紙の本
ゆがんでる…
2021/01/17 15:42
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
かわいい表紙ににかれて、読み始めてみると…、主人公の環境が過酷すぎて驚くレベル。が、本人がたくましいため、悲壮感はないので、読みやすいです。王太子もいいんですが…、ゆがんでます。
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家族からひどい扱いを受けていたフェリシア。前世の記憶を取り戻して、「普通の幸せ」をすんなりと諦めてしまうのが悲しい。それでも、自分が生き抜く方法を見つける力強さや図太さは見ていて楽しいけれど。全く結婚する気のないフェリシアにウィリアムはもどかしかっただろうな。と思ったけれど、それも含めて楽しんでたかも?と感じられて、ちょっと怖くなった。フェリシアのことを手放すことは絶対になさそうだけど、フェリシアも従うばかりではないいい夫婦になりそう。
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大国の王女なのに冷遇されていた主人公が、腹違いの兄から最後の嫌がらせとばかりに命じられた婚姻。その相手の姿絵を見て、自分が前世好きだった小説の世界に当て馬役として転生したことを理解する……、という話。
蓋を開けてみると、そんなに殺伐とした雰囲気ではないものの、主要男性陣の歪んだ愛情表現にはいまいち理解が及ばない。
だが、それぞれのキャラクターは魅力的でもう少しいろんなエピソードが読んでみたかった。
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溺愛モードの王太子ウィリアム?ひねくれた?イジメっ子?鬼畜な腹黒?顔は良い。
ヒロインのフェリシア王女はどこに惚れたのかイマイチ共感できない。
ちなみに聖女サラも書き込まれて無いせいか不明なまま。
フェリシアの兄、アイゼン国王もひとくせ有りそうだし、素直な性格の登場人物がいない。
一番良いのは暗殺者ゲイルデスね。
ウェブにはゲイルの短篇あった。バンザーイ♥
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家族に厭われ(ていると思っていて)、その最たる兄に厄介払いされ(たと思っている)遠い異国に嫁ぐフェリシア。突如前世の記憶が蘇り、この世界は乙女ゲームで、結婚相手のウィリアムは異世界からくる聖女と結ばれて自分は処刑される運命だと....!そのはずなのに、こっそりと(できてると思っている)平民として生きる準備もしているけれど、ウィリアムが何やら甘い。ウィリアムも兄もフェリシアを大事に思っているのに、それが全く伝わっていない勘違いフェリシアが、ヘビーな境遇にも明るくカラッと過ごしているので、にやにやケラケラしながら楽しめた。
ただ、色々散らされた伏線? はあまり回収されないのでもやっとする感じも残る。続きで触れられるのかな?
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側室の娘で兄妹に嫌がらせされまくって育った割りと大きな国の王女、フェリシア。メイドも使用人もおらず、寂れた離宮で育つ。毒殺されそうになったことから薬草に興味を持ち育成や薬効の知識あり、なんならそれで稼いで生きている。兄王最後の嫌がらせか、大陸最果ての魔物出る国に嫁ぐことになるが、そこで前世の記憶蘇り、嫁ぐ国は聖女を召喚する国で、自分はその聖女のライバルとなる悪女だったことに気づく。
あらすじ書いていてもなんだかネット小説寄せ集め集みたいだなぁと思うけど、テンポ良く進むのと、適度に王様と親しく(ラブラブ)なるのが楽しかった。設定がもう少しスッキリしていたらかなり面白かったかも。