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明智小五郎の短編二作があった。初めて明智探偵物を読んだ。のだけど、明智探偵ってとんでもないことするね。この「屋根裏の散歩者」というタイトルはよく聞いているのだけど、どんな話かは全く知らなかったので楽しめた。次が楽しみです。
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個人的には表題作の「屋根裏の散歩者」よりも「暗黒星」の方が好きだった。
そしてやっぱり、さすがは江戸川乱歩!としか言い様がない。
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推理系作品が2作入った形式。
この人の小説は幻想文学寄りなものの方が好きなので物足りなかった。
ただやっぱり言葉が綺麗でつい読み込んでしまう。
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ホラーもあると期待してしまったので星4つ。
でもおもしろかったですよ。明智小五郎だしね。相変わらず推理物が苦手で、全く犯人がわかりませんでした…
TVの明智小五郎のって、ちょっと怖くありませんでしたっけ?
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このシリーズのカバーデザインいいよいいよー。コンプしたい。
あと角川文庫のちょっくらポイントがやっとこさ100p貯まった。だって近所の書店に売ってるの結構オビついてないんだもの。
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収録作「暗黒星」の謎解きは、今の時代では出尽くした種明かしのようかもしれないが、
それでも独特の哀愁のようなものを感じさせてくれる江戸川乱歩はすごい。
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明智さん登場の巻
ミステリーはこわくて好きくないよー。
やっぱり短編が好きかも。
明智さんは黒蜥蜴以外読む気はないや。
『芋虫』をまだ読んでないからそっちに期待。
このシリーズの絵は好きだったけど、
これは構図が好きじゃなかったわ。
怖いし。
でもねーミステリー好きじゃないとかいいつつ
乱歩さんのミステリーの語り口調好きなんだよね。
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「屋根裏の散歩者」
下宿の屋根裏を這い回る郷田の息遣いが聞こえて来そうなほど、読んでいる側もドキドキとする物語でした。自分の家の屋根裏に誰かが潜んでいると想像すると、かなり怖いです…。こちらにも明智探偵が登場しましたが、その実力がしっかりと描かれていない印象を受けました。
「暗黒星」
個人的には表題作よりこちらの方が面白かったです。中盤で犯人が分かってしまっても、最後までぐいぐいと読ませる勢いはすごい。これが大御所の実力か!犯人の恐ろしいまでの狂気は読んでいてゾクゾクしました。けれど、ほんのりとした物悲しさも漂う物語で、読後感はしんみり。
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屋根裏の散歩者は明智さんも出てくるので好きです。
乱歩作品は犯罪者視点が多いですが、心象を上手く表現できていると思います。
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覗き趣味表現の最高形。一つ間違えればありえそうなことを、ありえないタッチで書く、回りくどいおもしろさ。散歩してんのに屋根裏だもんなー。まいりました。
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明智小五郎が登場しました。
屋根裏の散歩者の覗き見趣味が不気味でとてもステキです。
暗黒星は、途中で犯人に目星が付いてきて、でも、断定しきれなくて、で、やっぱり、と面白いものでした。異常心理と、そうさせた物悲しさが最後にありました。
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表題作は別の乱歩集で既読でしたが、「暗黒星」がすごく気になったので購入。
「屋根裏の散歩者」は、屋根裏という身近で未知な空間が舞台。その暗闇と主人公の暗く底知れない欲望が相乗効果でいいかんじ。
「暗黒星」は……荒川の扱いが微妙すぎていまいち。冒頭文に魅力を感じたけど、ミステリーとしてはどうなんだろう。犯人の目星はだいたいすぐにつくのだけど、ただ、一つだけ納得できない場面があって、あー明智さんはどうやって覆すのかなーと思いきや、荒川……。
いくらなんでもそんなことしないでしょ、荒川……。
荒川の行動原理がイマイチということで、星よっつ。
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じっくりたっぷり楽しめる、レトロな推理小説。
大人になってから明智探偵は初めて読んだのですが、こんなにもお耽美な話だっけ? と少しびっくりしました(笑)
神出鬼没の犯行と、それを追いかける明智探偵の動きも良いのですが、何よりも犯人の動機がすごかったです。最後の数ページで語られただけですが、そこだけで小説1本書けるのではないでしょうか。というよりも、そんな小説をすごく読みたいです。
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綺麗な文章で人の奥底の性癖を抉り出す。今回の標題の作品も同様である。
屋根裏を這い回る喜びを丁寧に描いている。そこから殺人に至る心理描写の過程も素晴らしい。
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異常な性癖を持つある人物が殺人を犯すまでの心情や情景が実にリアルに、生々しく描写されており嫌悪感を抱きつつもこの異常で異様な世界観に不思議と引き込まれて行きます。