投稿元:
レビューを見る
〇一問一答形式のSDGs の本の次を読みたいと思ったひとに。文章で読むSDGs 。中高生から大人まで。
〇多岐に渡るテーマだが、理解しやすく紹介されている。SDGs 関連の本を読むとしばしば絶望感にさらされるが、本書はまだ目標に向かって手をのばさなくてはと思えた。
・コロナ下で考える持続可能な社会。
・SDGs とは何か。
持続可能な開発目標
我々の世界を“変革”する
誰ひとり取りのこされない
…5原則
人間・地球・繁栄・平和・パートナーシップ
・SDGs の生い立ち
1972「成長の限界」ローマクラブ
「人間環境宣言」←SDGs の起源
1987「ブルントラント報告」
「持続可能な開発」←コンセプトの定義
1992「リオ宣言」地球サミット
2000「ミレニアム宣言」ミレニアム開発目標(MDGs )
2002ヨハネスブルグサミット
…持続可能な開発の3つの柱:経済・社会・環境
2012リオ+20
「経済・社会・環境の3側面を統合」
2014OWG によるSDGs 案
・17の各目標を主に日本の現状や取り組み・課題を中心に説明する。
・著者はGlobal Sustainable Development Report 執筆の15人の独立科学者の一人。
投稿元:
レビューを見る
中学生以上向きの読みやすい本です。
第1章「SDGsってなんだろう」の前の「はじめに」は,なんと12ページもあります。ここで,今なぜSDGsかということが,コロナ禍の話題も含めて語られます。
第2章「SDGsの生い立ち」はたったの7ページという短さですが,これまでの流れがよく分かります。そして第3章「17の目標達成を目指して」です。17の目標の話も具体例が紹介されていたりして,とても読みやすいです。
目標9で紹介されていた「Wheelog!」というアプリを早速スマホに入れてみました。まだ使い方はよく分かりませんが,こうした取り組みがどんどん進んでいくのはとてもすてきなことです。イノベーションの推進が大切だということですね。
私は,SDGsはイノベーション(技術革新)のヒントになるものだと思っています。なぜかというと,SDGsにはやるべきことが書かれてありながら,どのようにそれを達成すればいいかが書かれていないからです。つまり,目標を一気に達成できるような技術や仕組みのイノベーションを考えるには「もってこい」なのです。
(本書,p.82)
世界の人々が置かれている状況というのは本当に知りません。これまであまり知ろうとしなかったから知らないのは当たり前ですね。たとえば,手洗いをする設備が自宅にない人が30億人もいると聞いてビックリしたり…(目標6)。
投稿元:
レビューを見る
SDGsについて概要がよく分かりました。
特に、誰一人として取り残さないという信念が印象に残っている。
世界全体で目標達成に向け行動するためには、どうすべきかを一人ひとりが考え行動していかなければと考えた。
投稿元:
レビューを見る
もう少し絵や図があるとわかりやすいと思う。
でも説明文がとてもわかりやすく、
表現が柔らかいので、
頭に入ってきやすかった!
投稿元:
レビューを見る
●一分野マスター読書「SDGs」1冊目。
●児童書だけあってわかりやすい。SDGsの成り立ちから、17の目標に対してどういう取り組みが成されているかも解説。
投稿元:
レビューを見る
このあとウクライナ侵攻が起こり、いっときほどにはSDGを耳にしなくなってしまった。戦争で無理に奪われる命がある以上、一人も取りこぼさないという最初の項目からして、もう達成不可になっちゃうものな。以下の項目は言わずもがな。コロナ渦だからこその愚挙、っていう面もあるのかもしれないけど、それにしてもまったく…。戦争反対。
投稿元:
レビューを見る
2014年に国連で採択された「SDGs(持続可能な開発
目標)」は、貧困やジェンダー、環境問題など幅広い内容
の17の目標を掲げています。本書は、その第一人者であ
る著者が、目標の成立背景とその内容を解説します。「岩
波ジュニアスタートブックス」は、中学生向けのシリーズで
すが、わかりやすく大人にもおすすめです。