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『約束を果たしに来ました』!うほー。←嬉しすぎて奇声あげちゃった!岬洋介シリーズ最新刊にして中山さん作品のあの人、あの人、あの人が!ひとつの物語に終結。豪華すぎて読むのがもったいなかったくらい!前作から続く岬洋介と天生高春の物語。今回も老獪に真摯に。スカッと事件を解決。やー、もう一回前作読み返そう。今すぐに! (まだ続きそうな岬洋介シリーズがとっても楽しみです)
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中山ファミリーが勢揃いで、何とも豪華な仕上がりでした。そして、岬洋介のみでなく、色々なキャラの視点でコロコロ変わるので中々斬新でした。岬親子の対決もハラハラしましたが、読了感爽快でした。久々の岬洋介シリーズ、また続くみたいなので、今からとても楽しみです。
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やっぱり岬洋介シリーズサイコー!!!
あれっ?タイトルがいつもと違う感じ...
と思ったら、そういうことか!
オールスター集合=合唱ってことねと納得。
続編の告知もあり、今からわくわく。
岬洋介、そして周りの人々のハーモニーが聴けるわくわくが止まらない作品になっている。
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シリーズ最強のわくわく興奮度!
御子柴弁護士に渡瀬警部に犬飼刑事、ついでに山崎。オールスター登場の、しかも重要な局面で絡みつつ、でもしっかり主役は立てて。
不可能を可能にする論展開も怒涛の謎解き編で頭スパーク!ハラショー!
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岬洋介、御子柴弁護士、渡瀬警部、古手川刑事、光崎教授、等々、中山七里ファンにとっては、とても豪華なキャストが登場し、それだけでうれしくなる。犯人の背景は別にして驚くようなどんでん返しはないし、反証にも無理があるように思うが、登場人物と展開で一気読みさせる。寝る前に読み始め気がついたら明るくなり始めていた。
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御子柴、犬養が出てきて、中山七里作品オールスターズの様相を呈しており、もしやこれで岬シリーズ最後なのか?と思ったけど次作もあるようでよかった。
洋介の活躍を望む一方で、お父さんをそんなにいじめてやるな、という憐みの情も湧いてしまう。
宇賀が天生の事務官についたのも、怨嗟の念からだったけど、岬親子の禍根もなかなかに根深いものだ。
あと、中山七里作品は四字熟語の勉強になる。
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オールスター登場。
幼稚園を襲撃し園児と先生を殺すという事件が起こる。犯人の仙街はヤク中であり、心神喪失で不起訴になろうとする魂胆みえみえ。担当検事は天生くん。取調室で仙街撃たれ、天生くんに嫌疑がかかる。
岬洋介登場。弁護士は御子柴センセー。検事は岬父。さいたまの監察医(これは覚えてない)、続々登場する。
さすがに、あっといわせる結末。
そして、息子は父を超えちゃった。
次は「おわかれはモーツアルト」ですって。
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いやあ、これはもうなんとも言えない、七里の主人公の勢ぞろい。しかも検察側、弁護側共にフルラインナップ。
思わず、読書スピード全開で一気読み。 犯人が明らかになるところは意外とシンプル。容疑者が犯人ではないとすると、残るは誰というところか。
ただ動機が何?というところで、思わぬところから露見する。あと少ししかないなと思っていがうまくまとめられました。さすがと言ったところ。 今回は岬陽介が弁護人も行ない、しかもそこで御子柴、渡瀬、古手川、犬養など主人公級がいっぱい出て来るところがすごい。次もあるみたいだけどそれも楽しみだ。親子の対決も良かったし、久々に楽しく読めました。
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大好きなドビュッシーシリーズの岬洋介がまたしても難解な事件を解決する。
幼稚園で園児らを惨殺した犯人・仙街が検察に送られてくる。覚せい剤を使用、刑法第39条により、無罪になることもありえるこの事件を担当する事になったのが天生検事だ。だが、取り調べ中に意識を失い、起こされた時には仙街が銃殺されていた。見に覚えがないとはいえ、密室で起きた犯行、そのまま逮捕てしまう。そんな天生の窮地を救うべく現れたのが、司法修習生時代の同期・岬だった。仙街を逮捕するのに、埼玉県警の小手川と渡瀬、天生の裁判を担当する検事に洋介の父・東京高検次席検事の岬恭平、天生の弁護人を御子柴、仙街の再解剖をする浦和医大法医学教室の面々、警視庁捜査1課の犬養・・・と、中山さんのシリーズ作品に登場する人々、大集結なのが見物。さらに裁判途中にもかかわらず、銃で撃たれ負傷した御子柴に変わり、洋介自身が弁護人として法廷に立ち、父と対決するのも見物。真犯人は予想通り、この人しか無理よね…という人物だったのがラスト、大ドンデンの中山さんにしてはわかり易かったかなぁと感じたが、次なる事件を予感させて終わった、楽しみ。
