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勝手に主人公の私、をどうしても真梨幸子さんかなと思っちゃうのもあって、混乱したりしながらも楽しく読ませていただきました。イヤミスというよりもちょうどいいミステリーで読後も、読中も気持ちがいい。家決めるとき怖くなっちゃった笑
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『向こう側の、ヨーコ』(2018年)以来の会心作!
真梨幸子先生はイヤミスの女王と呼ばれていますが、その真髄はなんと言ってもミスリード。
シンプルでスッキリとした構成で読み易いのですが、そこには大胆過ぎる仕掛けが!!
真梨幸子ファンの私が、ミスリードに警戒しながら読み進めて、それでもまるっと騙されました(笑)
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作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。意識不明の時に3人の女が“お迎え”に来たというもの。
連作短編的なホラーミステリー。
普通に面白かった。
(図書館)
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ミステリーなのか、B級ホラーなのかわからない内容だったけれど、ライトノベルのような感覚で、まあスラスラと読めた。
終盤怒涛の種明かしは見事だったけれど、あぁなるほどね、くらいの読後感。
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作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。
意識不明の時に三人の女が“お迎え”に来たというもので、一人目と二人目は亡くなった親族、三人目は誰だか分からないという。
その後、「とんでもない正体が分かった」「三人目の女が、先生のところに現れませんように」という言葉を残して連絡は途切れ……。
三人目の女とは誰なのか? 連続する不審死は、その女が関わっているのか?
とてつもない絶望と衝撃に襲われるラストまでページを捲る手が止まらない、精緻にして大胆な長編ミステリ!
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タイトル通り不思議な物語である。時間も空間も何重にも入れ子になっていて、いまここに立っていたと思ったら、いつの間にかまったく別の人物になって、まったく別の時空にいることに気づくような、狐に化かされたような心地に何度もさせられる。不思議極まりない出来事が、この入れ子構造に閉じ込められることによって、さらに不思議さが倍加され、眩暈がしてきそうになる。怖さと不思議さに惑わされながら一気に読み終えた一冊である。
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この雰囲気、最初は小野不由美さんかと思いました。それでも終盤になるにつれ、真梨氏独自の雰囲気に包まれていくのを実感しました。嫌な風邪が蔓延している今、こんな不思議な世界と実は紙一重なのではないか、と戦慄しました。また、作中に出てくる昭和時代の事件を全て知ってる自分にも戦慄しましたね。
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作家が担当編集者から聞いた「不思議な」話。やがてその周りで相次ぐ不審死、そして不気味な現象。呪われたマンション、生霊、犬神の呪い、と気になる要素がいっぱい詰まった物語。ミステリだと思って読んでいたらこれはホラーなのか、と思い始め、いやしかしやっぱりミステリだったのでしょうか。なんにせよ、「不思議」のひとことであっさりと片付けてしまえれば良いのですが。そんなに生易しいものではありません。
ほんっと怖い。何が起きているのかわからなくてとことん不気味。なのだけれど、ホラーだと思えてた方がまだましだったかもしれません。いろいろと嫌な要素がありすぎ。特に一番嫌だったのは「チュウオウセン」だなあ。母娘の確執の裏に隠された真相には絶句するほかありませんでした。何度も言いますが、本当に嫌ですこの話(褒めてます)。
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安定の真梨幸子女史の作品だった。今作は昨今流行った事故物件を扱った連作短編集的な長編ミステリー。
作家の私が主人公。死んだはずの担当編集者からメールが届く。連続する不審死、壊れていく日常、狗神の祟り、生霊、禁足地、等々読み進んでいくと不穏な影を落とすことばかり。でもちょっとコミカルスパイスもあったり。この装丁のピンボケ写真は霊の…例の尾上まひる?
いつもながら面白怖い展開でサクサク読めた。世の中自分が知らない不思議なことは多々あるんだろう。事実は小説より奇なり、ってこの本以上に奇妙なことがあったら小説のネタになるだろう。
『カリギュラ効果』
禁止されればされるほどそれをしたくなる心理。
『ウェルテル効果』
自殺報道に影響されて自殺する人が続出すること。
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『フシギ』じゃねーよ。何なのよ。読み終わって3歩歩いたら「ぽぽぽぽーん」以外の内容をすべて忘れてしまった。普段はあらすじと感想を織り交ぜたレビューにしようと心がけているのだが、この本に関してはあらすじが書けません。この装丁の空洞の目玉のような空っぽの物語だが、ホラーな展開と半笑いしてしまうような文章が少―しだけクセになるかもしれない?フシギな本だったわ。やっぱり。
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タワマンに住む女スリラー作家。担当女編集者の依頼で事故物件を訪問。昔、住んでいた場所。編集者も同じ部屋に住んでいた。いやな予感で断る。その後、編集者が入院。事故物件の部屋から落ちた。自殺?事故?
