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おーそんなのあったあったと思いながらも読むも
やはり興味のない時代はツラいかも。
日本の歴史を1冊の本にしているから当たり前だけど、
どの時代もさらっとな感じなので少々物足りなくも感じる。
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第1部 原始・古代
第1章 日本のあけぼの
第2章 大和王権の成立
第3章 古代国家の形成
第4章 律令国家の変質
第2部 中世
第5章 武家社会の形成
第6章 武家社会の転換
第7章 下克上と戦国大名
第3部 近世
第8章 幕藩体制の確立
第9章 幕政の安定と町人の活動
第10章 幕藩体制の動揺
第4部 近代・現代
第11章 近代国家の成立
第12章 大陸政権の展開と資本主義の発達
第13章 第一次世界大戦と日本
第14章 軍部の台頭と第二次世界大戦
第15章 現代世界と日本
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世界史と共に、読みました。最近は、NHKの大河ドラマも欠かさず見ており、戦国時代から江戸時代末期までを、いろいろな切り口で歴史を見ており、そのはるか前の縄文時代から、今一度、近代まで全体を通して興味深く読めました。当然ですが、日本の歴史を350ページでカバーしているので、より興味がある時代や大河ドラマで出てきた時代は、物足りないですね。
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現在、歴史ブームであるが、
ドラマとしてではなく、事実として歴史を受け入れることも
大事である。
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みなさん、「大和朝廷」って学校で習いましたよね?
最古の貨幣も「和同開珎」って習いましたよね?
実は、今は違うのです。
その答えがこの本にあります。
学生時代は、社会科が嫌いで日本史の勉強も
疎かにしていたのですが、この年になって
読み直してみると再発見がたくさんあって楽しいですよ。
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僕は大学受験の際にこの本にお世話になったのですが高校の現役時代では当時通っていた高校ではこの教科書を採択していなかったので買いました。読み直して「社会の教科書はやっぱり山川だ」という思いを認識。
これを読んだのは大学受験以来なんですが、まぁ、それは僕が当時通っていた高校で山川の教科書は採択されていなかったがというのがその理由でして。浪人時代に予備校の日本史の伊達日角講師が
「山川の教科書が標準なんだ」
ということを授業中に熱心にお話になっていたので買って勉強していたのが初めて山川の日本史に触れたきっかけでした。
そして、時は流れて幾星霜。また改めて今回久しぶりにこれを読んで、やっぱり社会関係の教科書は山川が一番いいなということを改めて感じました。大学受験の問題はこの教科書を基準にして問題が出題されると受験時代に聞いたことがあるのですが、こうして受験勉強から解き放たれて、改めて読み物として読んでも、また面白い発見があるということを気づかされました。
個人的には中世や近世のことでかなり頭の中から抜け落ちている箇所が見受けられましたので、この教科書のページをめくるたびに
「あぁ、そうか。こういうことだったのか!」
と何度も口走っている自分がいました。
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チェック項目58箇所。邪馬台国の謎。九州?大和?大和朝廷→ヤマト政権。「大和」の表記は8世紀後半の養老令施工後。推古天皇・・・初の女帝。政情不安のとき。蘇我氏の台頭・・・親族を皇族と結婚させて力をつけるがやりすぎて、その親族同士で後継者争いが起きる。聖徳太子・・・厩戸(うまやと)王子。648年始めて国号が「日本」となる。唐を倣って大宝律令を作る・・・官僚や貴族は特に重い罪でなければ罰せられない。和同開珎よりも古い貨幣・・・富本銭(ふほんせん)。墾田永年私財法・・・昔は墾田永世私財法。蝦夷・・・近世ではアイヌ。古代は「えみし」と読む。東北地方を中心とした地域住民をさしていた。東北地方にもアイヌがいた。大和政権の支配に服さなかった東北地方の人たちのことを「えみし」と呼んだ。藤原家・・・奥州藤原氏は別。平将門と平清盛は遠い親戚。源氏の台頭。義経の最期。北条氏の台頭。特別な階級の女性以外名前はない。1200年代に女性の地位は低下している。元寇・・・蒙古襲来、モンゴル襲来。足利尊氏と思われていた像が今では側近(高師直もしくは師詮)だと考えられている。足利高氏→尊氏へ。