッとする気づきがきっとあるかとおもいます。
書くことが苦手な文岡くんと、その指南役であるネコのダナイのコンビが可愛い。絵本を楽しむような気持ちで読める、ためになる実践書です。はやみねかおるさんの著書も読み返したくなりました。昔、図書室にひきこもってあおいとり文庫読み耽ってたなあ。
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児童書作家による「文章の書き方」の実用書。
作文や読書感想文、しいては小説を書くためのknow-howをわかりやすく書いてある。
子供向けだけでなくビジネスにも役立つ内容。猫と中学生の対話で、コツやその理由が説明されているので、本を読む機会の少ないビジネスマンにお勧め。
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めんどくさがりなきみのための文章教室
はやみねかおる さん
1.購読動機
仕事で文章を書く機会が増えたため。
2.本書からの学び
①良い文章を書こうと思うな!
②まずは、本を通じて文章に触れよう!
③文章。まず書いてみる。
④相手が読みやすい文章を!
句読点
段落わけ
主語、述語
短文
⑤身近なことに関心を。
⑥五感で表現豊かに。
3.こんな人におすすめ
本読むのが苦手。
でも、文章、上手になりたい。
30分あれば読める内容です。
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小学生から大人まで参考になる文章を書くための本。
書くネタが思いつかない、文章が下手、小説を書くためには、みたいな各章で具体的にどうすれば良いのかが書かれている。
個人的には、読書をする事で文章力アップ・毎日継続する200文字程度の日記・PCを用いて添削をしてもらう・小説を書くならまずは自分を主人公に…
という点は参考になった。
ただ、文章と言ってもこの本で書かれている方法はロジカルなビジネス文章を書くための方法ではない。なので、そういう文章を書きたい人には向かないが自分を表現するブログやSNS、こういったレビューなんかでは役に立つと思う。