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ポーの一族の続きが、1次創作されているという令和の奇跡の時点で星100位あるのですが、今回も濃密な物語の構成で、ランプトンは語る、の絵がどう描かれたのか…が描かれています。ランプトンとドミニクの幼いころの友情、庭の思い出、果たせない約束、そして僅かに染みてくる現実の辛辣さ。漫画3冊分位の濃度がある気がする。
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1888年、イギリス・レスター郊外での話。体調を崩したアランのために、身を寄せた、アーサーの館。エドガーは、アランを「眠り病」と偽り、アーサーに、保護をもとめるために、川の中に入る。
、、、エドガー、苦労、しているなぁ、でもアーサーを、小悪魔ぶりで、翻弄したりもしています ♡
アーサーの館に、アランを隠してもらえる事になったエドガー。
ありがとうアーサー
きみたちには 驚くよ…
ほんとに エルフの 一族なのかも しれないな…
そうですね
人間にまぎれて暮らしているんです
人間にまぎれて…?
人間のフリをしてか…?
何をいうんです アーサー
大人は
エルフなんて おとぎ話を
信じては いけませんよ
、、、このときのエドガーの、小悪魔的ないたずらっぽい笑みが、素敵です ♡
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萩尾望都さん、やっぱり大好き〜!!
「ポーの一族」もう1回読み直そう!
ミュージカル観にいきたいです!
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前巻「ユニコーン」で現代に現れたエドガー。てっきりその続きだと思って、アランは?アランはどうなるの?と息せき切って手に取ったら、あら、またもや時代をさかのぼって、あのランプトンにまつわるお話だった。アーサー卿の過去に焦点が当たる語りに、もちろんひきこまれて読んだのだけど、これ少なくとも(2)があるわけですね。むむぅ、アランの運命はどうなるのか、気になって仕方がない。萩尾先生、早く読ませてください~。
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「ランプトンは語る」のアーサー・クエントン卿が、エドガーを描くところ。
本編で描き切れなかったところを埋めていく外伝。
あれだけ稠密な本伝があるのだから、外伝への誘惑もいや増すというものだ。
エドガーが自分たちの生態に関して経験不足なところが面白さを加速させる。
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ユニコーンから時代がまた跳ねて行ったり来たりしているから、エドガーの知識にいろいろ偏りがありそうだけど、現代は少年のエドガーでも生きやすいんじゃないか? そして、アランのために暴走を始めるエドガー。
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まとめて読むと、連載中 自分は何を読んでいたのかと思う。
全体を俯瞰で見渡せる読み心地はよいものだ。
27ページ最後のコマは連載時と違う。思えば旧シリーズ『リデル♡森の中』、単行本ではリデルの髪の流れを強調するホワイトが描き足されていた。
Vol.4の見開きトビラ、エドガーとアランの間に白クジャクがいるのは、140ページのブラザーの台詞に照応していることに今さら気づく。
気になるのはカンタベリー物語「騎士の物語」の内容。読まずに臆断してしまう。おそらく、貴婦人へのかなわぬ恋の物語。
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40年ぶりのポーのシリーズで一番好き!
→「『ポーの一族』~新旧ファンは」
https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/e9ef2b7fa2d1e0c5a68e15615ec7d70e
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現代に近い時代の話が続いていたが、この物語は十九世紀後半が舞台。「ランプトンは語る」につながる話となる。
どういう話か忘れていたので、巻頭にある関連作品を読み返してみる。そこで気なったのが、「絵柄が違う」ということ。これは致し方ないことだと分かってはいるのだが。エドガーとか登場人物の「描写」というかキャラクター付けは変わっていないので、そこは納得するしかない。
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再開後のポーの一族が気に入らず、気に入らないと思うのが嫌だから、もう読むのはやめようかと思っていた。これは良くて、安心した。元のシリーズの外伝になっているので、素直に入れたんだろう。ただし、元のやつをすっかり思い出せるほど読み込んでいないので、困っているところ。
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私は「ユニコーン(1)」で、「この『ポーの一族』が終わるだろう」と確信的に予測したのであるが、萩尾望都は想定外の行動をとった。現代から一挙1888年に時を戻して、前シリーズはうっちゃって他シリーズを立ち上げたのである。
エドガーとアランは、やはり「ポーの一族」では一体のものなのだ。そう簡単に秘密を暴いて異次元に飛ばすことはできなかったんだろう。
この時は、エドガーは未だポーの村から離れてあまり時代(とき)が経っていない。人間世界での生活に慣れていなくて、失敗も焦りもしている。メリッサの幽霊?が囁いた「ひとつだけお願い」の意味はなんだったのか?アーサー卿は何故、誰によってポーの一族の仲間になるのか?語られていない時代を埋めるという理由以外に、この時になって新しい物語を作り始めたのは何故か?さまざまな「謎」を残して、あと一年と少しまた待たなくてはならない。まぁ続編を30数年間待った身としては、そんなことは屁でもない。
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『ポーの一族』の中で小鳥の巣のその後と同じぐらい気になっていたクエントン卿とエドガーたちの出会い。まさか、まさか40年以上経って読めるとは。
人の生命を喰らわなければ生きていけず、非情な殺戮を繰り返しながらもつい人の世界に心を寄せてしまうエドガーの矛盾は、多分40数年前の『ポー』であればもっとロマンティックに描かれていたのではないかと思います。2020年代に現れたエドガーはもっと身も蓋もなく血に飢えるバンパネラであり、それでいてより一層人間的に描き込まれていて、読者としてはそれに戸惑いながら、昔とは違う顔の、しかし紛れもなく連続している物語に引き込まれずにはいられません。次巻を熱烈待機。
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こういう不穏な、ドキドキする感じ、とても懐かしい。
『ユニコーン』の続きも気になるけど、こっちの続きも早く読みたい!
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アーサーとの関係が親密になるにつれエドガーの心も揺れている.アランの眠りのために身動き取れないエドガー,どうなるのだろう.
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1888年レスター郊外、ロンドンへ向かう途中で道に迷ったエドガーとアランは美しいバラ園のあるアーサーの邸宅に身を寄せる。アランが深い眠りについってしまったため、アランの身を隠す代わりに、エドガーはアーサーが描くランプトンの絵のモデルになることになる。
今回は一巻では終わらないので続きが楽しみ。