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二階堂蘭子が活躍する本格探偵小説。人里はなれた修道院内で起こる連続殺人事件。その背景にはあっと驚かされる秘密がひそんでいます。
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ちょっとした宗教学の勉強になります(笑)やはり二階堂さんの小説はオカルト的な要素が多くふくまれていますね。ただ、面白いということは事実です。
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蘭子シリーズ3作目。修道院内で、ヨハネの黙示録に見立てた陰惨な連続殺人が起こる。蘭子ちゃんのお嬢様言葉も不必要なほど過剰なゴシック趣味も慣れてきました。
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野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。神秘の領域で惨劇が繰り返される。名探偵・二階堂蘭子の推理が、ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実!
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読んでいる最中に、「そういう読者の騙し方はズルい!!」と思わず叫んでしまった。新本格好きにはたまらないんだろうけど・・・
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じっくり時間をかけて読み進めました。蘭子のキャラクターに磨きがかかっているような感じもしますが、どちらかというと非常に淡々とした印象を受けました。途中の吸血鬼論では呆気にとられましたが最後にはしっかり落ちましたし。前作よりは格段に好きです。あの読みづらい注釈もなくすっきりと。前作で諦めなくて良かったなぁとしみじみ思ってしまいました。
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いや、確かにどんな不可能犯罪でも犯人が複数いるのであれば不可能ではないんですよ・・・ただあまりにも犯人が多すぎるのもどうかと・・・・微妙に吸血鬼と地下文書庫の話が繋がったのは面白かったです。
しかし、またこの悪夢は終わらないパターンは余計かと・・・
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二階堂蘭子シリーズ
尼僧の塔から転落死した太田美知子。捜査の依頼を受けた蘭子。会堂で発見されたトーマス・グロア神父の遺体。首を切られ逆さに吊るされた遺体。失踪し井戸から死体で見つかった寄宿生ハルミ・メイヴァース。文書庫に続く通路の落盤事件と前修道院長マザー・エリザベスの死。捜査中、尼僧の塔から炎に包まれ転落死したシスター・フランチェスコ。院長マザー・プリシラが探し求める《ミッチェル・ヘッジスの頭蓋骨》。使用人梶本稲の死。グロア神父の娘の秘密。
1997年9月11日購入
1997年10月27日初読
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二階堂蘭子シリーズ。
聖アウスラ修道院で起こる二つの殺人事件。
今回のお話しはとても宗教色の強い作品になってます。
最後には修道院の意外な秘密が明らかにっ!!?
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楽しめました☆5つです。途中オカルトちっくになるのか?と思ったが、大丈夫でした。書庫シーン、鳥肌でした。
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構成要素が好きなものばかりなのでわくわくと読んでたら、いきなりオカルトに走ってびっくり…と、思ったらしっかり戻ってくれて安心した。好き。
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とにかく派手である。気の弱い人は読まない方がいい。最初の10数ページだけで怖くて参ってしまうに違いない。ものすごいプロローグであるが、そんなのは手始めに過ぎない。全裸で桜の花からぶら下げられた首のない神父の死体、そんなものすごいものを持ってきながら、なぜ犯人がそんなことをしなければならなかったのか、ちゃんと説明してみせるのだからすごい。
最後に暴き出される「驚愕の真実」というのは、僕にとってはそれほどぴんと来なかった。確かに意外だったけど、登場人物ほどショックを受けない。その後に来るスペクタクルシーンの派手さににじみ出る作者のサービス精神と、その前に出てくる、それこそ「驚愕の推理」(こんなものをちゃんと信じる警察官が現実にいるわけがないと思うのだが)のほうに驚いてしまった。
それにしても、こんなにおいしい小説、どうして映画化されないのだろう。横溝正史の作品などより、よっぽど衝撃的な映像がこれでもかと出てくるのに。この作者、すごいと思った。
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ロジックよりもトリック、トリックよりもプロット、ていうのが二階堂先生の持論、というあとがきを読んで、ようやくこのシリーズが肌に合わない合点がいきました。やっぱり有栖川作品みたいに、初期のクイーン作品みたいに、端正なロジックであっと言わせてほしいんだー!!
私の場合の方程式は、
ロジック≧トリック>プロット
ですよ^^
というわけで、今回は二階堂蘭子のヒラメキ炸裂なミステリーだったので、残念ながら星二つ。
キリスト教がテーマだし、パラパラ見たら黙示録とか見立てとか出てくるし、ミステリー以外の楽しみもあるかもしれん、と思ったら意外と狭く浅い薀蓄しか出てこなくて、がっかり・・・。
二転三転する「衝撃のラスト」も、それほど意外性ないし、二階堂作品は毎回思うのですが、古式床しい推理小説っていう評価以上の評価はなかなか出てこないんだよなー。あと、今作に関しては犯人が××っていうのも本格好きとしては好きじゃなかった。
修道院の塔で起こった二つの密室殺人。
満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。
ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見された。神秘の領域で惨劇が繰り返される。
名探偵・二階堂蘭子の推理が、ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実。
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内容(「BOOK」データベースより)
野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。
満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。
ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。
そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。
神秘の領域で惨劇が繰り返される。
名探偵・二階堂蘭子の推理が、
ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実。
++++++++++
二階堂蘭子シリーズ。これは何度も読んだ作品なのに
修道院の内部探索やら暗号やらまるっきり忘却していたので新鮮に楽しめた!
無宗教だからか、こういう宗教絡みで悪魔的なテーマには都市伝説的な楽しさを感じる。
レトロな時代設定と雰囲気も大好き。
黎人の「記録者」としての徹底振り(あんまり役に立たない)
(ラストで活躍したにもかかわらず・笑)もいいなと思う。
二階堂さんの話はあらすじのあおり文句を裏切らないので好きです。
あと名探偵二階堂蘭子女史も大好きなので★4つ。
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キリスト教、修道院、凄惨な事件、見立て…と本格ファンをひきつける要素がてんこ盛りです。ですが、やはり二階堂さんは合わないのか、読みづらい。他の方の作品より時間がかってこのオチは、なんだろう、怒る気にもなりません。