1609年から琉球王国のまま日本に帰属している。徒然草・・・吉田兼好→卜部(うらべ)兼好に。吉田を名乗るのは室町時代以降。東山文化は生活に根ざした文化。銀閣も銀箔をはろうとしたが財政難でできなかった。喧嘩両成敗法・・・家臣相互の紛争を私闘で解決するのを禁止、すべての紛争を大名による裁判にゆだねさせることが目的。大名権力の強化。豊臣秀吉・・・82年に秀吉が死去してから8年で日本統一。南蛮文化・・・タバコが始まったのはこの時代から。江戸幕府・・・260年の歴史。長男の立場強い。男尊女卑。離婚には女性が寺に駆け込んで2年の修行をする。結婚は家の相続。生類哀れみの令・・・動物だけでなく捨て子や行路病人、囚人などの社会的弱者にもおよぶ。徳川吉宗・・・倹約令・・・質素倹約。新田開発を積極的。年貢増徴を行ったので農民の不満は解消されず。田沼意次・・・賄賂。水野忠邦・・・倹約令。風俗の取り締まり。贅沢禁止。2年で失脚。1856年井伊直弼の決断。鎖国解禁。五箇条の御誓文→誓文へ。明治新政府になってから一世一元の制開始。「えた」、「ひにん」差別。1875年樺太はロシア領、千島列島を日本領。明治5年から太陽暦採用。西洋風俗が広まる。西南戦争のさなか西郷隆盛死去。木戸孝允病死。大久保利通暗殺。帝国議会に榎本武揚。西郷従道・・・隆盛の弟。反逆者の弟であることから首相就任を断り続ける。じゅうどうが本来の読み。日清戦争→日露戦争。1900年代初期に日本人がアメリカに渡航。安い賃金でよく働き白人労働者を脅かしたことから白人の反発を買う。修学旅行が始まるのもこの頃。片山潜の労働組合期成会。幸徳秋水の天皇暗殺を企てたことによる死刑。1911工場法。少年・少女の就業時間12時間で深夜業禁止。15人以上の向上のみ。製糸業は14時間。紡績業は深夜業を認める。1899年頃は都会と田舎の食生活に格差あり。田舎から都会に嫁にくると帰りたくない。原敬内閣・・・暗殺。満州事変。高度経済成長。
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歴史といえば山川。
高校の頃はあまり興味がなかったけど,
社会でいろいろ仕事をしていたり,
旅行をしていたりすると,
関係する事に出会うことがある。
電子辞書には同じく山川の用語集が入っている。
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日本史を1日でおさらいすることができました[m:230]
分量も多くなく、固有名詞もあまりなく、歴史の流れをつかむことができます[m:66]なぜだろうという視点を持って歴史を眺めると、高校生のころは単語としてしか頭に入ってこなかった史実が流れもったイメージとして捉えることができるように思います[m:228]
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日本史は、中学校で簡単に習った程度でしかなかったため、これまで特に関心を持てずにいましたが、数年前から一気に興味を持つようになりました。
学校では義務的に読んでいた歴史の教科書も、今になって読み返してみると、さぞかし夢中になって読みふけるだろうと思って手に取ったこの本。
ただ、思っていたほどには、はまりませんでした。
1冊にまとめる必要上、どうしても要点しか記載されていないためです。
簡潔なまとめの記述は、あまり印象に残らずに、すいすいと進んでいってしまうもの。
もっと一つ一つの事象について詳しく書かれているものの方がいいですが、教科書というのは基礎学習なので、やはりこの程度が妥当であり、そこから先を深めていくのは大人の楽しさの領域になるのでしょう。
そう考えると、タイトルからして学校教育を終了した大人を対象としているようなこの本が、どこまで再読者を満足させられるものかはわかりません。
もちろん、歴史好きでも好きな時代の偏りによって、興味が薄い時代の事項を忘れていることも多いかと思います。
学生時代を思い出しながら読み返し、その後自分で得た知識と結びつけながら、あらためて全体を網羅するという復習テキストとしての使い方では、利用価値が高いでしょう。
長い歴史を一度に読むのはさすがに混乱するため、じっくり時間をかけて進みました。
私が習った頃の信長像や尊氏像などは、その後の調査で本人の肖像画とは言えなくなったというのは知っていましたが、実際に「足利尊氏像」が「騎馬武者像」として掲載されていた時には、やはり(尊氏じゃなかったんだ)と動揺し、「伝・足利尊氏像」でさえなかったことに驚きました。
また、お市の方の肖像画も「婦女の礼装」そして「小谷の方」として載っていました。
これは、気をつけないと、ゆとり世代の人たちと歴史の話をする時に、食い違いが生まれそうです。
「柳条溝事件」が、実は聞き間違えで、正しくは「柳条湖事件」だというのも、この本で知りました。
