投稿元:
レビューを見る
タイトルの意味は読み終えてもわからなかったが、支援課シリーズとつながっているのが意外だった。今後、支援課シリーズがどうなっていくか興味津々である。
投稿元:
レビューを見る
最後の100ページは、さすが堂場さん。
でも、200ページくらいまでは、あんまり面白くなくて読むのをやめようかと思った。他シリーズの人たちがたくさん出てきたのが嬉しかった。
女性主人公の新シリーズ発動ですね!
投稿元:
レビューを見る
発売と同時に終了した「犯罪支援課」シリーズからの橋渡し的な作品。
堂場作品で初めての女性刑事が主人公となるが、個人的にはこの柿谷晶が人間として、とても受け入れ難い。
元恋人を殺したと自首した犯人は大物司会者の息子。
加害者でありながら、テレビで知られた存在の為、マスコミの攻撃から加害者家族を守る為、晶は家族をフォローを命じられる。
現場で事件を追いたい性格の晶は、この命令が直属の上司ではなく、刑事総務課から直接命じられたことに反感を覚え、加害者家族への嫌がらせとして、自宅を放火しようとした犯人を追っているうちに、加害者の妹が自殺してしまう。
そこでやっと加害者家族への意識が向く晶だったが、ただ痴情のもつれから元恋人を殺してしまっただけと思われた事件の裏に、想像を絶する悪意が存在することが判明する。
芸能一家を追い込んだ犯人の本当の狙いは何だったのか・・・
「犯罪被害者支援」シリーズで、SNSの影響で被害者だけでなく、加害者家族のフォローの必然性も出て来たことを示唆していた。
それをこの作品でメインで描いた訳だけど、何だか前半は晶のやる気のなさに苛立ってしまう。
作者の思うつぼなのか、初めて描く女性主人公だからなのか…
女性主人公となっても、相変わらず食事シーンが多く、相変わらず食事に対する不満が満載。文句を描くくらいならば、書かなければいいのに、といつも思ってしまう。
現在の犯罪が動機がすごく漠然としたものが多くなり、警察小説を描く側も時代に合わせなければいけないのだろうが、事件の真相や主人公の設定なども中途半端で、かなりがっかり。
本当にこれまでのシリーズに登場した人物頼りで、これまた残念。
投稿元:
レビューを見る
犯罪加害者家族の女刑事が、加害者でありネット被害者である芸能人家族の精神的救済のために尽力するストーリ。プロット自体は可もなく不可もなくだし、女刑事の独善的姿勢もどうかとは思うが、人物描写の細やかさは良く、全体的に面白かった。堂場作品をそんなに読んでるわけではないが、何か会話や文章表現が軽い点が気になる。こういうストーリではこの文体は向いていないように思う。
投稿元:
レビューを見る
別シリーズで今作への伏線らしきものが貼られていたのでファンとしては嬉しい。今作自体は動機が雑だったのが残念。新シリーズへと発展するのか気になるところ。
投稿元:
レビューを見る
加害者と被害者の狭間で苦悩しながらも突き進んでいく勇ましい女性刑事を軸とした展開。
ネットの悪意に巻き込まれ犯罪者になったり、被害者になったり。
ネット中心の現代だとしないという選択は無いのかなと…結局は、自分の責任において、となるのだろうが。
エスプレッソが大好きで休みの日は小型オープンツーシートを乗り回すこの女性刑事の新部署でのシリーズがスタートするのかな?
投稿元:
レビューを見る
堂場警察もの初見。
(内容紹介)
加害者と被害者の狭間で苦悩する女性刑事を描いた、 ネット社会の歪みを射抜く傑作サスペンス!
