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難しい本としてあげられている本は知らなかった。けれど予想もしない内容で読んでみたいと思わされた。本を読むための本としては素晴らしかった。
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なんとも言えない本。多く引用されている原著訳の部分はやっぱり超難解で、ほとんど読み飛ばしてしまった。
当然ながら紹介されている中には読んだことがある本は一冊もないし、残念ながら「じゃあ、読んでみようか」と思わせるわけでもなかった。また、「読んだ気になれる」というレベルの内容紹介でもなく、なんとも中途半端。
必要に迫られないとダメなのかも。。。
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世の中には読んでみたいけれど、ブ厚くて理解
するのが大変と思われる名著が存在します。
マルクスの「資本論」、ドフトエスキーの作品
ニーチェの「ツァラトゥストラ」などです。
難しい本から逃げて、やさしく読みやすい本ば
かり読む。これは、いつも柔らかい離乳食のよ
うな食べ物ばかり口にしている状態と著者は言
いきります。
そうなると、歯ごたえのある食べ物(難しくて
骨のある文章)を受け付けなくなってしまいま
す。
そこで、この本では難しい本へのアプローチの
仕方を伝授してくれます。
「ほとんどの人が読んでいない本を自分は読破
することができた」と自分に誇りを持つことが
できるキッカケとなる一冊です。
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難しい本を読む7つの方法
1 解説書に頼る
2 時代背景・著者の動機を理解する
4 キモになる部分だけしっかり読み解く
5 キーワードを攻略する
7 著者の主張に耳を傾ける
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2部構成になっていて、第1部が素晴らしい。
第2部は第1部で述べられたことを踏まえた著者の実践により得られた知識がまとまっているという構成です。
本の中には簡単には読み解くことのできない本、いくら時間をかけてもち全く歯が立たないと感じる本があります。
具体例をあげるならマルクスの「資本論」やヘーゲルの「精神現象学」など。
このような歴史的な名著と言われているが簡単には読めない本をどのように読んでいくかという方法論がわかりやすく解説されています。
分量で言えばそんなに多くない第1部(約36ページ)に著者の斉藤孝さんの読書術がぎゅっと詰まっています。
ある程度読書経験を積んでいる人にとってはそこまで目新しいことは述べられていないかもしれません。しかし、東大で博士取得まで至った人でもこのような悪戦苦闘の末に難解な本を読んでいると知ると読書に対するハードルが下がります。
難解さに阻まれている本に挑戦したいときに読むとよい本です。
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理論編だけで良いかな。
実践編は短過ぎるように感じた。これでは分かったつもりにすらなれないでしょう。
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難しい本にチャレンジしたいと考える人は知的好奇心にあふれ、充実した人生を送る可能性を持っている。
勇気を持たずに一流の研究者になりえた人は存在しない。
難しい本を読むと脳が鍛えられる。
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いわゆる古典を楽しむためにどんな風に読むのがポイントかをまとめ、後半で古典の解説をしている。
自分はレヴィナスを読むために、前半と、後半のレヴィナスに関する箇所のみ読んだ。
要は、解説書を活用したり、重要な用語を押さえたりしながら、メリハリをつけて読んだ方が楽しいよ、という、気軽な古典読書への誘いの本だと思う。難しいことにうんうん言って時間をかけるのではなく、エッセンスをかいつまんで理解し、必要に応じてあとは読み込んでいくので良い、という大雑把な、しかし現実的な「難しい本の読み方」を提示している。
そのほか、齋藤孝の「三色ボールペン」法をここでも少し紹介したりしているのでお得感がある。
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古典には触れたことがない。
そもそも活字を読むこと自体が大の苦手だった。
わかりやすく解説してくれているけど、やはり難しいという印象は抜けきれなかった。原文はちんぷんかんぷんで、たとえばーと齋藤先生が解説してくれると、ああそういうことかとほんの少しつかむことができ、ちょっと興味が出てくる程度。まだまだ、原文読んで、つまりこういうことかって理解できる境地が手に届かないところにあると感じてしまった。その能力をつけるためには、を期待して読んでしまった。
ただ、一瞬、こういう概念つかんだら、世界の見え方が変わるかもという感触がちらりちらりと見え隠れした。おそらく十分な理解につながってないので、すぐに忘れてしまうと思う。うっすら勇気がわいている間に、ちょっと難しい本に挑戦して、世界の見え方を変えていきたい。
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この本の要点3つ。
・難しい本を読むことで、脳が鍛えられ知的好奇心が満たされる。
・文化や時代によって読みにくさを感じてしまうため、積極的に解説書を用いる。
・キーワードや肝の部分を読み解く。
第2部では、実際に難しい本を分かりやすく読み解いていく。
特に「論理哲学思考」「知覚の現象学」が印象的であった。
論理哲学思考では、僕らがイメージする哲学を真っ向から否定する内容。明らかに昔の哲学者にケンカを売ってる。なのに、納得させられるものであった。
知覚の現象学では、身体無くして思考はありえない。
抽象的なのだが、妙に納得させられた。