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岬洋介シリーズ。取り調べ中に意識を失った検事。気がつくと被疑者が死んでいた。知らせを聞いた岬洋介は親友である検事を助ける為に奮闘する。一番の面白い点は中山七里作品の人気キャラが一挙に登場。美味しいとこ取り。満足。
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中山七里作品の登場人物が色々出てきてとても面白かったです。次回の『おわかれモーツァルト』(仮)も楽しみです。
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偶然がどんだけ重なれば成立するんだよってな事件なんだけれど、そんなことはどうあれ、著者が生んだスターキャストによる夢の共演である。あの御子柴礼司が脇役に甘んじ、てか、しっかりと脇役をお勤めになっているから凄い。いずれ主役を張れる面々が、それぞれの個性を発揮してご活躍だから、プロスポーツのオールスターゲームってとこだ。内容(勝敗)そっちのけで満喫させていただきました。能面検事こと不破俊太郎もお気に入りなんだけど、まだここに名を連ねるには至らんか。
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デビュー10周年と言うことで、毎月新作が発刊されているが、今作に至っては全ての作品の集大成と言う位置づけなのか、これまでのシリーズの主役たちが惜しみもなく登場する、ファンには堪らない1冊。
シリーズは一応「岬洋介シリーズ」だが、まず渡瀬&古手川ペアが登場し、幼稚園に侵入し、5人を殺害した犯人を逮捕。覚せい剤を使用していたことにより、憲法第39条の適用を心配しつつも、無事起訴し、舞台は検察へ。
担当するのは、岬の司法修習生時代の同期の天生。
しかし、事情聴取の最中に意識を失い、気が付いた時には目の前で被疑者が死亡していた。
完全な密室で起きた事件であり、検察官が被疑者を殺害したと言うことで、天生は逮捕され、事件は高検の岬の父親の元へ。
その親友のピンチに世界を回っていた岬が帰国。
弁護士の選定に悩んでいた友人の為に見つけた弁護士が御子柴。
初めての岬と御子柴のタッグで、事件は再び埼玉県警の二人の元へ。
そこから事件の再捜査が始まり、解剖医の光崎、警視庁の犬養へと繋がっていく。
天生の事件については、関係者がかなり限られているので、犯人についての予測はかなり容易。
しかし、その動機を明らかにしていく過程での岬の立ち回りがお見事の一言。
期待するほどのどんでん返しはないが、幼稚園に侵入して、何人も殺害する事件は昨年の川崎のスクールバスの通り魔事件を思い出させるし、事件の根底にはやはり、昨年起きた大きな社会問題となった事柄が含まれていて、どちらの事件も曖昧なままなことに問題提起をしたいのかなぁ、と作者の意図を勝手に想像してしまった。
まさしく「合唱」と言うタイトルにふさわしい1冊。
くしくも、ここまでシリーズを全て読んでいるのに、発売をピアニストの清塚さんのTwitterで知ると言うことに、ちょっと反省…
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ピアニスト探偵岬洋介シリーズ。
ミステリーとしては真犯人は容易に推定できるし、真犯人が分かればトリックも推測できる範囲で、どんでん返しもありませんでした。
ただ、タイトルに作曲者名がつかないのに岬洋介シリーズとはこれ如何に、ということで、中山さんのシリーズ物の主役メンバーがほぼ総登場というファンへのサービス版でした。
出だしから、埼玉県警の古手川&渡瀬に始まり、岬検事vs御子柴弁護士、証人としての光崎教授、警視庁の犬養刑事、当然他シリーズのほかの登場人物や名前も出てきててんこ盛りでした。
父親の岬検事がフルボッコ状態でかわいそうでしたが、無罪検証の準備をした好敵手の御子柴弁護士がそれを憐れむというのもおかしかったです。
主人公の岬洋介はミステリー解明の前面に出ることはなかったですが、他シリーズの主役たちを完全に食ってしまう最強キャラなので、今後は他シリーズとは絡まないでおいてあげたほうが良いですね。
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次から次へと役者が登場して楽しかった。
でも天生の手の硝煙反応検査とトカレフの弾数はなぜスルーなのか…どこかに記述あったかしら?