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オウム真理教の一連の事件をモチーフとした作品。
登場人物を実在の信者だった人達に置き換えて読むと面白い。
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『不夜城』から、気がつくと新刊をチェックしていて、最近は社会問題も絡めた話も多く、それをぎりぎりでなぞらえている感じがたまらなく好きである。今回の話しは某宗教団体になぞらえたものであり、とても描写が緻密であり、こうだったのかもと想像力をかきたてられるが、なんだかんだでいつもの馳星周に還っていくということも忘れないのがたまらなく好きである。
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1600頁という分量の割には、読みやすかったと思う。
馳星周は10年ぶり位に読んだのだか、依然と全然変わっておらず、単に作品の舞台と出演者が変わっただけ。つくづくこの作家は、表現ではなくシチュエーションの作家だと思う。
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「小説で学ぶオウム真理教」みたいな感じ。
読んでると非常に憂鬱な気持ちになる。
カイジっぽい体言止めがどうも合わない気がしたけど、ごく一部の描写のみで終わってくれたのでよかった。(それはそれで統一感としてどうなのかと思うけど)
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オウム真理教の一連の事件にインスパイアを受けた小説。
ちょっと古いがキャッチーすぎる。
また、話が無駄に下品で暴力的な感じではなく、墜ちていく人の葛藤と、加速する堕落感がたまらなく面白いです。
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だれもが楽に生きたい
世界が狭く、目標を押し付けられるきとがいかに楽か
そして、どんな世界、社会においても、自分が身につけた技術能力は役に立つ
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やれやれ。
オウム真理教をベースにしたノンフィクション小説、だが、これはノンフィクションと言えるのだろうか?所々詳細を意図的に改変し(小さいところでは選挙での得票数なども)、ラストでは大きな暴走を見せる。
ノンフィクションであるならば、例えば坂本弁護士一家殺人事件を恣に書くことは許されるのだろうか。読んでいて、死者を冒瀆しているような、不快感を少なからず持った。そして、ノンフィクションであるならば最後の暴走はなんなんだろう。事実からかけ離れる、これは作者の創造力というよりもむしろその欠如ではないか。警察庁長官を撃つ、というのも非常に安易だ(そして順序が変わっている)。
この作品のレビューしている人たちの中には高く評価している人たちもいたりして、勿論それはそれで構わないが、「主人公たちも実際にいた人たちなんじゃあないか」とまで書いちゃっている人もいて、そういう読む能力の低い人たちもいることを考慮して(ノンフィクションを本気にしてしまう人もいちゃう現実を)欲しい。
これはノンフィクションというよりも二次創作。
気になったところでは上巻p791「これが村西とか新津だったか?」が誤植。
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馳ノワールはもう読まないと決めていたのだが(だって誰も幸せにならないんだもん)、オウムに興味ありの私に勧めてくれる人があり読んでみた。
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只今、下巻も読みすすめている真っ最中、上下巻で1600ページとはいい加減にしてほしい(読む先は絶望しかない)このクソの様な展開が現実なんだから恐ろしい、政治家、警察と教団の癒着があったとしたら世も末だ。TVを賑わす暴言・暴力の豊田真由子議員しかり、映画『日本で一番悪い奴ら』を観ても亡国の危機であることは間違いない。詳細レビューは下巻にて
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クソ面白い。800ページもあるのに一気に読んだ。オウムをモデルにしてるわけだけど群像劇としてしっかり読ませてくれる。特に児玉がクソ野郎で良い。