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映画「まちの本屋」を観てから読んだ。映画の中の小林さんが本の中にも出てきて、語ってくれました。
一つ一つのエピソードがじぃーんでしたが、
鎌田實先生の講演会の話は特に響きました。
大販の人が傘を売ってくれたことにも。
1番笑ったのは、傘の会社の人とのやりとりで、小林由美子さんが心の中で
「うちの店で黙って売れていく本なんて一冊もない」ほんと笑ってしまいました。
大阪に行った時には是非寄ってみたいなと思った。
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とても読みやすくまとまっている。
尼崎の小さな本屋さんで学んだこと…。
店主由美子さんの明るさとバイタリティ、
そして「言葉の力」の凄さ。
商品見せてきちんと説明して売るのが大好き。
命がけで作り手の思いを伝えていく必要がある。
何事も否定せず、ちょっとずつ好きになること(人でも仕事でも)
挑戦して損することは何ひとつもない。
すべてが心に響いてくる。
エピソードも⑧まであって、⑤のええ話が好きで⑥の夫の話に涙。。
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実存する尼崎の書店と店主のエピソードを紹介するために作られたお話。
出版取次会社の新人が、店主の話を聞かせてもらいながら新規企画を次々成功させ、公私共に充実させて自信をつけていく。
書店に限らず、仕事をする人、商売をする人に役立つ内容。
最初の方の、よかれと思って先走って失敗するエピソードは、ものすごく共感。三方よしになるよう俯瞰し考えることの大切さを学べる。
泥棒に入られた後の図書カード購入は、どれだけ信頼され、応援したくなる存在になるかが大事で、それは普段から応援する存在だからだということが伝わってくる。小林書店は、周囲の人々になくてはならない存在。そこに至るまでの努力には頭が下がる。
店主もだけど、その旦那さまも素敵。私も尊敬。
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主人公が東京から大阪に初めて来た時の表現にまず笑ってしまった。
きっと新卒で一人で大阪に来させられたら猛獣のうようよいる檻の中に放たれたような気持ちになるんだろうな〜。
なんて呑気に読み進めると、これがまぁ心があったかくなる物語!
新人の主人公が、自分がなぜこんな仕事をしているのかわからないという悩みを小林書店の由美子さんに打ち明けた時の、
「ひとつずつでもええから、ええところを探して好きになってみ。
そしたら自然ともっと知りたくなってくるもんや。何でもええやん。
せっかく縁あって入ってんから、仕事のことも会社のこともまわりの人のことも、好きにならんともったいない。」
という由美子さんの言葉が心に響いた。
この「好きにならんともったいない」
というのが、バイタリティに溢れ周りのものに常に感謝して生きる、いかにも由美子さんらしい考え方だなと思った。
人を大切にする由美子さんだからこそ、多くの人からも愛され、仕事に対して丁寧に真摯に向き合っているからこそ、お客さんや仕事関係者からの信頼も厚いのだろう。
心温まるエピソードの数々に、由美子さんの信念が伝わりとても刺激を受けた。
私も周りの人や環境に感謝しながら、新しいことにどんどんチャレンジする心を持ち続けたい。
【言葉メモ】
「ひとつずつでもええから、ええところを探して好きになってみ。
そしたら自然ともっと知りたくなってくるもんや。何でもええやん。
せっかく縁あって入ってんから、仕事のことも会社のこともまわりの人のことも、好きにならんともったいない。」
↓
一日ひとつの「ええところ」探し
↓
私は恵まれている。そう思うようになったのだ。
「自分を卑下するような言葉を使ってたら、ほんとに薄っぺらくなるよ
なんでそうやって自分を低くするん?もっと自信持ってええやん」
「商売ってやっぱり我慢して続けることが大切や。どんな人にも丁寧に接客すること」
由美子さんのご主人
「すごい疲れて帰ってくるやろ。でもな帰ってきて玄関に入ってくる時だけは、満面の笑みを浮かべて言うんやで。
お母ちゃんありがとうな!おかげで楽しかった!と
待ってる方もしんどいんやで。」
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先日、まちの本屋という大小田直貴監督のドキュメンタリー映画を観た後、監督とこの本に登場する小林書店の小林由美子のトークイベントがありました。その会場で小林さんが登場するこの本の紹介があり購入。小林さんと監督にサインしていただきました。今日ようやく時間が取れたので読了。
人と人の繋がりを考えさせられる。売るものを知って良いところが分からないと人に勧められない。良いと勧めて売るにも責任がある。そこで生まれる信頼と信用。信用してくれることに感謝。人を観て想いやる気持ちを忘れないようにする。小林夫婦も最高。
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題名から気になって手にした本!
想像以上に良くってあっという間に読了☺︎
新卒で仕事に不安な人、仕事とどう向き合っていいか分からない人にとってはすごく為になる本。
小林さんのような人が近くにいたら私も通うかもしれないな!
小林さんの話全てに涙を流しながら読んだ(笑)
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東京生まれ東京育ちの主人公・大森理香が出版取次の会社に入社し、いきなり大阪勤務を言い渡される。初めての一人暮らしや大阪の雰囲気に戸惑いながら、悩んだり壁にぶつかる度に営業先の小林書店の由美子さんの話を聴き、解決策を模索していく。由美子さんはもちろんダンナさんもとってもいい人で、エピソードを読むごとに何事にも感謝して前向きに行動しようと元気をもらえました。モデルの小林書店の存在は何度も前を通った事があり知っていたけど、そんな店主さんがいたとは。今度行ってみよう。
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2022年61冊目。267ページ、累計16,671ページ。満足度★★★★☆
裏の主人公・小林書店の由美子さんの8つのエピソードが「めっちゃいい」
舞台となる尼崎の書店で、実際に話をしたから、余計に響いた
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主人公の行動力がすごい。
人との繋がり、人情の大切さを痛感しました。
エピソードが心にささりました。
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小林書店に小さい頃よく通っていて。
本屋で見つけた話してたらたまたま母も購入していたので借りて読みました。
最初は、とんだ常識知らずの女の子が主人公なんやって、むりくり読んでたけど、すごい読みやすくて。
力強いメッセージというか、でも自分で主人公が考えて成長していくし、なによりお店の中とか情景が浮かぶし、懐かしくもあり、励まされもするし、人への感謝、助け合いのこころ、礼儀。そういうものを再確認させられました。
2年半だけだけど、自分のなかで大切な経験と、人との繋がり、温かみを感じられた営業の仕事を思い出して、あの頃みたいに頑張りたくなりました。
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成功物語は読んで、気持ちが高まります。一気によみました。どてらい男を思い出しました。面白かった。ガンバロウ
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ネットでAmazonのおススメについ乗って買ってしまった
面白くてあっという間に読み終えた
「取次」という仕事
東京と大阪
町の本屋さんの大変さ
(わが町に本屋が無くなったよおおお( ;∀;))
関西のビミョウなニュアンスはうふふ
それにしても小林書店の由美子さん
なんてす・て・き!
エピソードのどれもいいわあ
そしてお連れ合いがまた最高
私の夫が若い頃下宿していたところなのでちょっ尋ねてみた
「えー知ってる!よう本買いに行った。あのおばちゃんが本になっとんか!」
びっくり仰天
貸してあげました(笑)
≪ もうからん 本屋は手渡し 温かく ≫