紙の本
絶妙のはずし具合
2003/01/10 00:01
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ドンパチと美少女」、いいかえると「エロスとバイオレンス」は、不特定多数のユーザーの購読意欲を刺激するいい材料になる。これは、今も昔も変わらない。たぶん、これからも変わらないだろう。
で、「確実に読者に受ける手法」の多くは、幾人もの書き手によって使用されるうちに洗練もされるだろうし、逆に、「方便」として形骸化することもある。で、「定石」というか「お約束」なんてものの多くは、つまるところ「活かせるか・殺すか」で書き手側の手腕を推し量る「いい物差し」としても役割を往々にして果たす。もちろんこれは、読者の側にそれなりの眼力がなければうまく作動しないタイプの「物差し」なわけだが。
例えばこの作品、「現代の東南アジアを舞台に、人質になった商社員が、会社に見捨てられて海賊たちの仲間になる話」、あるいは、「肌も露わな戦う美少女とロシアンマフィアの姉御肌の頭目と元テロリストのメイドさんが大活躍する話」とかおおよその概要を話しても、実物の内容を正確に想像できる人はほとんどいないだろう。なんというか、「お約束のはずし方」が、非常に微妙で、かつ、巧妙で、これが一種のスパイスというかいい意味でケレン味になっている。
それに、作品世界を支えるディテールも非常にリアリティがある。銃器類やアクションもそうだけど、組織的な犯罪の実際というか犯罪組織の実態とかが、それなりの誇張や粉飾はあるにしても、かなりことこまかく設定されていて、なおかつ、物語にしっかりと組み込まれ活かされている。「まあ、実際にはこんなもんだろうなあ」と読んでいて頷けるだけのリアリティが保証されている。
「すんなりと作品世界にはいっていける」という意味では、かなりよくできた「娯楽作品」だと思います。
電子書籍
アニメ化作品
2017/06/25 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雪うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダッチに頼まれてレヴィとロックが買い物へ。
教会でのロックとシスターの駆け引きが良かった。
ロックとレヴィが街中でケンカするのも良かった
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このマンガとワイルダネスが同じ雑誌に連載中というのはなんかの間違いなのか奇跡なのか。やっぱガンアクションっていいなぁ。
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現代の海賊稼業を描いた、リアル・ガンアクションもの。この場合のリアルとは、明かな強さのインフレを起こしていない事という意味。1巻の見どころは、自分を犬と蔑むメイド・ロベルタ。ターミネーター2ばりに追っかけてくる。巻末まんがは高校編。いい感じに馬鹿なパラレル物。
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広江先生の描くおんなのこはとにかく格好いい。容赦がない。アメリカ映画チックな皮肉なセリフ回しとガンアクションが秀逸です。数あるお気に入りのなかでもいちばんすきなまんが。
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現代の裏社会を生きる人々の物語。青年誌らしいテンポのよさ、多種多様な人種、格好いい女性、クールなガンファイトなど、見所は沢山。ウェスタン映画に詳しくなれる?
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友人に「何か面白い本ない?」とたずねたところ貸してくれた一冊。
爽快で痛快なガンアクションが魅力の、いい意味で頭の悪いマンガ。暗黒街を舞台に、男顔負けのマッチョな美女が二丁拳銃を振り回して、立ち向かう敵をなぎ倒していく。そんな、セクシーでカッコよさ全開の、男の子が大好きなタイプの話である。
もちろん僕も。
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某オタク聖地で立ち読み後購入決意。最初に知ったのはアニメ情報だった(そして自宅では見れない)格好良さ全開のガンアクション漫画。女性キャラがセクシーで格好良くて綺麗で堪んないです。台詞回しが面白い。特にダッチ。
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躍動するコマと洋画を見ているような台詞回し、クセがあって噛み応えのあるキャラ・・・どこみても楽しいガンアクションです。女性がみなカッコ可愛い。
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つい最近ジャケ買いしてしまったが、面白かった。暴力と笑いと暴力。
主人公を見ていると、3×3EYES の藤井八雲を思い出す。(あの作品は完結したのだろうか?)
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ブラックラグーンの一巻。別目的で購入した雑誌で、読んでロベルタに一目ぼれして購入。大丈夫。俺の目に狂いはなかった。
そう信じてる。
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ちょっと頼りないけど、決めるところは決めてくれる主人公に、めっぽう強いヒロイン、Coolな台詞を吐いてくれる魅力的な脇役達。絵の見せ方も上手くて、全般的にスタイリッシュ!
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日本人ビジネスマンが誘拐され、成り行きで海賊になっちゃう。このマンガに登場する女の人はみんな怖いっす・・・
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登場人物のほとんどがマフィアとかテロリストとかの危険人物、PTAが見たら卒倒しそうな罵詈雑言のオンパレード、数ページ毎に死人が出るという実にクソッタレな漫画(褒め言葉)。B級映画を見ているかのようなキャラクター同士の掛け合いやとりあえず撃ちまくっとけ的なガンアクションが小気味よいです。ただ各エピソードに総じてヘビーなオチを持ってくるので読後感は爽快!っていうのとはちょっと違うかも。後になってくるほど話が面白くなってくるので続刊にも大いに期待。本編との温度差がひどすぎる巻末オマケ漫画も毎回楽しみです。
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平凡なサラリーマンだったはずなのに、事件に巻き込まれ自分の身も危険に晒されてしまう岡島は、ダッチという人間の運び屋の面々と出会う。その後彼はロックと名乗り運び屋として生きる事を決める。
ハードアクションで、ノリも良く登場人物たちの軽快な言い回しや言葉遣いも読んでいて悪い気はしません。