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映画化できなさそうな本、本で出してこその強みがある本でした。しかしまさか本人登場とはたまげた。読み終わって手紙書きたくなった。これじゃ作者の思う壺だ。
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恋に焦って、頑張って、悶えて…読んでいるほうはキュンキュンして~♪な、本です♪
手紙形式で全て書かれた珍しい形式の本!!
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「恋文というのは、意中の人へ差し出すエントリーシートでしょう。」
「伝えるのは、あくまで第一歩に過ぎない。その想いが叶えられることに、恋文の真の意味がある。」
「裏目と裏目を掛け合わせると表になるんだ」
「風船に結ばれて空に浮かぶ手紙こそ、究極の手紙だと思うようになりました。伝えなければならない要件なんか何も書いてない。ただ何となく、相手とつながりたがっている言葉だけが、ポツンと空に浮かんでる。この世で一番美しい手紙というのは、そういうものではなかろうかと考えたのです。」
これまでよりライトめ。今までも全然重くないけど。モリミ色満載。終盤が爽やかで読後感がよかった。
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カバーかけないで読んでると、周囲の視線がちと痛い。
どう見てもHow to本にしか見えない…
内容はといえば、さすがの森見節で面白く読めた。
「見どころのある少年へ」「わが心やさしき妹へ」の章が好き。
本当はいろいろと迷っているのに、大人ぶってアドバイスしているところがいいし、なんだかこちらまで元気づけられるような言葉が多かった。
私も誰かに手紙を書いてみようという気持ちにさせられた。
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手紙の内容だけで物語が進んでいく
森見さんの作りだす人物は、なんともアホで、それでも憎めず、愛おしく、なんとも素敵だ
アホなことばかり言ってる守田でも、実はとても純粋で、これを読むと手紙が書きたくなること間違いなしだと思う
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森見節炸裂で、常にニヤニヤしながら読めることまちがいなし!それなのに中だるみせず、しかも最後は綺麗にまとまってます。”見どころのある少年”や”私史上最高に厄介なお姉様”など、キャラクターも面白いです。秀作◎あぁ、高等遊民になりたいな。そもそも高等遊民ってなにしてんや??
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こういう形式の小説ははじめて読みましたけど、なるほどオモチロイ。
随所に森見ワールドが展開されているとこも良い。
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本全てにナレーションがなく、手紙だけで構成されている本。大変斬新で、主人公の手紙も森見ワールド全開で、かなり笑えます。個人的には主人公が、森見さん(著者)に出している手紙が笑えます
内容が★4で斬新さに★1の、★5つです。変わった本が読みたい人には是非お勧めの一冊です
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全て主人公の書いた手紙のみでストーリーを語るって、相当な高等テクニックだと思う。一方だけで説明的にならずにここまで話の内容を明瞭に想像させるとは、森見おそるべし。「私史上最高厄介なお姉様へ」のシリーズが好きです。
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読了。随分前に買ったのに読むのが遅くなってしまっていた。
これは、もしかしたら初の書簡体小説だったかもしれない。
森見さんらしい作品。ほどよいぐだぐだ感を保ちつつも結末がぐだっていない。このお話の最後は好き。
夏目漱石読もうと思う。
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愛すべきキャラクターだ、守田一郎!とにかくかわいい。にやにやしてしまう(笑)でも「おっぱいおっぱい」言い過ぎだ。
独特の一人ボケツッコミの作風が面白い。
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新刊で出たときにすこぶる評判がよくてかつおもしろそうだったので、文庫となっていさんで買って読んだんだけども。うーん。単に好みの問題でわたしはこの著者と合わないのかもしれない……。なんか「くどい」と感じて読むのがけっこうつらかった。同じできごとをいろんな人への手紙に書いていて、そのバリエーションを楽しむのだということはわかるんだけども。笑えるところも確かにたくさんあるけど、やっぱりちょっとくどい。あと、もっと具体的に大学院の話とか研究の話とか出てくるのかと勝手に思ったてたからちょっと期待はずれでもあり。でも、最後のほうの、手紙を書きましょう、っていうのは、いいなあ、と思った。天狗ハムって確かにあったあった! そして、石川県ってミスタードーナツが多いのかも?と思ったり。
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書簡体小説をはじめて読みました
でも、おっぱい小説もはじめて読みました。
日々悶々と現状に危機感を覚えつつも、明日から頑張ろうとくすぶり、
桃色映像に癒しを求める一般的男子大学生に共感を覚えます
あの無益な大学生活に戻りたい
しかし今だって決して有益な生活は送っていない
こんな無益な小説を読んでニヤニヤよろこんでいるんだもの
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重たいのはいらない。でも、本が読みたい。贅沢言えば、笑いたい。
そんなときにうってつけなのが、森見登美彦の作品。
電車で読むときは要注意。
小ネタにどれだけ気づくかもまた楽しい。
真剣におちゃらけているのに、純な主人公が愛おしくなってくる。
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面白かったです。
これまでの大学もの同様だるまや黒髪の乙女とか出てくるので、
楽しく読めました。
長かったので途中でちょっと退屈になりましたが、最後のオチは
最後まで読まないと分からなかったのでびっくりでした。