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凄まじい。
戦前から戦中にかけて、日本の諜報機関は共産コミンテルンの意図、謀略を相当性格に把握していた。
この分野に関しては、すでに共産に侵されつつあった米国の機関を凌ぐものであった。
何よりすごいのは、それを、全く活かせず共産コミンテルンの筋書きに則って亡国へ突き進んでいたっていうこと。
まさに、上念さんが言う、脆弱なマネジメントの筆頭だろう。
さらに、全てを失った日本への共産化工作。ギリギリのところで踏み止まったのは江崎先生の他の著書が明確に書いている。
なんつっても自由主義社会で唯一、◯産党が公に生きることが許される社会だもんね。
当時の、日本国に命をかけた先人たちが今の日本を分析したらどんな進言を受けられるのだろうか。
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戦前の外務省が作成したソ連の対米工作の調書の紹介。
めちゃくちゃ細かくて手口なんかも全部書いてあるのに何で活かせなかった日本政府~
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『#日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』
ほぼ日書評 Day626
ルーズベルト政権に取り込んでいた共産主義者、より具体的にはソ連のスパイ云々の事項は、既刊書でも繰り返し主張されてきたことだが、それを日本外務省(外務官僚)が相当なレベルまで認識していた事実。
しかしながら、それらの情報をまったく活かすことの出来なかった、戦前の日本の姿が明かされる。
インテリジェンスという観点では、目下の状況が当時よりも大きく改善されているとは思えない中、国防の根幹はどこにあるのかを引き続き問うていきたいと思う。
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