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一つだけなるほどなと思ったのは、
株価は光が作る影のようなもの、という考え方。
光(需給)の当たり方、強さによって影(株価)は変化する。
影に注目しがちだが、見るべきは建物(本質的価値)である。
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株で財を成しけど突然余命宣告された投資家が書いた本
遺書的な位置付けを兼ねてるみたい、文体がダラダラしている感は否めない
株価は企業の本質的価値の陰、影を照らすのは需給。
エピクテートス 幸福への道は 意志の力でどうしようもならないことは悩まない
ネットキャッシュ 余剰金融資産から有利子負債を引いたもの
負債=他人資産
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石川臨太郎氏は2019年に65歳で亡くなられたバリュー投資家で、この本は資産を作るだけではなく、資産を遺すことやガン経験者としての体験が赤裸々に書かれていて、投資家向けの指南書兼遺書のような一冊に当たります。
石川氏は2005年頃に退職をして専業投資家になられてるので、いわゆるFIREとも通じるところがあるのですけど、仕事を辞めた際の境地も素直に書かれていて参考になる面も多いなと思いました。
仕事辞めてバラ色というFIRE本が洋書含めて多い印象ですけど、現実を知るという意味でも貴重かと考えます。
とくに第3部は書き残しておきたい、伝えたいと思った話が書かれていて、見習いたいと思う点も多かったです。
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著者、石川臨太郎さん、どのような方かというと、本作
のプロフィール記事には、次のように書かれています。
---引用開始
1954年生まれ、2019年没。1985年より株式投資を、1987年よりワンルームマンション投資を始める。仕事のストレスから体調を悪くしたことをきっかけに専業投資家になる。投資法は、中長期目線のバリュー投資。自らのブログを開設し、個人投資家への情報発信も行っている。
---引用終了
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
特別な才能がなくても資産を作ることのできる中長期目線のバリュー投資(生涯パートナー銘柄への投資)とは何か?愛する家族に上手に資産を遺すための世界トップ企業への投資とは何か?本書は、株式投資を志している人たちへの「遺言」です。
---引用終了
本作は、著者が、すい臓がんによる余命宣告を受けてから、書きためていた原稿や、過去の著述を再構成し、遺言として書かれた作品。
したがって、投資家としての著者の集大成的な作品になると思います。
私は、著者よりも6歳位年下になります。
40~50代にかけて、投資の先達としての著者のブログを読み、参考にさせていただいた日々が思い出されます。