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新しい知識はなかったが、経済の眼から戦国時代を分析し、小ネタにはなろう。
カトリックのポルトガル、教会と切り離し、利潤追求のカルヴァン派オランダ商人に日本貿易が切り替わる。宗教改革がなかったら、日本は南米植民地になっていたか。
当時の銀の3分の一を産出した石見銀山をどうしてポルトガルなどが植民地として攻略しなかったのだろうか。ポトシ銀山より効率がいいのに。要調査ですな。
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イラストで分かりやすく平易な内容だがそれ故深度は低い。
しかし石見銀山と佐東銀山を有しながらも周囲の妬みを恐れ幕府朝廷に献上した毛利元就の話は初耳だった。
戦国時代の物価が興味深い。武器は数万円、具足・鉄砲・馬は数十万円、米1石が11万円とすると、炭1荷・足袋1足・紙1束が2万円前後が高く感じる。
略奪された人の奴隷販売価格が1000円前後、身代金が数十万円とすると人の価値がずいぶん低いと感じる。が、城普請時の大工日当は1日16万円。価格差に驚く。
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戦国時代から江戸時代の商法、貿易、貨幣、取り決めの変遷。こうしてみると税だらけで無償労役もあり、身分の差が激しかったのね。村民、町民は生活こそ苦しかったけど同じ身分で平等であり、生きやすかったのかもしれない。
4冊目読了。
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境界線に住んでれば二重に税が取られるなんて最悪すぎる。
気になってた日本人奴隷の話がチョロっと出てた。もう少し深掘りしたいな。