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読み始め早々に主人公のキャラに、途中離脱しそうだったけど。
読み進めるうちに、どんどん三歩ちゃんが好きになる自分がいた。
何気ない日常、ほっこり。
第二集も楽しみなり。
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図書館員の日常を描いた作品なのですが、
麦本三歩の挙動不審ぶりや脳内の賑やかさで
そういう意味では楽しく読めました。
作品内に出てくる商品や物がかなり
具体的でブルボンのお菓子なんか
がっつりつられて買ってしまう程に・・
麦本三歩の食欲・・・侮れません。
ちなみに私もバームロールが大好きです!
ほんわかした話だけかと思ってたのですが、
三歩と男友達の話や女友達との旅行で女友達を
思う三歩の素直な思いにぐっときました。
あとは三歩とおかしな先輩のやり取りは
「天然な子」の考え方がすごくしっくり来て
あぁ~そういう風に見る人もいるわなぁ~
とものすごく納得した。
ただ、なんだかんだと日常をおくる三歩に
多少なりとも共感出来たり鬼のようなツッコミ
を入れたりして楽しく読める作品でした。
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うーむ。
ほのぼのとした小説で、好きな人は大好きなんだろうけど、自分はちょっと…
でも、続編を読んじゃうかも。
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主人公の性格がちょっと苦手かな。だけど彼女は好きな仕事に就き先輩からは可愛がられ(よく怒られてもいるが)、旅行に行ける友人もいる。
仕事で凹むことが多いけど、小さな幸せを見つけながら前向きに生きようとする姿は応援したくなりました!
ブルボン、鯛焼き、ラーメン、私も好き!
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◎あらすじ◎
麦本三歩という20代図書館勤務の女子がいる。彼女の日常はささやかな幸せと好きなもので溢れている。大好きなチーズ蒸しパンを食べること、ぬくぬく布団で寝ること、お気に入りの音楽を聞きながら散歩すること…。もちろん世知辛いことも色々ある。けれど、今日も好きなものを大切にしながら前を向いて生きる三歩の何気ない日常を描いた短編小説。
◎感想◎
誰かの日常をそっと覗かせてもらっている気分になり、読んでいて楽しくなった!
周囲から見ればぼうっといていて、食べすぎ、おっちょこちょいな三歩だが、彼女なりに一生懸命色々なことを考えながら毎日を過ごしている。でも時々ちょっと不真面目だったりもして、そこがまた好感を持てるポイント。とにかく等身大な三歩ちゃん。思考とか考えを理解しかねるシーンもあったけれど、そもそも他人を完璧に理解なんてできないから、それもまたリアルなのかも。
▼『ティーバッグがお湯に触れてじんわりするさまを見るのが三歩は好きだ。まるでお風呂に入って血色がよくなっていくのを見ているようで、こちらまで温かくなるような気がする』
▼『今回のお出かけは生耳で挑む。夕方頃の近所に散らばる、人々の帰宅の音を聞きながら歩くのが好きだからだ。』
同じシーンは私の日常にもよくある。それを、こんな目線で楽しみながら過ごせる三歩ちゃんに目から鱗。
文体は少し独特なので馴染むのに時間がかかる人もいるかもされませんが、内容おすすめです。
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好きなものに溢れる日々を
上手くいかない、余裕がない、自分のことが好きじゃない
そんな日々も愛してやろう
麦本三歩のゆるやかな日に、ふと立ちのぼる生命溢れる言葉たち。なんだかやっていけそうだ
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単行本を借りて読もうか文庫化を待つか悩んでいたところ、文庫化されたので購入。なんで「第一集」?と思ったら、今月第二集が刊行されるのですね。
実は半分くらい読んだところで、このままこんな感じで最後までいくのかな…と読む手が止まってしまい、一旦置いてみました。
大学の図書館で働く麦本三歩。食べることが大好きでおっちょこちょいで天然な彼女。
読み始めは正直なところ要領の悪い三歩にちょっといらいら…三歩のなにげない日常にも退屈し始めていたのですが、後半読むのを再開してから、三歩のお友だちとのエピソードにやられてしまいました。
私は日頃から「友だちを見ればその人がわかる」と思っていて、男友達に対する三歩も、麗しき友人に対する三歩もとても好きです。そしてこんな友人のいる三歩は人として魅力的だなぁと思いました。そしてなによりも職場の先輩たちがとても良いんです。
「死因はなんだろう。凶器はそのぬくもり。」(280頁)
↑こんなことを考えてしまう三歩、いいなぁ。今日もがんばって生きていこうね!
