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タイトルには「奇怪」とか「キモおどろしい」などとうたっているが、それは人間から見た一方的な決めつけであり、言われた生物たちからすれば、ふざけんな!って感じかもしれないな~等とも思った。が、確かに本書で紹介されている生物の一部は変わった見た目の生物だな~とつい思ってしまったのも事実。
一方で、こりゃ、キレイ!だったり、カッコええな~、超カワユスな生物もフルカラーで多く紹介されているので一読の価値あり。
あと、本書のユニークな点として挙げられるのが、解説文が図鑑にありがちな硬い文書ではなく、エッセイのようなライトなものでとっつきやすいのと、写真の説明文に、「~雰囲気がなんとなく『ウルトラセブン』の第34話「蒸発都市」に登場した怪獣ダンカンに似ているかも」とか、「『怪奇大作戦』に続き放送された『ウルトラQ』にはモグラ怪獣『モングラー』が登場したが~」等円谷特撮オタの執筆陣がいると確信できる箇所があるところである。
この他にもごく一部で伝説となっているゲーム「シーマン」とコブダイが似ているという説明があったりして、図鑑以外の部分でも楽しめる。学術者向け以外の図鑑は皆こうであって欲しい、と強く感じた次第です。
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少しでも生き物に興味関心がある人には、写真や映像で見たことある生き物ばかりです。
それでも写真がもう少し美しければ、その美しさや神秘に感動したり、生き物の不思議さにぐっと思いを馳せられたと思います。
これまであまり生き物に興味がなかった人であれば、「色んな生き物がいるんだな〜」と思えるでしょう。
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生物は私たちにとってしばしば奇怪に見える事がある。この本では日本で見られる奇怪な生物を豆知識と共に紹介する。昆虫や魚、変形菌など幅広く学ぶ事ができる。一度本物を見てみたいものだ。