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グランシスタに到着したビィト戦士団。ミルファの父であるグランシスタ王との出会いと、キッスの拘束。父と王、グランシスタ王の二つの顔が見れて面白いパートです。ヴァンデルたちの侵攻が進む世界。ビィトをめぐる七つ星の抗争。殺伐とした世界なんだけど、ちょっとしたところに挟まれる人としてのエピソードが、深刻さを忘れさせてくれます。
とはいうものの、物語はヒスタリオの襲撃へ。
ライオを引き連れて、ということでビィトだけでなく、ミルファやガレルたちも動揺。さすがは、英雄ゼノン戦士団。生きる伝説でもあった彼らの存在は、今でも人々の心に大きな存在であることを教えてくれます。今でもというか、今だからこそなのかな。
ライオに葛藤する感じがないのが怖い。
別れはビィトを成長させるのだろうけど、どんな形になるのだろう。介錯するのかなぁ。塵と散ってゆくのを見届けるのかなぁ。
クルスが生きていたときは、みんなどんな形でも生きていると思って。
翼の騎士が現れ、その後共闘してゆくにつれて、ゼノンはいなくなってしまったのかと思って。
ここへきてのゾンビ・ライオの登場は、しんどいなぁ。