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カバーに京の縁結びとあったので、縁見屋とは結婚仲介のお見合い屋さんのような仕事かと思っていたら違いました。口入屋と書いてあるところも有って、失礼しました。
娘に関わる縁の話に人の業の深さを感じ、そんなに深く思うものかと感心したり、そこまでしなくてもと思ったりしました。
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これがミステリー?
それが一番の感想。
時代伝奇小説として面白かった。
「ガン消滅の罠」より物語としてこなれていた。
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読み終えた直後は、いい作品だなぁと思いました。
時間を経た後の感想なので星が落ちましたごめんなさい。
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積ん読から、やっと読了。
気になっていたから読めてさっぱり。
これが新人作家さん!ってくらいのクオリティ。
このミスデビューなのは、何で?って思うくらい私には歴史物カテゴリー(笑)。でも、あんまり関係ないかな。面白かったです。
母子の縁、人との関わりだったりと、飽きずに深夜に一気読みしてしまった。娘さんが、自分一人のためでなく他人のことも考えれる人で良かった。
そして、夫婦の縁ではなくても強い繋がりがあるってことがわかり(好きな人が自分の子どもとして生まれ変わるってスゴい縁だよね)、幸せな人生を送れそうでなにより。
新作読みたいです!
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文章が読みやすく、背景の描写が綺麗で想像力が湧き立てられるため物語に入り込み没頭して読むことができる。
お輪と帰燕の関係についていろいろと書かれているようだが、母と子であり、恋仲であり、どっちでもないような曖昧な関係が魅力であるようにもおもう。
帰燕は色々な人の魂が融合してできた個人であるからこそ関係性が多様になることがこの物語の面白さだった。
ミステリーではなく歴史ファンタジーとして見るとなかなか面白かった。
終盤がファンタジー的なご都合主義感があるのも否めないし、せっかく自分たちの中の親子の部分が切れたのに帰燕がお輪のお腹の子どもとなるような描写は愛しあってたのにそれでいいのかとか、徳次の気持ちを考えると心からおめでとうとは言えないので星は3つ。
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なにやら各所で評判らしいので期待して読んでみたんですが・・・思ったほどピンとくるものがありませんでした。話の下敷きとなる設定に天狗のファンタジックな能力とかがあって、そっちメインというわけでもなく過去の因縁とか主人公の恋心だのなんだかいろいろ詰め込みすぎて結局どれも印象が薄くなってしまった感じ。
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2017年・第15回「このミステリーがすごい!大賞」優秀賞受賞作
口入屋の縁見屋の娘は、男児を産まずに代々26歳で死ぬという、祟りの時代小説。
と言ってしまうと聞こえが良いが、ファンタジーの様な、軽い恋愛ものの様な、何だかもやもやしてしまう話だった。
祟り(というか、被害者母の呪縛?)の要となる、美形の「天行者」(天狗)が、生臭坊主さながらの行動(主人公を抱きしめるわ唇を重ねるわ)。
人の心が残りすぎでは???
主人公のお輪も、家に伝わる秘密の絵図面を人に見せるわ、天狗の正体をばらすわ、全く理解できない性格だった。
最後のクライマックスも、全て天狗の不思議な力で解決。
ミステリーなのかなぁ。
時代物としても、魅力を感じない作品だった。
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徳次が男前過ぎて泣ける。
娘が主役のようで実は「男たち」が主役な話。その男たちがそれぞれに切なくて熱い。
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時代物のミステリー、読んだことがなかったのですがとっても面白かったです。何代も続く因縁に囚われる娘とそれを解こうとする行者。謎と共にロマンスもあります。気丈に生きるヒロインがかわいらしいです。夢中になれました。
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時代小説。
江戸時代のファンタジー。
縁見屋の娘には祟りが付いていて、男児を産まずに26歳で死ぬという悪縁を断ち切るために、縁見屋の娘のお輪が謎の行者とともに運命に立ち向かって行く話。
縁見屋の歴史とその祟りを調べ、その縁で知り合う人たちとの縁全てが繋がり、謎が解けて行く。
が、ラストは早い段階から読めてしまった。
よくあるエンディングだけど、ストーリーは面白い。
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あまり時代物は読まないのですが、これはとても読みやすかったです。
なんだろう?久しぶりに乙女のようなドキドキ感を味わいました(笑)これってそんな作品?一応ミステリーですよね?
叶わぬ恋っていうのは切ないながらも、女子は好きですよね。
その辺が明暗を分けるのかな~
この作家さんのは次回作も読んでみたい。
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このミスに惹かれて買ってみた。
ミステリーと言うか、ファンタジーな感じ。
恋愛要素が強すぎるかな。
もう少し千賀とお輪のやり取りを描いて欲しかった。
でも面白くて一気に読めた。
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楽しめた。
ちよっと切なくも最後にみんなが幸せになれる物語
ミステリ感はないけど、いいお話でした
2017.10.14
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「このミステリーがすごい」優秀賞受賞作品という触れ込みで手に取った限りは、それなりの作品であることを期待してしまうのは仕方のないことだと思う。
本作については、入り口の軽さがそのまますーっと奥へ入っていき、中庭を過ぎていつの間にやら裏口から出て終わってしまったような気がした。
全編を通して30分で完結するドラマを観ているような、簡潔さ。
このミス ライトノベル部門というのがあるとすれば、おそらくふさわしいものと思われる。
少年ドラマシリーズで観られれば、もっと面白かったかもしれない。
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「縁見屋の娘は祟りつき、男児を産まず二十六歳で死ぬ」この悪縁、呪縛を背負った縁見屋の娘お輪と、この呪縛を祓おうとする修験者の帰燕。現在、過去、未来、二人の縁…お話しが無理なく絡まっていきます。なかなかおもしろかったです。が、これはミステリーなのかな?おもしろかったんですが、お輪と帰燕の関係に悶々、徳次がかわいそうだなと悶々、ラストもさらにかわいそうだなと悶々。このエピソードはなくてもよかったんでは。