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童話と呼ぶのはどうかとも思うけれど、私の子供時代、強く心に残った作品。子供だけがもつまっすぐさや鋭さなど、もう一度読み直したいなあ。
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大金持ちのお嬢様の点子ちゃんはちょっと変わり者。友達のアントンはお母さんと二人暮し。病気で働けないお母さんの代わりに毎日お手伝いをして、その上、路上で靴紐を売って生活費を稼いでいます。点子ちゃんも、路上でお金を稼ぎます。ぼろを着て物乞いをするのです。点子ちゃんのお父さんとお母さんにはもちろん内緒です。二人は毎晩舞踏会や観劇に出かけているので、点子ちゃんはいい子で眠っていると思っているのです。
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なにがいいことで、なにが悪いことか、良く分からない子どもの頃、善悪を分かりやすくユーモアたっぷりに教えてくれた本。もちろん物語も痛快愉快。大人になって、その意味深さに、再び気付かされました。何歳にとっても必読書!
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小学生のころ以来久しぶりに読んだ。高校のときに映画は見たんだけど、俺の記憶とは違う。
ユーモアにあふれて、最後はめでたしめでたし。とてもケストナーっぽい作品。僕はベルタが好きだよ。
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この出版社じゃないもので読んだんですが、「塩を忘れるなアントン!」が忘れられません。男の子と女の子の子供ながらの友情が一生懸命でいじらしくて元気が出ます。
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点子ちゃんのユーモアとアントンの誠実さに時に涙、時に笑い、心あったまるストーリー。間にはさまるケストナーの教訓がまたおもしろい。可愛い本。
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映画は見たのだけれども、本をまだ読んでなかったのよ。
映画ではお母さんはボランティア活動で世界を飛び回るあまり、点子ちゃんをないがしろにしているのに全然気づかないのが、後半は仲直りできたんだ。
でも本では…。
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点子ちゃん最高!
映画版より時代設定が古くて、違う部分もあるけど、その根本に流れる精神は同じなんだと思う。ので、映画版も好きだし、劣らず原作も良いです。
また、これは章のラストに「立ち止まって考えたこと」というのがあって、これがまるで道徳の解説のようだけど、何故か説教臭くないし、納得して読んじゃう。
点子ちゃんとアントンの友情も素晴らしくて、他人に何かをしてあげることは無償(あえて言うなら、それで相手が喜んでくれると言うことがご褒美)だと言うことを無意識に実践できる二人、見習いたいものです。
そして、とってもとっても素敵なハッピーエンド♪やっぱりそうじゃないとね。
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点子ちゃんとアントンは育っている環境が全く違うの。でもでも大の仲良し。お互い相手を思いやる気持ちがすごーくいいなぁと思う!人はいつも誰かに支えられて生きている、ということがとても自然に描かれています。そして大人の子供に対する愛情もとても大切なんだなぁと再認識させられます。
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「あの女の子、すばらしかない?」と、アントンはハーベックスさんにたずねました。「いや、もうたくさんだ。あんなのに二日もそこらをうろうろされたら、気が変になっちゃうよ。」と、床屋はいいました。
私も点子ちゃん、すばらしい女の子だと思いました。
私が思うにこの女の子は
今でいうアスペルガー症候群とかADHDの子なんだろうなあと。
昔は多少変でも「ああ、あいつはああいうやつ。」
ですんでしまったように思う。
そういう位置づけでどんな子にも居場所があったけれども、
今は変だといじめに合ってしまう。
人口が増え過ぎて人の心に余裕がなくなってしまったため?
そうなるとケストナーもアスペルガーだったのだろうか?
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最近読んだ、ドイツ文学で
しかも前回は断念してしまったケストナー作で
よい!と思えた作品。
点子ちゃんがなんとも言えずナイスだし、
アントンも男らしい☆
ケストナーの力がつまった一作って感じ。
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世界の童話作家、ケストナーの個人的最高傑作。他にも「飛ぶ教室」や「ふたりのロッテ」などが有名だけど断然この作品が良い。お金持ちの点子ちゃんと父は死に母は病気でひそかに働きながら学校に通うアントンの温かい友情物語。友達を大切にしたいと思う、点子ちゃんの汚れない純粋性は子どもならではの宝物だと思う。ケストナーの作品にはささやかな子ども賛美と大人への戒めが隠されていて、親になった人にはもっともっと意味がある作品じゃないかしら。
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ドイツの大恐慌時代、金持ちの娘である点子ちゃんは変わった子。
時々とんちんかんな事をして、周りからは煙たがられることもある。
その友達のアントンは、父親が死に病気の母親を看病している貧しい子。
二人はある事情から、夜に物乞いを繰り返してお金を稼ぎます。
しかしそれが、周りを巻き込んだ騒動へと発展してしまうお話。
一話ごとに作者の「物語から読み取れる教訓」が載っていて
大人が読んでも、実際あるよね・・と考えさせられる。
説教くさくないし、翻訳が上手いのでとても読みやすかった。
物語だから、アントンのような子がいるんだよなと思う反面
現実でもあったらいいなと思う。そんな友情物語。
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子供の頃、ふたりのロッテは読んだけどこちらは初めて。
映画化もされましたね。
エーミールと探偵たちは読んだはずだけど・・。
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ドイツ人って真面目だなーという印象を受ける作品。
登場人物は、色んな人柄の人がでてくるけど
ケストナーが物語の中で思ったことを作品とは別に書いてある。
( ・_ゝ・)<昔は児童文学。今はもっと年齢層高め。