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また泣かされてしまった。
ストーリーも結末も知っているのに。
(微妙に忘れている部分もあったけど)
『アナン、』よりもシンプルな、エッセンスだけを抽出して
柔らかく噛み砕かれたような・・・そんな本。
子供向け、かもしれないけど、ある意味。
私は“アナン”を忘れないために持っていたいなと思った。
この本を。
大事なコトは胸を震わせて、深いとこまで届くけど
時間が経つと薄らいでしまう。
人間は忘れっぽいイキモノだ。
時々読み返そうね。
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イエナシビトのナガレさんと、彼に拾われた赤ん坊アナン、そして猫のバケツの過ごした時間を描くファンタジー。「アナン」の子供向けバージョンだそうですが、侮るなかれ外出先で読んでいても涙が浮かんでしまいました。優しくて哀しい。神様からの贈り物みたいなアナンが旅の中で成長していくのは嬉しいことなんだけれど、少しずつ道が分かれていく寂しさもある。このまま二人と一匹で幸せな時間を紡いでいけたらいいのに、と願わずにいられませんでした。猫のバケツが人間以外と会話するところから脇役たちの人柄やそれまでの人生が見えてくるのも面白い。ずっと残っていってほしい作品です。
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子供向け「アナン」。
原作をシンプルに影を落として書かれた作品。
当然子供向けになったので中学生以降はそちらを読むことをオススメします。
小学生のうちからこんなの読むのか… すごいなぁ
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最初は、なんとなく『星の王子様』を読んだときと似ている感じを受けた。
ファンタジックな話なんだなぁ、ちょっと苦手かも?と思ったけど、アナンが成長していく描写と共に私もこのストーリーにぐいぐい引き込まれていった。
登場人物が魅力的で好き。
『アナン、』も読んでみようっと。
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大好きな作品「アナン、」を子ども向けに書き直された本。
猫のバケツ視点で物語は進む。
バケツがずっとナガレのそばにいてくれて良かった…
涙でボロボロになりながら、そう思いました。
許されない人たちが、初めて人を愛し、そのために努力し、そして掴んだ幸せの、なんと危ういこと。もの悲しいこと…。
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『アナン、』が大人向けだとしたら、
ぼくとアナンは子供向けでしょうか。
ネコ目線で、アナンとその周りの人たちとの話を見ています。
話の流れは『アナン、』とあまり変わらないのですが、刺激的なシーンが柔らかく書かれています。
2013年、最後の本。
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小さな子供が読むには長すぎ、ある程度大きな子供が読むには文章が若干幼すぎる。
ファンタジーなのだが、身近に起きるであろう死の描かれ方が、あまりにもぼんやりと、やんわりと書かれている。
ちょっと残念だった。
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読み始めたらスイスイ読めた。
子供向けらしいがページは多く子供には大変な気がする。
私は普通に楽しめました。