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理性のリミッターが外れてしまう場所(どちらかというと、意図せずしてそうなってしまうところ、隠せるものなら隠しておきたいと思いながら、そうなってしまうところ)が、ここでいう「テッカ場」。
オークション会場や、コミケ会場、競売会場など。
その道の素人である人が行ってみてレポートするからおもしろいのか。
興味がない人たちには、「なんじゃそりゃ」的な場所。
そして、興味のある人々には、当たり前すぎるから、うまく説明できないような場所。
また思わぬ場所に行ってみてほしいものだ。
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北尾トロのオークション体験ルポ。面白い。トロさんの飽くなき好奇心の赴くままに描かれており、目の付け所が面白く(変であり)、読んでて飽きない。コミケ、ネットアイドル撮影会が面白かったなあ。トロさんの本読んでると、こちらまでわくわくしてくる。これはちょっとすごいことなんじゃないかなあ、と思う。
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病院の売店で売っている本でかろうじて食指が動いた本。
それにしても表紙がヨレヨレの状態でうってるなぁ。あ、発刊2010年だって。返本って仕組みはワークしていないのか…
法廷傍聴ものを得意とする北尾トロ氏の著作。
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790
不動産、絵画、切手、伝書鳩、テディベアなどのオークション会場やアイドルの撮影会、コミケに潜入
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久々のトロさんの本。相変わらず、いいルポ書くなあ~。
「マニア雑誌のフリーマーケット」はほほえましくココロ温まる現場でした。
どんな小さな世界にも、
そこを主軸にして日々を熱く過ごしている人々がいるのね。
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共感できなければ、他人の欲望の対象というのは、限りなく滑稽に見える。
関心を持てるギリギリまで引いた視点、でもって対象への愛情は忘れない限りなく薄く広い博愛精神、一方で相手の行動を真似てみる体を張った丁寧な取材。
その場にいる「いちばんやらかしそうなひと」を察知するレーダーみたいなのがピカイチで、映画を見てるような品の良さと、でもあくまでも視点がサブカルなのが好感が持てた。
スタンスとしては「ドキュメンタリー72時間」のような定点カメラ人間観察ドキュメンタリーだが、映像はあくまで映像(と音声)。対象者へのインタビューも入るが、文章での切り込み方には及ばない。
ひとつひとつが短いのであっさり読んで、さらっと笑えて、あとで考え直すと結構深い、という名人芸を見せてもらった。
ひさびさに「本読んでよかったなー」って思えた。