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飛鳥時代
2020/04/20 14:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
古事記の和訳を大王に内緒で頼まれた青年の物語。もう一人の協力者を得て、内緒の作業が離れで始まります。舞台は古代ですが、読みやすかった。
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男の娘テイストのふりかかった「舟を編む」的な話と思いきやラストに別の伏線が。2巻以降どっちの方に向かうのかが気になる。
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藤原不比等と太安万侶による古事記編纂記。テーマが面白そう。しかし熟語とかに大和言葉のルビ振るのも結構大変そうだなと思ってしまった。
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本屋が開いてないので新刊リスト眺めてて心惹かれ購入。絵柄とても好き。女装、落胤説の採用、漫画ならではの解釈と表現、これから楽しみになってきた!
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大化の改新を行った藤原鎌足の息子である藤原不比等さんのおはなし。
飛鳥時代ですよ。古代日本。
同じく大化の改新を行った中大兄皇子こと天智天皇のご落胤説があり、この漫画ではそれが採用されていて、密命により古事記編纂に携わっていく。
古事記成立や神話の内容なども学べるし、彼の出生やらなんやらのところもおもしろい。
ちょっと学習漫画ぽいところもあるけど。
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今まであまり飛鳥時代に興味なかったし『古事記』の内容も有名なエピソードをふわっと知ってる程度だけど、とても楽しく読めた。
「この国で初めての歴史書を、たった二人で編纂する」なんて、ロマンの塊じゃないですか。
「劇中劇」としての古事記の描かれ方も相まって、決して派手なテーマではないのにワクワクが止まらない!
作中で出てくる衝撃の展開の数々(史が女装して身分を偽ったりとか、史の出自とか)、漫画的なフィクションかと思ったらそういう説もあるのね!びっくり。
「諸説あり!」ってレベルじゃなく知れば知るほど諸説だらけの人物たちが「正史として語られるもの」を作っていく構図は中々面白いなぁ。
Wikipediaでさらっと調べた限りでも太安万侶にも謎めいた部分があるみたいだし、この漫画でそんな「歴史の謎」がどう解釈されて語られるのか……先が楽しみ!