投稿元:
レビューを見る
タイトルは「大きく出たな」という第一印象で、答えがかならず本の中に隠れているかどうかはさておき、中高生によくあるそのお悩み、こんな本を読んでみれば少しはたすけになるかも…というテーマ別ブックガイド。お悩み回答&本のセレクトは、梅棹学、山崎ナオコーラ、トミヤマユキコ、高橋幸子、高原史朗、金子由美子、木下通子、山本宏樹、菅間正道、阿部真大、打越さく良、夏川草介の12人。ブックリストは絵本、YA向き新書や小説、コミック仕立てからちょっと骨のある世界文学まで多彩。
投稿元:
レビューを見る
中学生や高校生の女子を対象に書かれています。
女性だからこそという問題が盛りだくさんです。
知っておくべき、学ぶべきことが多く書かれています。
投稿元:
レビューを見る
性に関する章を担当されていた、高橋幸子先生のインタビュー記事でこの本を知り、積極的にいろんな子供たちに読んで欲しいと思い、その前に自分で読みました。
非常に興味深い本がたくさん紹介されていて、読み終わったら付箋と端を折ったページとでいっぱいになりました。今後、集めていきたいと思います。
夏川草介先生の終章が、特に印象的でした。
これからも本を読み、知識を蓄え、自分で考え、相手のことを想像し、それを言葉にして伝えられる人間になれるよう、精進していこうと決意を新たにしました。
読書の意義とは?という疑問に対して、ひとつの答えを与えてくれる本でもあると思います。
投稿元:
レビューを見る
ブックガイドをかなり積極的に読んできたせいか、『これは!』って本に出合う確率が落ちている気がする。本書もそんな一冊。
投稿元:
レビューを見る
刊行日 2019/06/20
「「毎日,楽しく生きたい!」「好きなことだけしたい!」のに,友達や恋愛,部活のこと,進路や将来のこと等々,悩みや迷いが尽きない中学・高校時代.そんな人たちに,「人生の回答書」を授けます.学校現場や,相談窓口で10代に寄り添う12人が紹介する本には,答えだけでなく希望や生きる上でのヒントもいっぱいです!」
はじめに
序章 読書コト始め 梅棹学
推理小説の醍醐味/笑う読書/一冊の本をみんなで読む楽しさ/答えを求めて読む/本に即効性はない/新しい視点を得る/そして自分に出会う
1章 生きることを楽しみたいとき
◆「ふつう」を楽しむ……………山崎ナオコーラ
キャラ立ちしない主人公/周囲が主人公の形を作る/そこに,日常があるということ/大事なことは……
◆こじらせ女子を楽しむ方法……………トミヤマユキコ
流行語大賞/自分らしく生きる「こじらせ女子」/「こじらせ女子」を克服する方法
◆正しいHの教科書……………高橋幸子
一六歳の選択/「思いがけない妊娠」は誰にでも起きうる/性感染症は特別なことではない/おわりに
◆部活,その鮮やかな記憶……………高原史朗
父がくれたもの/部活,その鮮やかな記憶/諦めた者と勝ち残った者の物語/今,迷いを抱えるあなたへ/まぶしい時間
2章 ネガティブ思考に陥ったとき
◆思春期の憂鬱……………金子由美子
(母)親からの自立/しあわせとは何か/性との出会い/さみしさに向き合う/男らしさ,女らしさって何?/家族って,やっかい,でも面白い!
◆月曜日の朝にお腹が痛くなったら……………木下通子
プロローグ・明日は月曜日/司書のいる学校図書館/「学校に行きたくない」って思ったら/自分を信じる/独りでいてもいいじゃない/自分らしくあるために/答えはすべて本の中に隠れている/エピローグ・また明日ね!
◆友だちのつくりかた……………山本宏樹
「友だち病」に効く二冊/「人心掌握マニュアル」の誘惑/「仲良く生きること」と「善く生きること」/おわりに
3章 将来を考え始めたとき
◆もし,あなたのバイト先が「ブラックバイト」だったら……………菅間正道
コンビニでこんな働き方をさせられたら?/法律的にはどうなんだろう?/声をあげて,立ち上がった時に武器になる憲法/「何かあったらすぐ団交やります」/おわりに 知は力
◆地方で生きるor東京で生きる……………阿部真大
地方で生きることの変化/「まち」と「田舎」の違い/野心的な若者と東京/「地方で生きる」の二つの類型/自分を変えるための「移動」/移動することで潜在能力を高める/横に向かう生き方
◆意識高い系ですが,何か?……………打越さく良
「他者」という存在/違っても,一緒に生きる/「違い」を知る,そして意識し続ける/感度を常に上げること/生きることの意味/再び,生きることの意味を��える
終章 本はともだち……………夏川草介
須坂にて,ある夏の日に/『100万回生きたねこ』/新田次郎作品との出会い/高校生におすすめの本/次のハードル/読書には“三つ”のいいことがある/正解のない問題に向き合う/「考える」ということ/さらなる深みへ/おわりに
セレクトブックリスト