大物司会者の息子が、元恋人を殺害したと出頭。捜査一課の女性刑事・柿谷晶は取り調べに臨む。
だが、被疑者は犯行を自供する一方、動機については口を閉ざす。晶は被疑者の家族に接触するが、家族はネット上の誹謗中傷に悩まされていた。
加害者の家族だからといって、責めることは許されるのか? 自らの苦い記憶が甦る中、家族に張り付き、事件の背景を探る晶。
犯罪被害者支援課の村野らと協力しあい、留まることのない加害者家族への悪意と戦いながら捜査を続ける晶だったが、やがて事態は最悪の方向に向かう。贖うべき「咎」は誰のものなのか。
ーー振りかざされる「正義」は、単なる「悪意」の裏返しだ。
投稿元:
レビューを見る
主人公が女性になっても、結局は他シリーズの人物がやたら出てきて、いつものように『クソッ!』が飛び交う堂場瞬一作品だった。
投稿元:
レビューを見る
01月-18。3.0点。
大物司会者の息子が、元恋人殺害で逮捕される。罪を認めるが動機については黙秘。SNS上で父親司会者のバッシングが始まり。。。
被害者支援村野、大友鉄たちも登場。
主人公の癇癪が強すぎ、前半辟易した。中盤から慣れたモノの、シリーズ化するならもう少し丸くした方が良い気がする。
投稿元:
レビューを見る
女性刑事が主人公。
と、言うのは初だったらしい。
何人か出てきているけれど刑事から探偵として独立した人の作品はあったなぁ。
鳴沢シリーズのスピンオフっぽいやつ。
堂場作品は警視庁が出てくる作品はスターシステムを取っているので別シリーズの作品も読むことが前提で話が進むのでこの作品だけ読むとなんのこっちゃいってなりそう。
今回は大友、鳴沢、村野、高城が名前なり顔なり出てきてイツメンですねって言う。
で、肝心の主人公は「この人主人公じゃなくても良いのでは」と感じてしまったり。
シリーズ化するのが前提っぽいので先々で過去との決別(生き別れの兄との決着)や警察官としての成長の過程が見えると面白くなるのかも?
別作家の姫川玲子のシリーズは面白いけれどこの人はどうなるのかな?
これでガンさん、神谷さん、西川沖田コンビ、一ノ瀬も出て来たら役満ですな。
こうなったらどこかのシリーズの最終話で鳴沢が出てきて都庁爆破とかして欲しい。
最後まで名前だけの鳴沢も良いけれど。
投稿元:
レビューを見る
宮部みゆき氏が書評で紹介していて、氏の愛読するシリーズとリンクする人物が登場しているとのことだったので本作を読んでみる。
主人公の柿谷晶は警視庁捜査一課の刑事だが、かつて身内が犯罪を犯し家族がバラバラになった加害者家族の立場で捜査を続ける。犯罪加害者家族もしくは被害者家族の立場になって寄り添っていく。
登場人物がどこで食事した、エスプレッソを飲んだなど、事件の本筋とあまり関係のない日常描写が淡々と続くので、話がなかなか進まない印象。加害者家族を追い詰めていった犯人の背景描写が十分でないので、動機が今一つ分かりづらかった。
投稿元:
レビューを見る
いつかこの題材を取り扱うことはあるだろうなとは思ってたけどシリーズ化してきたか。加害者家族支援とSNS問題を絡めているのでダブルで重い。加えて主人公が加害者家族であるという背景があるせいか壁を作りかつ、かなり独善的、攻撃的であったりして魅力に乏しく、読書スピードが落ちる。他のシリーズとの絡みもあるので読み続けることになりそうだが、もう少しカドが取れてほしいな。
投稿元:
レビューを見る
これは新しいシリーズ物になるのかしら・・・ 多くの方が書かれてるが、この主人公が嫌いなんで、シリーズ物にするなら思い切り改心させて欲しい。事件としては難しい問題。現実にこういう事態が起こってるんでやになる。昔は良かったなあと思わず云いたくなる年寄り・・・
投稿元:
レビューを見る
女性刑事が主人公。
女性が活躍する話は好きです。
堂場瞬一さんの警察物シリーズは好きで読んでいます。
今回はその読んだシリーズの登場人物の名前が出てきて、その度に懐かしく楽しみました。
投稿元:
レビューを見る
有名キャスターの息子、元俳優が殺人で自首。元カノを殺した。
キャスターは番組を降りる、妹、モデルは仕事をおろされた。
ネットが誹謗コメント。キャスター自宅が放火。被疑者家族だが被害者家族。
29才女性刑事が女理事からメンタルケアを頼まれる。死んだ元カノから薬物発見
妹が心配。目を離したスキに自殺。ストーカーがいた。全てストーカーの仕業。
キャスター家族がターゲット。本人は地主の息子。
キャスター息子は元俳優。その元カノに覚醒剤を渡す。薬づけになったのを息子に連絡。それを咎めにいった時、もみ合いになる。突き倒した時に頭打った。殺人ではなく傷害致死。
女刑事は兄が殺人事件を起こしていた。警察の二次試験前で受験を断念。ある刑事に説得されて試験を受け、刑事になった。被害者被疑者家族ケアの為のリソース