紙の本
お疲れ様でした!
2021/10/10 11:00
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投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
376本目 残された道
377本目 強さの証明
378本目 私からあなたへ
379本目 最後尾の少女
380本目 見慣れた傷跡
381本目 反抗期
382本目 勝負
383本目 幸福
384本目 旭
385本目 名前のない代表者
386本目 真春
387本目 「またね、」
最終話 二ツ坂高校薙刀部
あとがき
平凡な少女が、憧れの先輩の背中を追い、何度も転びながらも「あなたのようになりたかった」と努力し続けた結果、憧れの先輩から「そういうこと全部、あんたに教わったんだよ」と言ってもらえるまでになったお話。
「今」しかない、青春の輝きが胸に残る作品。
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この漫画、
主人公は決して突き抜けていないし、ヒロイン然とした華もない(笑)!
その証拠にこの最終巻、唯一の見開きカラーページは主人公ではない彼女の憧れる登場人物のアップなのだ(笑)。
でも、だからこそ私はこのヒロインに感情移入出来る。
一足飛びの成長譚でなく、少しずつ少しずつ何者かになってゆく主人公の姿に自然と胸を打たれて、本当に良く練られた物語だと思った。
名作だ!
21、31、最終34巻は特にグッと来る。
また始めから読み直そうっと。
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【あらすじ】
インターハイ団体決勝・VS.熊本東戦、1勝2敗1分け、本数3対4――ギリギリつないだ大将戦、旭は因縁の相手・島田との対決へ!!「私でも、あんなふうになれますか…?」かつて強き女・真春に憧れ、薙刀部へ入部した少女は会場中・日本中が固唾を飲んで見守る、第1コートの中央に立つ。
小さくても、弱くても、才能がないと断罪されても傷ついても、うまくいかなくても、人より歩みが遅くても。眩しいほどのひたむきさ。周囲を掻き乱すほどの貪欲さ。“野心”を胸にただ走り抜けてきた彼女が身体と心以外何も持ち込めないコートの中、目の前の相手と真っ直ぐに向い合う――!!ここから見えるのは、歩んできた道程と、これからも続いていく道程。
9年半に及ぶ連載、遂にグランドフィナーレ。強くなりたいと願うあなたへ贈る。堂々完結、34集!!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
薙刀に青春をささげた乙女達の、笑いあり・涙あり、友情・努力・勝利の物語、堂々完結です!正直、なぜこの漫画が世の中で話題にならないんだ?と不思議に思うぐらい面白かったです。
薙刀初心者の主人公が、カッコいい先輩に憧れつつ、精一杯の努力をしながら、自分なりの技術や強みを見つけていく…運動系部活動を経験してきた方なら、誰でも身に覚えがあるのではないでしょうか。今更戻れるわけではないけど、あの輝かしい青春の日々を懐かしく感じると同時に、久しぶりにちゃんと「努力」してみよう!と思わせてくれる作品です。
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1巻から面白いなーと思って読んでましたが、最後まで本当に面白かった!連載が9年半も続いてるとは知りませんでした。主人公の旭だけでなく、周りの登場人物の心情や背景もすごく丁寧に描かれており、どの人にも感情移入しちゃいます!!
どなたかが書かれてましたが、少女漫画というよりスポーツ漫画って感じです。友情・努力・勝利!!
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・376話
まさか最後の試合が島田とになるなんて最初は思いもしなかったし、まさか島田がこんな圧倒的存在感のある子になるとも思いませんでしたよ。
・377話
鬼気迫る闘いだ。
スピードを読んでると感じます。
これが映像で見れたらなあ〜!
・378話
えーん、泣ける。寧々さんずるい。
これもアニメで観たいすぎる。
みんなの思いが今たった一人、東島旭に注がれている。
・379話
少なくとも試合場では、情けや優しさは不純。
・380話
薙刀始めたての旭と島田並ばせるのやめてくれ。泣いてしまう。
怪我してる旭に棄権を勧める真春。
そんなこと旭は絶対出来ないって分かってるでしょうが。
・381話
失うほどのものを持ってないことは、強さです。
・382話
何だか、高校に入って薙刀に出会って一から始めた者同士の闘い、これがこの漫画のラストに相応しいんだって凄く思っちゃいました。
・383話
繰り返される技の応酬。
ほとんどそれだけなのに、退屈なんてしないし目が離せないしとっても濃密です。
・384話
旭が勝った。代表者戦どうなるの。誰が出るの。
揺らぎが、島田から淀みを拭き取った。
・385話
そこで宮路vs戸井田戦になるの、熱くて泣きそう。
旭はやったんだ。次は真春の番なんだ。
・386話
先輩って、やっぱりかっこいいですね。
旭と対になるキャラクター、真春と対になるキャラクターを生み出した事、二つの目線を共有してる感じ、すごく良いです。
・387話
二ツ坂が優勝かあ。すごいなあ。強いなあ。
いろんな人の思う薙刀の在り方を、変えるきっかけとなったのは二ツ坂という存在なんだよなあ。
・最終話
「今の気持ちを思い出せなくなってしまっても、きっと今日のことは忘れないだろう」