その担当者から、メールがくる。入院中、意識回復した時に携帯から送っていた。
自分が何かに取り憑かれている。
厚木の借家は古墳の跡地。病院があった。その病院で看護師が嬰児を殺害して埋めた。
幼少の頃、犬を生贄にする現場を見てしまった。自分の小説に書いてしまいばれてしまった。犬神に憑かれてた。
最後の章で、作家は犬神に憑かれていた。編集者を突き落としたのは自分
編集者に接待されると相手が体調不良になる。
カリスマ美容師から、妹の話。高橋是清宅の近くのマンションの結婚後に住む。
亭主が居心地が悪くて外泊。家に泊まりに行く。妹は離婚を考える。夫は浮気している。相手は、姉。妹の生霊がやってくる。美容師は体調不良になる。
別の女編集者。母と叔母に育てられた話。
作家を叔母、霊能力師を紹介。肩に生霊がいる。死んだと思っていた叔母の娘が南米で生きていた。
新しい担当者がその従姉妹。転職の間に生まれ故郷の南米へ。へんな風邪をもらってきた。自分の仕事仲間が相次いで死んだ。
ヨドバシ書店 尾上まひる編集者 32才
八王子のマンションMから転落
黒田佳子編集者 ヨドバシからFに転職 接待中に吐いた編集者の後任
私の肩に生霊が憑いているのを教えた
南米出身で転職前に南米旅行。悪い風邪を持ってきてしまい。数名が死んだ。
死んだと思っていた叔母の娘の子供。
花本 A社の編集者 叔母が霊能者 作家に診てもらうよくに薦める
生霊が憑いているのが判明
接待中に体調不良になった二人の編集者は、そのせいだった
蠱毒コドク 動物を悪霊にして、それを使って呪い殺す 例えば、犬神
犬神を作る現場をみたことがある作家が変死
犬神のことを小説雑誌に掲載。見たのがばれたのでは。その作家は呪い殺されたのかも
犯人は作家が住んでいた家を仲介する不動産屋?
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読みやすくあっという間に読了。
でもなんでそう思ったんだろう…と、読み返してみるとなるほど。。
でも決してフシギではない。
口あんぐりってかんじ。
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イヤミスの要素より、勘違いミステリーでホラーという感じ。章ごとにぞわぞわしながら恐いのと気になるので一気に読んだ。
怯える本人と周りの温度差も面白く、最後のあっけなさにえっと思いつつホッとしました。
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死者から送られてくるメール…
それだけでもゾワゾワするのにそれは全ての始まりだった。
嫌な予感と気になる事柄を確かめるように、
一気に読めました。
時間が経ったらまた読みかえしてみたいです。
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*作家の私のもとに、死んだはずの担当編集者から不思議なメールが届いた。意識不明の時に三人の女が“お迎え”に来たというもので、一人目と二人目は亡くなった親族、三人目は誰だか分からないという。三人目の女とは誰なのか? 連続する不審死は、その女が関わっているのか?とてつもない絶望と衝撃に襲われるラストまでページを捲る手が止まらない、精緻にして大胆な長編ミステリ!*
見事に騙されました。タネ明かしの所で一瞬わからず、ん?と読み返し、なるほどこれは騙されるわ、上手いな!と心地よい着地。真梨作品にしてはアクが強くなく、さくさく読める代わりにオチが弱めかな。複雑過ぎないので、軽めに真梨作品を読みたい気分の時にはいいかも。
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うーむ。真梨幸子さんどこへ向かってる?
なんだかなぁ。
初期の本は、面白かったのになぁ。
フシギって、タイトルどおり不思議な本だけども。
怖くない
イヤミスでもない
まぁ、読みやすいから、すぐ読めるけど。
記憶には残らなそう
昔の真梨幸子さんのゾクゾク感がないなぁ。
残念です。