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題名からサンドイッチに関する話かと思ったら全然違った。見た目で人を判断しないこと、絶対はないこと、戦争は今も続いていること、お金はチャンス、チャンスは人を変えられる。ってこれマジで児童書?ってぐらい大人にも刺さる。ヨウマもハイネもアイネも全然好きになれなかったけど、ハムとタマゴのコンビは良かったし、ぐいぐい引きこまれていった。キラキラしててまさに青春の一ページだなあ〜。
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当時小学生だった娘に薦められて読んだ本ですが、とても良かったです。
中学受験など次の「現実」と対峙せざるを得ない小学6年生たちがリアルに想像でき、正に本の中で動き出すくらい瑞々しい物語でした。
話自体はとても単純というか素直ですが、その中に様々な要素が非常にうまく盛り込まれていて感嘆しました。
小学校高学年のお子さんには是非読んでもらいたい一冊です。
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2023.1.19読了。
傑作。人物の造形も物語の構成も文章のセンスも素晴らしい(個人的な好みにドンピシャ)。優れて現代的で教育的でもある。少なくとも親が子どもに読んでほしい本としてはパーフェクト。小学5、6年生に読んでもらいたい。
印象的なフレーズ
「時間は未来に向かって流れ、重力はすべての足を地球につなぎとめてくれる。」
これからポンデケージョを見る度に思い出すことになるだろう作品。
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登場人物の子どもたちと世界との距離感が好き。
ともすれば遠くなりがちや外国や地球と自分たちが関係していることに気づいていく。
子どもたちの繊細な悩みをばかにすることなく描き、それでも最後は前を向く、未来への姿勢は読者へのエールにも思える。児童文学の向日性。
ストーリーも意外性があっておもしろくて読みやすいし、課題図書だったのも納得…
砂像アーティスト、初めて知りました。よかった。
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第67回(2021年度)青少年読書感想文課題図書
小学校高学年の部
内容:「珠子はダブル塾通いをする小学6年生。ぼんやりむかえた夏休みに、無心に砂像を作るヒカルと出会う。強烈な個性をもち、成績もトップクラスのヒカルは「戦争をなくすためにアメリカの大統領になる」という。家庭環境も性格も異なるふたりの少女が、たがいを受け入れ、まっすぐに世界と向きあっていく姿をさわやかに描く。」
「珠子は砂像作りをするヒカルと出会い、ひみつのクラブ活動に参加することになりましたそこで2人はある対決をすることになります。」
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今時の小学生はYouTubeに動画配信したりスマホで調べ物をしたりするんだな〜と、自分の小学生時代とのギャップを楽しみながら読了。
北朝鮮からミサイルが頻繁に飛んできても何も感じない平和ボケしてる私たちに警告を鳴らしてるような場面も今の時代を解いているようで考えさせられる。
お金があれば選択肢は広がるがそれが幸せとは限らない。小学生の思春期に片足突っ込んだ微妙な心情も面白かった。