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つい、買ってしまいました。本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、朝青龍を描いた本。お相撲ファンとして、朝青龍ファンとして、スルーできませんでした。ファンと言いつつ、千代の富士、北天佑、益荒男、霧島、寺尾あたりが引退してからはそれほど熱心に見なくなり、そうこうするうちにテレビ朝日の大相撲ダイジェストも打ち切りになってしまってしばらく見てない時期があるので、朝青龍は猛スピードで出世して三役か横綱になった頃あたりからしか覚えていない。なので明徳義塾高校時代の話や、モンゴルの話、幕下に上がる前の時代とかは全然知らなくて、どんなにすごい人でもいきなりすごくなったわけではなく、みんな努力しているんだなぁ、ということを改めて実感。私は彼が大好きなので、どうしてあんなに嫌われてしまうか悲しいのだけれど、他の人と足並み揃えてみんな一緒で、ということを是とする日本人にとっては、ときに厄介者にしか見えない場面があるのでしょうか。