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最初はジャケ買いみたいなところもあって、ほのぼのした話かなと思っていたけど、話によっては心がぎゅっと苦しくなったり、泣きたくなったり、色んな感情が刺激された本だった。
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この本の特徴といえば、とにかく文調がちょっと…の一言に尽きる。
読み初めのうちにゲンナリとしかけたのだけれど、これは主人公の麦本三歩の脳内会話でできあがっている1冊なんだな、と思ったら意外と読み進められた。(時折り、読み飛ばす言葉はあり)
ずいぶんと変わった様子で描かれている三歩。けれどもすべての人の中にはきっと三歩がいるのだと思う。
それでも、大抵の人はそれを抑えられる。ちゃんとした大人はこうあるべき、と踏ん張って過ごしているだろう。そんな風に感じた。
ただただ、この変わった女の子の日常を綴っているだけなのか…とそろそろ飽きかけたころ、最後から2つ目の「三歩はモントレーが好き」でひっくり返った。読後感が大きく変わった。
「君の膵臓をたべたい」で受けたひっくり返るような衝撃とまではいかないけれど、こういう仕掛けが上手いのかなと思う。
すべての人の心に「あなたはあなたのままでいいよ」とそっと寄り添ってくれるかのような温もりを感じる。
毎日を必死で頑張っている現代人におすすめの1冊。
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この文章いいな、と思った箇所は確かにあった。
「持つ者がただ得をする者なわけではなくて、大きな荷物を持って歩かなければならないんだ」
とか、
「今日も前に進んでいなくちゃ、今日これから起こる楽しいことを味わえない」とか。
自分だけの「好きなもの」のおかげで、なんてことのない毎日でも幸せ……っていうのもうなずける。
でも、やっぱり私は三歩を好きになれなかった。たぶん私は優しい先輩でも怖い先輩でもなく、おかしな先輩に近いんだと思う。
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文庫版の表紙が可愛くて衝動買いした。
賛否両論ありそうだけど、私は文章も主人公の三歩ちゃんも好きです。
独特な三歩ちゃんの心の声で展開される文章に、最初は違和感がなくもなかったけど、読み進めるうちに、仲良くなれて楽しく読めた。
毎日悲しいこともムカつくこともあるけど、日常のちょっとした幸せのために、今日も生きていこうみたいな三歩の思考回路に、だいぶ癒された。
年上が好き
君が好き
ブルボンが好き
が特に好き。
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変な先輩と同じ.三歩が好きになれなかった.
でも,2巻目が文庫化されたら読むんだろうな(うーん,気になる作品ということか?).
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愛らしい三歩、こんなに色々考えてる。ガンバって、しあわせになって欲しい。
おかしな先輩が、ちゃんと相手をしてくれたから、ただの天然で終わらされずに良かったです。
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好きな食べものを幸せそうに感じてるのがすごいうらやましかった!僕ちゃんもそんな人になりたいなあ~( ´艸`)天然て言われるところも同じww大学の図書館で働くのも憧れるな~(*^^*)
友達との関係、先輩との関係もすごい好き!!!!!
怖い先輩がちょっと可愛い!優しい先輩の人との接し方に憧れるな~いろいろな人がいて散歩ちゃんは変なところで真面目だったりしてちょっとズレてるけどこんな人が近くにいたら楽しそうだww
2冊目でたら買うかな~(`・ω・´)今までよるさんの本終わり方モヤモヤタイプ多かったけど、今回は違ってちょっと新鮮だった~!!!!!もう少ししてからもう一度読み直してみたい!!!!!
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三歩のコミカルな日常を通じて笑い、たまに考えさせられる本。
三歩の考え方にリンクして、自分を振り返る。
気楽に読めてちょびっと沁みる温かいストーリー