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タクシードライバーの職業は確かに大変な職業だ。よく15年頑張りましたネ。タクシードライバーが患う眼病に黒内陣が有る。小生の知人にも一人この病に罹ったタクシードライバーがいて辞めた人がいる。日々の乗客に種々の人あり大変だったことだったろう。ご苦労様様でした!
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このシリーズ、本書を入れて7冊目だと思うが、このうち4冊を読んだ。著者はライターや編集の経験はないようだが、中々読ませる。運転手の苦労や心意気だけでなく、年老いた母との暮らしや、運転手をリタイアした現在の年金生活なども垣間見えて、そういう個人的な部分の語りも味がある。望んでなったわけではないだろうが、地道にハンドルを握り続け、運転手としてある程度やり遂げたという実感がこもっているように感じられた。
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街で必ず見かける、タクシードライバーの体験。
乗せた数だけドラマがあるはず。興味ある。
そんな期待通り、いいことも悪いことも含めての体験談が楽しい。一気読み。
タクシードライバーの裏話など、身近な職業だけに参考になる話も。
この本を読むと、優しい気持ちでタクシーが利用できる人になれる。
いつか「お釣りはいいです」と言ってみよう。
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重めの長編小説を読んだあとなので、気分転換にサクサクと読破。
タクシー運転手という密室での接客業が、苦労無しとは思わない。
良い客などそうそう期待できるものでもないし、淡々と無事に到着地点まで送るのみになるだろう。
いろいろな人との出会いはあるが、それがほっこりとするような頑張れる気持ちになれるものであれば嬉しいと思う。
タクシー中心に限らず、それまでの経験や家庭のことなど織り混ぜていて、日常がよくわかる読み易い日記だった。
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どんな仕事にも苦労はあるが、記述が詳細でとても面白い。
実は私の父が個人タクシーの運転手だったので(大昔だけど)そんな大変な思いをしてたのか、と今頃感じ入っている。
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暇つぶしにはもってこい。と言ったら著者に叱られるか。
人の苦労話。楽しい話題もある。
運転するだけみたいなタクシー、たいへんな仕事。
しかし、楽しく読ませて貰いました。
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「地球タクシー」というNHKの番組は観ていて面白い。本書も視点は似ているが、もっとリアルで考えさせられる。お客さんを選べないことが、毎日のドラマを生むことがよく分かる。タクシーに乗ったら積極的に運転手さんに話しかけてみよう。
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日記シリーズ。タクシーにはほとんど乗らないけど、読んでいておもしろかった。お客さんの取り合いをするには内田さんはいい人過ぎる。その人柄でのりきった面もあるんじゃないかな。酔っぱらいなどに絡まれたとき、声をかけてくれる周りの人の存在にもほっとさせられる。大事なお母さんを見送り、これからも幸せに過ごしてほしい。
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サービス、接客態度は誇れるものだったと仰っていたので、具体的にどんな風に心がけていたかも併せて知りたかったな。
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会社が倒産し、タクシー運転手として働くことを決意した筆者。
一か月の研修を終えた後、二種免許の試験に合格するとタクシー運転手として勤務を始めることができます。
タクシー会社への入社面接や研修の様子なども細かく書かれています。
業界にいなければわからないような採用事情や、タクシー運転手の勤務形態、いろいろなお客を乗せた筆者の体験談など、楽しく気軽に読むことができました。もちろん、「こういうお客はいるんだろうなあ」と想像できる話もあれば、予想を超えるトンデモなお客もいました。これまでに4万人をこえる乗客を乗せてきた筆者が出会った一つ一つのエピソードは起承転結と筆者の感想がはっきりとしていて、ストレスなく読み進めることができます。
「丁寧にお客様に接する」ということを大切に仕事をつづける筆者のプロ意識には驚嘆させられますが、なんとなく「いい子ぶっている」ようにも感じられたのは、私の性格がひねくれているからでしょうか…
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このシリーズは面白くていつも衝動買いしてしまう。タクシー業界というよく利用している割に全然知らないことが多くて、面白かった。
生きていくことの難しさを感じたと同時に、日常の中でどう幸せを見つけていくのかのヒントをもらえたような気がした。
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この日記シリーズは面白くてどれも好きだが、元タクシードライバーの内田さんの人柄の良さがよく出ていて一番好きかもしれない。
週末にちょうどタクシーに乗る機会があり、助手席前の運転者証をまじまじと見てしまった。
私のタクシー最高乗車は青森県六ヶ所村から三沢空港まで1h弱、1万数千円かな。
あの時の高齢の運転手さん、喜んでくれてたのかなとふと思い出す。
感じの良い人、運転が上手な人、おしゃべりな人、偉そうな人(つり銭がないから崩して来てと途中でコンビニで降ろされたことがあったな!)、飴くれる人など仕事で色々な運転手さんに乗せてもらったけど、多くは存在感を消した静かな人だったような気がする。
丁寧な接客をしてくれそうな内田さんの車に乗ってみたかった。
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『タクシードライバーぐるぐる日記』
お客に怒鳴られ、怒られ、我慢を強いられる出来事の数々に憤りもするが、著者の内田さんの真摯な仕事ぶりと穏やかさと誠実さが伝わる語り口調から読後感は爽快
#読了 #君羅文庫
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このお仕事日記シリーズは今まで8冊読んだが、この本はマイベスト3に入るくらい読みやすく面白かった。(仕事のグチを聞かされている感じもなく、重すぎる気持ちになることもなかった)
p183「母の最期」
〝人は背負っているものがあると、そのために自分の限界以上の力が湧いてくるのだという。……母がいなければ15年ものあいだ、タクシードライバーを勤められなかった。”
↑自分は、誰かのために働いたという経験がないなと思った。それがダメというのではなく、今の私は支える側の役なのだと考えて、支える人の大切な人になれるように頑張ろうと思った。
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タクシードライバーを15年勤めた筆者が約4万人を乗せた中で印象に残った出来事を描いています。
もう65歳とのことで退職され、年金暮らしのおひとりさまとして暮らしてるようですが、入社当時の出来事などとても細かく描写されていて、それが分かりやすく面白かったです。
嫌なお客さんに当たって詐欺みたいな目にも遭った話に思わず感情移入してしまいました。
ちょっと小心者なところもありますが、とても誠実に接客しているのに好感がもてました。