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読書開始日:2022年2月2日
読書終了日:2022年2月5日
所感
亡骸から抜けた魂は発光体となる、それを量子ともとれる。
そのタイミングで莫大なエネルギーが生まれる。
奇跡のような莫大なエネルギーを駆使し、時空を超え、会いたい人、愛でたいモノの側にいき、なにかを与える。
そしてなにかを残し、完全に発光体、量子としての役割に戻り、この世をたつ。
やはり僧侶が書いていることもあり、諸行無常、諸法無我がベースとなっている。
剽軽の強さと、朦朧の特徴と捉え方を知る。
こういう迷いを起こさせない言い方が私は好きだ
過ぎてしまった痛みは過ぎてしまった痛みでしかない
殊勝
燦々
無に入ることを恐れ悲しむがゆえの痛み
昨日寝て今日起きたって思った時に時間は経つ。そんなふうにまとめてあげないと時間っていうのは流れたりしないものという考え方もある
多分人間って、いろんな時間や、その時間にいた自分を勝手に組み合わせて、自分の人生をまとめようとする。それが最大の煩悩。まとめる作業は煩悩からの解放
アインシュタインの説によれば、本当は人によって時間のすぎ方は違う
もともつれあっていた量子は遊離しても向き合った瞬間に情報が送られる。つまり死者を構成していたものは量子レベルで世界を漂い向き合う奇跡が起きたときに情報としての死者が一瞬現れることも理論上ありえなくない
理解はできなくても可能性はある
アマターバ、無量の光、阿弥陀を信じることで極楽浄土は開かれる
人間が1g減ると富士山を浮かすほどの熱エネルギーが発生する
そのエネルギーにより、死者が出現物として現れることは可能性がある、イギリスでは14%
飛躍したり混じったりすることは豊かさだった
説明しようのない複層的な時間が平板な現実に挟まって訪れる
顫える
佳かった
莞爾
文幸の死の際発生したエネルギーを、自らをもって実感
発光体になると現世の時間に対する煩悩はやはりかなり不自由。発光体になることにより、時空の行き来ができる。
剽軽
剽にして軽かるは玄徳の極みなり
人と酒と植物をこよなく愛し、天地衆生との和合を喜ぶも、なにゆえか剽軽なり