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日本の若い世代(特にティーンエイジャー)に向け、広い視野で世界に目を向けていけというエールを送る一冊。
コロナ禍になる前から、日本の若者の内向き志向が取り沙汰され、海外留学も少なくなっていると言われていた。そんな中、コロナ禍になり益々、海外へ行くことが難しくなっているが、この事態が改善したとき、もっと若者たちが海外へ目を向けてほしい、視野を広くしてほしいと大人たちは思っている。
著者の解説で現在の世界情勢を解説、いつもながらそのわかりやすい解説には舌を巻く。過不足なく、世界情勢を述べ、これから日本はどうするべきか読者に問いかける。また、著者自身の経験から、英語勉強法や時事情報の取り入れかたを指南する。
中学生、高校生に是非、今、読んでほしい本である。
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学生向けなのでともて分かりやすかった
でも大人にも必要な事だと思う
今まで歴史とか興味がなかったけどこの本を読んでまずは自分の国のことをきちんと知る事から始めないといけないと思った。
これからどんどんいろんな国の人と会う事が起こると思うからまずは自分の国について、それから近くの国やニュースになってる国との関係を知る事はとても大切な事だと思う。
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世界情勢や近現代史について、中学生向けの講演を元に記した一冊。小学館といえば、書名だけでウンザリするような差別扇動本を出しているのでイヤだったが、これはちゃんと「コナンやドラえもんで稼いでる小学館」な本。未だおうち時間の多いティーンエイジャー諸君のお伴に相応しい。
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ニュースをもっと興味を持って見られるようになりそうです。決して難しい言葉で書かれていないのが、ホントに読みやすくて良い。
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AYA世代向けの棚から手に取った。中学生の講義を元に書かれた本。未来ある君たちは何を知るべきなのか、倍ぐらいの歳だけど知らないことが沢山あったので、恥ずかしがらずにこういう本も読むといいなと改めて感じた。
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自分を客観的に見つめることは、一瞬誰でも出来そうに感じる。しかし、実はものすごく難しい行為だと思う。
やはり広く世界を見て回るしかない。
特に若い時期は留学などをして、世界から学び、日本と異なる価値観に触れることは大切だろうと思う。
大人になって思うことは、自分の考え方が如何に固まってしまうか。
偏った考え方をしていないか?
視野を広く、視座を高く、物事を見られているか?
異なる考え方を持った人々を否定せずに、受け入れることが出来ているか?
世界の様々なことを知ると、逆に他人に対して優しくなれるだろう。
世界は何と多様性に満ち溢れているのか。
このことを知ることが、逆側から自分自身の内面を見つめるきっかけとなるはずだ。
世界には「日本ではあって当然」の物が、無いことが普通だったりする。
それは綺麗な水だったり、トイレだったり、安全だったり。
それら以外にも、きっと沢山あるのだろう。
逆に、世界では「日本では無くて当然」のことが、普通にあったりする。
これは戦争だったり、人種差別だったり、民族間の争いだったり。
「なぜ世界を知るべきなのか?」
この答えは「自分自身を知るきっかけになるから」としか言いようがない気がする。
もちろん、他にも理由はあるのかもしれないが、やはり客観的に自分を知るということが、如何に自分自身を成長させることにつながるか。
本書でハッとする言葉は「たった一人では世界を変えられないと思うかもしれない。実は逆である。たった一人の熱い思いから世界を変えた事例がこんなにある」として、各人の活動が紹介されていく。
マララ・ユスフザイさんやグレタ・トゥーンベリさんの、たった一人から始まった戦いは本当に素晴らしいと思う。
そうなのだ。我々は一人一人が世界を変える力を持っていることを認識すべきだ。
我々はついつい自分一人の力を「無力」と思い込んでしまう。
力が全く無い訳ではない。確かにほんの微力かもしれない。
しかし、僅かな小さな力が世界を変えるポテンシャルを秘めているのだとしたらどうだろうか。
自分自身にも何か出来るかもしれないと思うのではないだろうか。
やっぱりこういうことに気が付くことが重要なのだと思うのだ。
コロナの影響もあって、日本の若者が世界に出にくくなっているという。
私自身も若い頃に、もっと世界を見ておけばよかったと、今更ながらに感じてしまう。
とにかく世界を知るべきだ。
それは確実にあなたのためになる。そして世界の平和のためになるはずだ。
世界中が優しくなって欲しいと、心から願っている。
(2023/4/18)
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世界を知ることが、自分を知ることにつながる。子供達に行動を起こす勇気を与えてくれる本だが、大人が読んでも刺激を受ける内容だと思う。沢山の地に足を運び、沢山の本を読み、見識を広げていきたい。
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著者が中学校で行なった講演をもとに加筆して作成された本。というわけで、中学生向けなので、とても分かりやすくできてます。
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近現代史の内容をわかりやすく噛み砕いたような本。コロナ禍において海外旅行や留学が少なくなってしまった現状があるが、それでも世界に目を向ける必要がある理由を説いている。
さすがの池上彰節でとても読みやすく、なるほど!と思うことばかり。
選挙や学校で習わない科目、発券銀行など海外と日本の違いを知ったり、韓国やロシアなどとの関係に焦点を当てたりと日本の教育で学ぶ機会が少ない近現代史に沿って描かれているのでとても勉強になる。
池上さんほどは難しいが、自分も近現代史を学んでみたいな、という気になった。
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多様な文化や思想、生き方……。日本にいるだけでは持ち得ない視点を持てたら、世界はもっと面白い。
世界に目を向けるためのガイド本。
池上彰さんが両国高等学校附属中学校で行った授業をもとにした、「自分とは違う視点」を持つためのガイド本です。
近代史を中心に政治や国際認識の話や、世界の若者の活躍、世界を知るためのきっかけになるような話が嚙み砕いて語られています。
日本で選挙の方式が記名式なのは識字率が高いから、とか。感染症を防ぐためにはどんな政治体制が良いのだろうか、とか。些細な事や歴史にも理由があって、広い視野で自分を、日本を見直すことができれば、確かに世界はもっともっと広く、深く、面白くなるだろうなと思いました。
私は海外に言った経験なく大人になってしまいましたが、いつかは別の国を見てみたいと思っていますし、この本を読んだ若い読者さんにも、それが可能な環境であるのならぜひ世界に限らす色々な場所に行って様々な物を見て、経験できるものは経験してみてほしいなと願っています。
やっぱり改めて、知る事ってとても楽しい