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毎日は、色んなことが絡まって、気づかないことがたくさんある。思い切って生きなきゃ分からないことがたくさんある。そう気づかせてくれる本。
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暗めな話なのに、なぜかおだやかな気分で読めました。
印象的だったのは「明日っていうのは今日のつづきじゃないんだ」という言葉。なるほどなぁ。
でもそれは悲観的な意味だけじゃなく、明日は新たな可能性をも秘めているという事でもあるんじゃないかな。
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すごく人気のある作品なのですが、評価辛すぎるかなぁ?
話自体はよくありそうな話。罪を犯した魂がもう一度チャンスをもらって中学生の身体に乗り移って行動し、いろいろなコトがわかってくるという・・・
しかし、オチが見えるのが早すぎる。むしろ始めに何となくオチが見えてしまったものにとっては、その後の主人公の苦悩が何だか滑稽に見えてしまって・・・子どもといっても中学生くらいの時に読んでいたらまた別の感想をもてたのかもしれないけれど。
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オチが割りとベタだからすぐ分かっちゃうけど、
登場人物が結構好きなの。
天使と2人で花札とか、考えると
不思議ってか変な光景だよねぇ
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何か生前に罪を犯した主人公がもう一度、他人の体にホームステイをして人生をやり直す。ただし、期間限定で。という話。ホームステイ先の家族の嫌な面を見せられて、いったんは幻滅するのだけれど、別の見方をすれば、全く違う面が見えてきます。人はいろんな色があるんだ、と教えてくれるお話。兄の台詞に泣かされた・・・!
いい話です。おススメ!
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森絵都氏の作品の中で、唯一興味を持ち、また最後まで読めた作品。
オチは途中で見えてしまう部分もあり物語としては真っすぐ。なので変にポエミーにもならず、いやらしくもなく、素直に楽しく読めた。
10年以上経ってから再読したら、初読時より泣ける…。お母さんが非凡な自分が嫌で自分の可能性を探して色々なことにチャレンジするくだりとか、自分はこういうやつだと決めつけられて自分がそれにはまってしまう(決めつけるのは周りだけでなく自分自身も含む)とか。あと、他人から見ればくだらないことでも自分にとってはそれが大事、という主張は個人的に好きなのであの家族会議の場面が非常に良かった。
何故児童文学は大人になってから読むほうがじんとくるのだろう。書いているのが大人だからなのか、子供のころの自分の理解力と共感力がゼロに近かったからなのか・・・苦笑
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『セクシーボイスアンドロボ』に世界観が近く、この自分の生きている世界が愛しく思える。苦しくとも生きる価値のあるこの世界が。
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おめでとうございます!抽選に当たりました!!
目覚めたら、天使にそう言われた。どうやら、一度死んだところ、抽選に当たって輪廻のサイクルに戻れるかもしれないチャンスを得た。
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森絵都またまたヒットです。
「つきのふね」にひきつづきヒット!!
「おめでとうございます、抽選にあたりました!」
天使が僕に微笑んで・・・
と、死んだ主人公の魂が、実は抽選にあたって、
輪廻のサイクルに戻るチャンスを与えられる―
という、現実離れした話。
小林真という自殺した少年に成り代わって、
自分が前世に犯した罪を思い出すという試練。
ガイドの天使「プラプラ」に助けてもらいながら、小林真の体をかりた「ホームステイ」を開始。
カゾク、友達、思い焦がれてた同級生。
いろんな人と関わって、小林真の人生を見つめなおす。
で、実はすごく辛い時に、
彼はものすごくいろんな存在に助けられていたんだという事実に気づく。
辛いときってなかなかそういうありがたみが見えなくて、何もかも嫌になったりするし、
実はいろんなものに支えられてるんだなっていうことに気づけなかったりする。
なんか、すっごい疲れた時に読むと
癒される本だ。
よかった。
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最初の出だしは「は?」とクエッションマークが頭に浮かんでしまいましたが、読んでいくと時間を忘れて呼んでしまいました。
抽選に当たりました・・・・と始まるので、普通のファンタジーみたいにその人が特別ってわけではないので、筋は通っているという感じ。
最後の展開が、なるほど〜という感じでよくできているなと思いました。
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●前世で悪事を働いた魂があった。
本来は生まれ変わることができる輪廻のサイクルから外されるのだが、抽選をして当たった魂は生まれ変わる事ができる。
その抽選にこの魂は当選した。
天使のプラプラに半ば強引に引きずられ、同じころに自殺した「小林真」という少年に生まれ変わる。
●第46回産経児童出版文化賞受賞
●単1998・文2007
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読んだ時期:2007年10月
「DIVE!」が面白かったので、森絵都さんの本を読んでみようと思って読んだのですが、う〜ん、そこまでインパクトがなくて残念。
決してつまらない訳でも、嫌いな訳でもないのですが、期待過剰だったのかしら。
心に響くものが少なかった。
それにしても、森さんの本は思春期の心情を表現するのがうまいな〜とつくづく感じます。
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初めて読んだのが小学4年生。
それから5年以上たったいまでも、
自分の読んだ小説の中で1番好きな本。
毎回違った発見ができる。
児童書あなどれない。
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冒頭の昨今の少年漫画によく見られるファンタジーな展開にしらけたが、お茶漬けのようにさらりとした文体に時を忘れ、かきこんでいるうちにあっというまに最後まで読んでしまった。
たいした感動もないし、どんでん返しもないが読み終わったときに優しい気持ちになれるそんな作品。
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結構おもしろかった。
読みやすい文章、主人公の幼さも、年齢に馴染むと割と受け入れられました。
読んでる途中でオチは見えてしまったのだけど、気づいてもそれほど気にはならず。
よかったね、と気持ちよく本を閉じて終われる作品でした。