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延期された東京オリンピックでの野球を、アメリカチームの目線で描いたスポーツ小説。監督には元大リーガーの日本人・藤原、彼が切り札として招聘したのは日本とアメリカの二重国籍をもつ芦田だった。日本人でありながらアメリカチームで戦う彼らの“ホーム”がキーワードだ。野球に興味を失って久しいが、久しぶりに熱い気持ちが甦った。
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『8年』の続編。元日本人大リーガーの藤原雄大がオリンピックの野球アメリカ代表監督を任される。日米二重国籍を持った若き天才バッターとともに優勝を目指すが…。『ホーム』そういう意味だったんだなあ。『8年』は何とデビュー作だったんだね。刑事ものにもう一つなじめない作者さんだけど、原点はやはりスポーツ小説だ!
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コロナ禍でなければ行われていた2020年の東京オリンピック。
幻とならなければいいのけれど。
自分のルーツ、帰属意識、居場所をどこに求めるか。定めるか。
国籍問題と絡めてオリンピアンは競技を続ける上にどこに自分のアイデンティティーを持つのか考えてしまった。
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8年の続編なんですね。
こんな形で続編が書かれるとは思いませんでした。
東京オリンピックが予定通り開催されていたらこんな風に盛り上がるのかな。
残念ですね。
ストーリーは平凡に感じました。
8年の方が面白かったですね。
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やはり堂場瞬一作の野球ものは面白いですね!
今回は東京オリンピックの野球が舞台になっており、主人公が元日本人大リーガー選手で、今回、日本人なのにアメリカ代表監督となり、オリンピックで金メダルを目指し奮闘する姿を描いています。
選手のモチベーションの上げ方や日本人なのにアメリカ代表監督という微妙な立場に立たされ、日本とアメリカでのメディアでの扱われ方の違いなど、なかなか興味深かったです。
また、選手として、二重国籍を持つ有望日本人大学生をスカウトし、その選手とアメリカ代表選手と相互の人間関係も面白かったですね!
アメリカの多様性文化と日本の国民性の比較など、なかなか面白い視点の内容でした!
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途中から芦田にとっての「ホーム」とはどこかというひっぱりが
デイトンやウィリアムスがあまりに身勝手というか
アメリカ的な個人主義に見えてしまって
だからこそそのふりでフォーザチームと言われても。。。。
東京五輪が最後の野球開催になるが
それはメジャー機構であれ一部の人々が利権というか
野球恩恵を独占しているからであって
(国際大会としての意義がわからないWBCがあり
メジャーリーガーやプロスペクトは契約、けがの関係ででない)
パリオリンピックに戻してくれとまでは思えなかったなぁ
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堂場さんのデビュー作「8年」の主人公藤原雄大がなんと東京五輪のアメリカ代表野球チームの監督って話でビックリの話。19年振りの続編ってすごいね。まあ、さほど覚えてない私だったので、新たな作品を読んだのと変わりないが、堂場さんのスポーツ物は当たりが多い。この話もいろいろあって面白かった。終わり方もいい。この作品でDOBA2020の4作が完結
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かつて堀江陽子は、大学に入ったあで、日本代表の候補にすらノミネートされることがなくなった。
自ら、アメリカ代表のトライアウトに臨み、最終的には五輪二度出場し、ブロンドメダリストにもなった。
そんな昔話を思い出してしまった。
「居場所(ホーム)」そこで戦うべき場所。
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40野球の楽しさの本質を感じられる作品でした。ペナントレースもいよいよ始まるし、我がチームは調子が良いし。今年は楽しくなりそう⚾️
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初めての堂場瞬一さん作品。
野球が好きってこともあって、300ページ越えの長編にも関わらず割と一気に読み切った。
やっぱりスポーツもののストーリーも好きだって再確認。これの前作である「8年」も読んでみたい。