記者が「コ」と「コウ」を聞き間違えてしまったためで、柳条溝と柳条湖はそれぞれあり、場所が離れているのだそうです。
目黒不動尊にお墓があることで知ったかんしょ先生(青木昆陽)が掲載されており、そこまで有名な人だったのかと気付きました。
昔は、男性が離縁を申し立てる時には三くだり半をつきつけましたが、女性から離縁することは不可能で、駆け込み寺に逃げ込むしかなかったと思っていましたが、武家では双方の家が話合い、幕府や藩庁に届けを出すことで離縁が成立したとのことです。離縁状は必要ではなかったということで、時代にそぐわぬ柔軟さが時にはあったことを知りました。
過ぎ去った歴史は、決して揺るぎない事実というわけではなく、その後の調査でどんどん変更・更新されていく、生きているものだと改めて思った、新鮮さも感じられるテキストでした。
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もういちど読むシリーズの最初だったか、日本史の教科書。良くも悪くも教科書であることは知った上で触れる本であることは明らか。一旦読み通すだけでは理解しにくい面があるのは仕方ないところか。若干ふりがなが不足していたり日本史に大まかに触れているだけなのでもちろん細かい部分が知りたいと思ったら自分で他の本を探す必要がある。
しかし1冊に日本史が全て載っている本というのは貴重なもので、家に一冊あって損はしない。
案外コラムが詳しいので一部詳しく知れる部分もある。図表はもう少し分かりやすいのが欲しかったところ。
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教養不足を感じ始めたため、あらためて学習し直すために手にとった。
内容はさすが教科書として使用されているだけあって盛りだくさんにもかかわらず、体系的でわかりやすかった。
受験勉強同様、一度読んだだけでは頭に入らないので、日本史の基礎として他で触れたらこの本で確認するようにしていきたいと思う。
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世界史版よりはとっつきやすいけど、やはり教科書がベースなので、面白さはない。
これを読むのであればマンガ日本の歴史の方が良いような気がするので、子供が大きくなったら全巻セットで買ってあげよう!
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9月の15冊目。今年の157冊目。
高校のとき、日本史をやっていなかったので、書店で見かけたとき、ふと思い立って買いました。
やっぱり日本史やっとかないと、世界史やってても意味ないなーとこれを読んで思いましたね。ぶっちゃけ、ほとんど日本史は何も知らなかったので。日本史だけでも駄目だし、世界史だけでも駄目ですよね。グローバル化。
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古代の中国との貿易など若干を除けば、江戸時代が終わるまでほとんど他文化圏との交流がないまま明治維新を迎える内向的な国家日本。
ところが、時代に即してみてみると東と西、さらに蝦夷地(東北)では近畿の政権に服従するひとびとの温度差がある。これは、たとえば平安時代後期の平将門の乱(地方への土着[p56])などに表面化している。
つまり、遣唐使の廃止[10~11世紀、p60]や鎖国で引きこもったというのは現代的な視点で、その当時からすれば内部に異文化、異国があったはず。
古い時代では、国家権力は局在していたし、常に局在化する傾向があった。つまり、点の国家であった。それでも表面的に従属していた事実[p65など]があるために、現在からみてひとつの国のように考えてしまいがち。
国境が意識されるのは常に外圧による。古代が西日本寄りであったのは、大陸に近かったからではないか。たとえば、対馬は朝鮮半島との窓口になっていたり、女真族の侵略[「刀伊の来襲」p60]や蒙古襲来[p97-]にダイレクトに晒される位置にあったから、日本の領土としてはやくから意識された。それに対して、北海道は江戸時代後期にロシアの触手が伸びるまで日本として意識されなかったという[p192-193など]。
また、鎖国ができたのも、おもに江戸時代初期までは金銀が多く産出したから。しかし、やがて産出量も減り、火災などの復旧で財政難に陥る[p165-166]。この財政難はスムーズな<明治維新>を可能にしたという[p219]。(また、建前では幕府に従属していた西(西南)日本の諸藩(=温度差、権力の散在、点の国家)では独自に財政難を克服[p196]していたのも大きい)
明治維新まで大きく見ると日本は西日本(平安時代終わりまで)→東日本(鎌倉幕府)→西日本(室町幕府から安土桃山時代終わりまで※しかし、この時代(ターム)は権力が局在というより散在したといえる。戦国時代)→東日本(江戸幕府以後)と変遷してきた。初期の明治政府は西寄りだった[原敬が初の岩手県出身の総理大臣、p275]。
