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子どもに大人気のおしり探偵、サバイバルを知っていますか?
戦後子どもたちはどんな本を読んできたのか。ありそうでなかった本に関する本。
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子供に関する小説や漫画を戦後から振り帰ったり、編集者の戦略を紹介したり、と、楽しくあっという間に読めてしまう本ですが、P353と、かなり分厚い本ではあります。
私自身としては、今の子供たちが、
どんな本を読んでいるのかな?ってのを
知りたいだけの軽い気持ちだったのですが
今までに売れた、漫画、小説、雑誌の紹介から
時代背景、出版社の思惑をすることができます。
その中でも、特に、
P156 ドラゴンボールやスラムダンク終了後
マガジンに逆転され、20万部ほど差がつけられた後の努力による、ワンピースや遊戯王、ルーキーズ、ハンター×2、ナルトなどの新連載に繋げたり、「コロコロ」的なメディアミックスで稼ぐモデルへの変換など、鳥嶋編集長の話
に、深く感銘を受けました。
この本を読んだ本当の目的としては
12歳。、こちらパーティー編集部っ!、
いみちぇん、四年霊組こわいもの係、
マジックツリーハウス、グレッグのダメ日記、
ふしぎ駄菓子屋銭天堂、一期一会、
動物と話せる少女リリアーネ、54字の物語
などを読ませようと思いました。
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少子化の時代、おまけに子供はゲーム三昧という時代背景で、
いま、子どもの本が
売れる理由
と言う題名に惹かれた。
新書程度の軽さを期待したのだが、
そこは筑摩書房刊だ。
細かい字で、353ページびっちり書かれている。
体力的に今はしんどい。
鍛え直して、再挑戦できるまで、
積読しかない。
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幅広い文献にあたり、事実を積み重ね、子どもの本の実像に迫っている。古い時代の児童書の歴史は他書で学んでいたが、最近の事情、国外の事情は初めて知ることが多かった。独特の市場であることもよく分かった。
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書名を聞いて「え?そうなの?」と思う人が
多いと思います。
出版不況、少子化、読書離れ、などと色々言
われている中で、本が売れている状況という
のは想像できないと思います。
ところが実際には14歳以下の人口一人あたり
の書籍購買額が、20年前より倍増していると
いうのです。
言われてみますと、書店には幼児向けや小学
生向けコーナーが多く作られています。
書店が大型化したこともありますが、昔の書
店には見られなかったものです。
なぜ活況なのか。どんな本が売れているのか。
当然昔から読み継がれている作品もあります。
しかし児童書こそ、社会の今を反映している
ことがよく分かる一冊です。
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かいけつゾロリがなぜ子供たちに読まれるのか、おしりたんていが人気な理由、小学校女子に12歳。という本が支持されている理由、が分析されている。ほー。
勉強になりました。
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これはなかなかに興味深かった。最初の方、児童書の歴史についてはちょっとかったるかったけど、後半、具体的な作品のいちいちについての論考は、どんどん読まされる求引力があった。ジャンプ、コロコロ、ちゃおについては、なるほどって感じ。以下の各書は、子どもに勧めてみたいと思えたもの。それにしても、確かに言われてみれば、幼少時は児童書コーナーなんて、全然魅力的な場所じゃなかったですわな。
ルルとララ(あんびる)、ほねほねザウルス(アンモナイツ)、グレッグのダメ日記(キニー)、王女さまのお手紙つき(ハリソン)、リリアーネ(シュテーブナー)、まんがでよくわかるひみつ文庫、学校では教えてくれない大切なこと(旺文社)
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子どもの本をいろんな方向から見るのにぴったりの一冊です。
児童書、絵本をめぐる環境はそんなに悪くないし、学校図書館が良くなってきたのはわかるけど、もうちょっとどうにか(予算だけでも)ならないの?!という憤りは横において、
とくにおもしろかったのは「ヒットの背景ー幼児〜小学生編」。
いかに子どもたちを楽しませるかに心を尽くしているかがわかる「おしりたんてい」や「かいけつゾロリ」をはじめ、怖面白い「銭天堂」、憧れを読ませてくれる「王女さまのお手紙つき」、環境問題に切り込む「動物と話せる少女リリアーネ」‥本書によって、新しい本の楽しみ方の扉が開いて感謝です。
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☆読書→ブクログしかしてない自分・R050916「若者の読書離れ」というウソを読みたいが貸出中(本が売れないで困るイメージ作りは出版社の戦略か?)
2000年ハリーポッター 1950年図書館法、1953年学校図書館法
出版ビジネスの図書館ルート 児童図書児童図書十社の会
読書感想文コンクール 課題図書になると売れる→作家が選定に入りやすい主題、内容に向かう弊害
日本社会党参議院議員肥田美代子国会で質問・政治的に図書館強化☆本を売るためなのか、読書の効果のためなのか不明・ポプラ新書から本出版
お話しマラソン、幼少期の読み聞かせ、赤ちゃんに本プレゼントブックスタート→いざやってみると、赤ちゃんと親の喜ぶ表情、図書館への来館習慣
愛子様いないいないばああそびシリーズ
朝の読書運動→学級崩壊対策、沈黙の時間
2000年代にハリーポッターだけヒット
調べ学習→学校図書館 感想は求めない 学校図書館・公立図書館で税金で予算→書籍が売れる☆国の買い上げと同意
☆図書館のスペース、建物、人件費が無駄か?昔のパソコン室と同じ状態かもしれない?図書館では多すぎて本たどり着けず・新しい本があるので書店での購入がバカらしくなる・家の省スペース化
コロコロ、少年ジャンプ→棲み分け ポケモン、YouTube…全国の小中学生にブームになっているものとのリンク(ビックリマン、ミニ四駆、ポケモン…)
おしり探偵 ヨシタケシンスケ
1985年角川文庫ぼくらシリーズ 宗田理 汚い大人をやっつける(☆いつの時代も普遍的なテーマか?独身の自分は子供の気持ちが分かる気がするが、今の仕事=汚い大人の仕事?Water Boys、スイングガールズ…学園ものまた見てみたい気もする)
学習漫画市場、よくわかるシリーズ
中国に絵本文化を根付かせたポプラ社
市場原理で書店が消滅した市町村→学校図書館、公立図書館の増加でカバーか?
☆本の出版、流通関係で雇用が多数か?電子書籍は記憶定着悪いとのハック本の記載→電子データを図書館に送る・図書館で3、4回回し読みできる用紙に印刷(印刷、輸送時のCO2削減)
本を読んで頭の中を整理する自分のスタイルに合っているかも?気になったことがあれば関連する本を借りる・ブクログへ記録→いつ借りたのかで当時の興味を知ることができる