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いかにも「女の子向け」の表紙ですね~(笑) KiKi はどちらかというと、こういう表紙の本って中身がどうか・・・・という前に苦手意識が働いちゃうんだけど大丈夫だろうか・・・・・(苦笑) TVのアニメの方のイラストだと全然そういうことがなかったんだけど、やっぱり着ているものの違いかなぁ・・・・。
(全文はブログにて)
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大感涙!!!
お話をちゃんと知っているので期待を込めて読みましたが、期待以上です!!!
通勤電車で鼻水たらして泣いてしまった。
下手な自己啓発本よりもずっとずっとこちらの方がココロに響きます。
闇に住んでいる時は、幸せを大いに語られても全く響きません。ほんの少し、ほんのり明かりが差し込む隙があったことに気づかせることが必要でしょう。そこは既に闇ではない。
あぁ、ポリアンナ! あぁ、ポリアンナ!です(笑)
そして、年齢が近づいてしまったせいか、ポリーおばさんにすごく感動。
少し自分に重なったりします..
この本に感動できる心があって、私は「よかった♪」。
ステキな本をありがとう。
ココロの教科書です。
たくさんの人に読んでもらいたい!!!
続編を読むのが楽しみ!
(H21.11 図)
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返却前に今一度再読。
3週間以内に2回読んでも泣けちゃった。
これは手に入れないと。
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物語を知らず、全くの初読み
物語は素晴らしいが、訳がわかりにくかった
特に感情表現
「のどのところに手をやって」だけでは喜んでいるのか怒っているのか困惑しているのか・・・
どうとでもとれてしまうのでいちいちひっかかった
(後の文章でどうおもっていたのかがわかりはしますが)
感情移入はしにくい
おばさんがポリアンナを可愛いと思っていく移り変わりが読み取りにくい
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大好きです!!
ポリアンナのように生きていきたい、と思わされました。
私にとって、大事な、心に響く、信仰書のような存在でもあります。
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この本を読もうと思ったきっかけは、MOTHERのBGM、「Pollyanna(I believe in you)」にハマったからという理由だった。
早速図書館へ行き借りてみた。この本は児童文学として有名で、裏表紙には「小学5・6年以上」って書いてあるんだけど...たかが児童文学、されど児童文学。なんでもプラスに考えるゲームを常日頃行っている快活な少女ポリアンナが、そのおばさんのポリーや町の住人たちを自信の明るさとお得意の「ゲーム」で元気付けるストーリー。
ポリアンナのその「ゲーム」は自分の生活の中でも取り入れたいと思えるものだった。なにも人生の全てを悲観することはない。作者の言葉を借りるなら「わたしは、いやなこと、つらいこと、邪悪なことは、すべて切り捨てるべきだなどとは考えていません。ただ、自分の知らない、いろいろなことを楽しい気持ちで受け入れようとするほうが、よっぽどいあと思うだけなのです。」
全体のストーリー展開も単調ではなく、350P超という児童文学にしては長めのものながら飽きは来なかった。ただ、最後の展開が急すぎたのが気になったかな?いずれにしても、児童文学の中ではトップクラスの良作。
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児童向けの本だけど、内容は大人にも通ずるものについて書かれていた。大人にも通ずると言うより、大人になってからこそ改めてふれたい話かもしれない。
生きていく上で避けられない辛いことや悲しいことに対して、物事の本質を理解したうえで、明るい面に焦点を当てるということを自然にやってのける少女ポリアンナの姿には、目を見張るものがある。
人生を虹のように鮮やかに色付けるのは、出来事そのものではなく、自分自身の物事の捉え方や考え方である。
そしてポリアンナのような、人を疑わず心から愛する素直さ・純粋さや、ひたむきな明るさは周囲の人をもしあわせな気持ちにさせる。
大人になるにつれて、忘れてしまいそうな幼少期のまっすぐな思いを再び思い出させてくれた。
子どもは勿論だけど、大人にもぜひ読んでほしい。
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いつも心に愛のゲームを。
孤児のポリアンナは独身のおばさんに引き取られる。気難しいおばさんと暮らすポリアンナは、亡き父から教わった「ゲーム」を村に広め、周囲を変えて行くのであった。
小さい頃読んだけれど、正直に言って嫌いな話だった。どんな辛い状況でも喜ぶなんてできない、そんないい子の話なんて楽しくなかった。
しかし、大人になって再読すると「なんでもうれしがるゲーム」に対して印象が変わる。子どもの頃に感じたのは、いい子でいることを推奨する圧力への違和感や拒絶だった。この「ゲーム」は自分から参加するものだ。押し付けられた「ゲーム」では、真に幸せにはなれないだろう。
毎日を変えていくのは、自分の心がけ次第。ポリアンナは、自分らしく生きていこうとする少女なのだ。義務だけでなく、やりたいことをしたいと主張し、自分の見つけた問題を解決しようと、働きかけていく。ポリアンナは、魔法の力を持っているわけでも、自由になる大金を持っているわけでもない。だから、周囲を巻き込まざるをえない。その中でトラブルも起きる。でも、動かないと変わらない。だから、前向きになんでもうれしがる。とても今風の生き方だ。コロナ禍の今だからこそ、余計に心に響くのかもしれない。
しかも、そんなポリアンナですら、嬉しがれないことがある。もう二度と歩けないかもと知ってしまった時、ポリアンナはさすがに嬉しいと思えない。ゲームの発端となった松葉杖のエピソードが自分に降りかかってくる。うれしがるゲームには限界があった。ラストでポリアンナは再び歩けることの幸せを語る。一時期歩けなかったから、歩けることの喜びを感じる、と。ハッピーエンドのはずが、なんだかもやっとする。
他人と比べて、自分の方が○○できるから幸せだ、というのは危険な発想だ。ポリアンナのゲームには、この危険を孕んでいる。障がい者に対する気持ちの持ち方は、決して「かわいそう」ではない。当時は「かわいそう」「歩ける自分に感謝」でよかったのだろう。この本を読んで、今は考えないといけない。自分の境遇を「なんでもうれしがる」こと自体は悪くない。でも考える必要がある。今の時代に合った「ゲーム」のやり方を。