明治維新という革命(手術)を経て、なれない世界交流へ乗り出す。そして、スタートダッシュが遅かった小さな島国が、国際連盟で常任理事国に選ばれるようになるまでになるのは奇跡だというがそうだろうか?むしろ、アジアにおける無難な緩衝材(国)として列強に利用されていたのではないか。日英同盟がその顕われ。
日露戦争に勝利してしまったために、軍部がますます肥大化。ただ、政府は比較的冷静に現実をみていて(関東軍との温度差など[p296など])二度の軍縮[p280、p293-294]で軍を抑えようとしたが、武力(暗殺など)と民意(集団ヒステリー)の前には無力だったし逆効果でさえあった。
ついに、戦争によるしか解決(軍の力を削ぐ)方法がなくなり、日中戦争、挑発もあり(やはり戦争機械は外部にある)太平洋戦争へ突入。後、米国の大手術で(安保闘争などの摩擦はあったが)現代へと至った。
日本の成り立ちはイングランドに匹敵する(「ケルト周縁(ケルティック・フリンジ)」)その中心性のなさに特徴がある。古代から外部に中心を求めていたし(金印などにみられる中国との交流、「小国にわかれて、それぞれ中国と通交し��いたと思われる」[p12])、内部に中心が生まれてもすぐに移動(振動)する(平城京から平安京までのなかでも何回も遷都がある[p47]し、藤原氏の進出がむしろ秩序を乱したともある[p40]。また幕府の位置も西へ東へ。江戸幕府もおもに文化的側面では文化文政期まで東西勢力は均衡していた[p198])。総理大臣は昔から何度も入れ替わるし、元老政治家も一人ではない[p249]。第二次世界大戦では、歴史の流れとはいえ、欧州がおもにヒトラーやムッソリーニ周縁に責任を見て取れるのに対して、日本ではそういう明確な人物は浮かび上がらない。地球と太陽の程よい距離ぐらい奇跡なのは、このように周縁的でありながらもひとつの国としてある一定のベクトルをもって進んできたこと。それは現代も変わらない。中心は常に相対化される。中心に立ちたいと思わないものはいない。それをお互い足を引っ張り合って、私こそ立とうとするエネルギーこそ、そんなベクトルをつくりだす。これは、ミクロの欧州の近世にみられる勢力均衡ような作用ではないだろうか。
☆メモなど☆
※事件の順番:(※三・一運動→)三・一五→五・一五→二・二六
※第二次世界大戦(太平洋戦争)への道:軍と政府の分裂と世論(国民)の軍支持[p295-297]→なぜ??{世界恐慌などの貧窮、軍縮などの諸外国による間接的?内政干渉?、常任理事国としてのプライドが不況を恥じたか}
※軍部台頭[~14章]への道:日清/日露戦争、海外出兵(シベリア[p271]など)などで拡大→国際的な軍縮(ワシントン会議における)=その後のクーデターなどへの布石か[p280]※また、ロンドン条約[p293-294]なども→政治の腐敗→台頭
※明治政府の急進的な改革[p232,p239「ヨーロッパでは『懸念し』ていた]→士族を中心に不満がつのり西南戦争を頂点に[p234]政府に武力抗争→自由民権運動(旧政府高官の嫌がらせが発端。。?[p233])へ移行→政党政治(議会発足)への道
※元老政治家[p249]
※〈明治維新〉の大改革(廃藩置県など)がすんなりできたのは、財政難だったから[p219]
※〈明治維新〉への道→西(/西南)国の工業力(諸外国との窓口であったから?また、財政難も独自に克服していた。)[p196]尊王思想(儒学が基盤)[p206]、井伊直弼の独断[p210]
※成功しない改革(新井白石、松平定信、水野忠邦、開国後のもの[「在郷/外国商人の反対」p211-212]など)→なぜ??鎖国していたから内向的?→学問の発展[p177]、読み書きが庶民まで浸透する[p198]のは驚異的では?
p191 人足寄場
※国境の画定と開国:蛎崎[かきざき、松前]氏について→アイヌと和人のあいだで[p187]、ロシア人の接近に「おどろい」て[p192-193]→樺太を探検し日本とした、ペリーの高圧的態度に「おどろい」て[p210]
p183 なぜ財政難??→戦国時代後期は金銀が産出していたが、火災などの復旧で[p165-166]
p131 戦国大名のルーツ→1,国人や守護代をおさえて(武田、島津など)、2,国人や守護代からの成り上がり
P88 おもに勧進上人によってインフラが整えられる
p84-85 地頭はそれまでの荘園領主をじわじわ侵食し、地頭請や下地中分へ
※大化の改新で中大兄皇子が叔父(孝徳天皇)と不仲にな��てみすてるというのは、気持ちがよくわかる[p30]。こういう人間的な出来事が歴史を大きく動かすのが古代、中世か。武士が台頭する過程で土着[p56]や寝返り[足利尊[高]氏、p103] がみられる。