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新型コロナで図書館で本が借りられないこともあり、3週間くらいかけて年表を作りながら読みました。どうしても大絶滅に目が行きがちですが、筆者の博覧強記には頭がさがります。
環境とそれに対応するための進化、特に低酸素への呼吸器の対応あたりは面白い。絶滅についても、恐竜絶滅のK-T境界絶滅の説明は目から鱗でした。洪水玄武岩の数十万年にわたる温暖化がボディブローのように続き、ノックアウトの一発が隕石落下というのは、半端ない説得力。
最終章だけでも、多くの人に読んでもらいたい。
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これは最高にお面白い本だ。現在の科学の最先端の立場から生命の誕生と進化について論じている。素晴らしいのは、とてもわかりやすく書かれていて、まるで小説を読むように読み進めるということ。
現代人にとって必読の書である。
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私にとっては難易度が少し高すぎました。
生命の歴史を誕生から現在まで振り返り、未来への展望を語っている本です。ある程度、生物に精通している人ならば、非常に面白く読める作品だと思います。
ただ、知識不足の私でも、興味を惹かれる部分は多数あり、読んでみる価値はあるのではないかと。特に、酸素濃度が生物に大きな影響を与えていると知り、面白いなぁと思いました。