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かの(個人的)ビッグネームが今回も非常においしいところで登場してくれて嬉しかったなあ。
薩摩の士族たちや、母親を亡くした女性を思うと心苦しいところもあるが。
今回はより切実で切ない話が多かったように思う。
特に『フロイスの鏡』は容姿にコンプレックスを持つ少女の話なので、現代の問題にも通じるところがあって考えさせられた。
兎月がモテる話でもあったし。
師匠が師匠だから、ダンスも出来るとじゃ芸達者である。
話は全体的に切ないのは前述通りだが、事件として切ないのであって、兎月とツクヨミ、パーシバルの和気藹々としたじゃれ合いは楽しく、町の人たちとの交流も読んでいて微笑ましくほっこりできた。
今回は冬場の避難場所として立派な分社ができたし。
メイン3人が本当にほっこりできる人たちなので、これからも仲良く函館の町を守っていってほしい。
兎月は一人じゃない、頼れる仲間たちがいるのだから。
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3.7
面白かったです。
色々と事件は起きるものの基本的にほのぼのしてます。
ただ、前作よりはインパクト弱いですね。
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#読了 季節は12月。パーシバル邸のクリスマスパーティーに出席したり、年末年始の書き入れ時?に参拝客がたくさん来てくれたり、神社も兎月も、どんどん函館の街に馴染んでいっている感じ。怪異が引き起こす騒動は人死にがあったり、人の中の欲望を直視するお話だったりでおどろおどろしいんだけど、兎月もツクヨミもパーシバルも、みんな前向きでホッとする。
土方さんは、これからも結構でてくるのかな?それも楽しみ。
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プライムリーディングで読みました。表紙の絵の感じだと、ラノベ類似なのかな。面白いかというとそうでもないけど、うさぎさんの神様が出てきてほっこりしました。
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自分の悪の部分に隙あらばと怪ノモノに取り憑かれ、それが悪事を働いてしまう。これは人間の悪の念が変質したものだった。その悪行を止める元侍で神社の用心棒である兎月の優しさに心打たれた。
1巻でも登場した土方歳三が手助けしその寛大さに惹かれた。2人が今後どのような活躍を見せてくれるか気になる。