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主人公はネット探偵。snsを駆使して殺人鬼の正体を暴く。
裏アカで秘密がバレたりトラブルにあうのは悲惨。ネット上の知人が次々殺害されるのは堪え難い。
身近な債鬼を利用して殺人鬼を倒すまでは見事。
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軽いノリの本。本筋の物語に興味を持てなかった。
主人公がクズな男性でそれを取り巻く女性陣の環境設定というか女性の描き方、台詞回しや言動などの雰囲気から作者は男性なのかな。と思い調べたら男性だった。
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※
初の佐藤青南さんの小説
主人公は企業から依頼された応募者の
SNS調査業務が生業。
誰にでも見せる表の顔や建前を発信する
メインのアカウントではなく、
愚痴や本音を吐き出すための裏の顔(裏アカ)を
見つけ出して生計を立てる。
やけにリアリティがあって、
就活の時期だったら現実味が色濃すぎて、
ゾッとして怖気付いたかも知れません。
SNSで趣味嗜好が合う人と知り合って、
相互フォローしたがために殺人鬼に目を
つけられるなんて、楽しいだけではない
SNSの怖い一面を改めて意識させられました。
屑を自覚する主人公が、逃げ癖や諦め癖、
行き当たりばったりで生きてきた人生から
嘘と正面切って勝負するラストが素敵です。
表と裏の顔、どちも同じ人だから余計に
違いすぎる二面性と落差に驚かされました。
本当のラストまで気が抜けません。
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佐藤青南という人は、面白いけどすっごく嫌な話を書く人、そんなイメージのある作家です。本作も何がどうなっているのやら先が読めず、真相がわかったときには中山七里のドンデン返し並に驚きました。
就活生のSNSの裏アカを特定して企業に報告する探偵。彼のせいで内定を取り消された大学生。このふたりがコンビを組むようになるのがたまたまのことではなかったなんて。
血も涙もないと思われた借金取りのオッサンのまさかの活躍に胸を熱くしていたのに、こんなエンディングはアンマリだ~(泣)。
ところで「行けたら行く」はやっぱり断りの文句なんですかね。言葉通りの意味で使う人、好きかも。
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SNSの裏アカウントを特定するインターネット上専門の探偵である潮崎真人と、彼によって裏アカウントが特定され就職試験に落ちた大学生の灰原茉百合のバディもの。
ある日、茉百合が見つけたアカウントの主が殺人犯ではないかという疑惑が浮上する。
今の時代ありそうな物語で、SNSの怖さを改めて感じた。主人公の職業もそうだし、ネット上の恋人から貰った写真の流用とか、SNSで繋がった相手が実は危ない人だった……とか。何となく投稿した写真や情報からこんなにも簡単に特定されるのか、と。
茉百合のしたたかさにはしてやられた。
終盤は怒涛の展開から予想外の結末を迎える。
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文庫書下ろし作品。
ライトな印象だがサクサク読めて面白かった。
以前、就活の応募者を採用担当者がネット検索するという記事を読んだが、この物語はそれを更に極めている。
主人公・潮崎真人は就活生のSNSアカウントを特定し、個人情報を企業に密告する探偵。
本アカから裏アカウントを探し出し、対象者の裏の顔を暴く、なんともえげつない仕事だ。
潮崎のせいでアナウンサー試験に不採用となった大学生・茉百合が乗り込み、二人でSNSを駆使しながら連続殺人犯を追っていく。
SNSの恐怖に怯えていると終章とエピローグで二重の衝撃にやられる。
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企業の依頼で、就活生のSNSの裏アカウントを特定する仕事をしている潮崎真人。裏アカを特定されたことで採用試験に落ちたという大学生・茉百合が押しかけ、アルバイトに雇えと言う。やがて彼女が見つけたある就活生の裏アカから、彼が連続殺人犯ではないかという疑惑が浮かびあがる。
ラノベ感覚で手に取ったら、どよ~ん。
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途中まで凄く面白くてサクサク読めたけど、最後がなあ。。一応どんでん返しになるのかな。
ほんの一部グロい表現があって、被害者の人たちが可哀想だった。
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怖かった。個人情報漏洩とかネットの闇とか、子供が学校で脅される情報に怯えてSNSもほとんどやらない怖がりなおばちゃんには刺激が強すぎた。
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結構グロい。
そして、救いのない展開。。
うそでしょ?って思っちゃった。。
たしかにSNSの裏垢は存在するし、それを探そうとする輩もいる。
しかし、実際にこんなことがあったら、怖すぎ。。
かなり読了感のよろしくない作品だった。。。
うーん。。
他のシリーズとは違うな。。。
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うーん、期待してたのとはちょっと違ったけど。ちょっとした投稿から個人が特定されるネットの恐ろしさは嫌というほど分かった。今時は裏アカまで就活時に特定される時代?
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就活生のSNSアカウントを探し出し、個人情報を企業に密告するネット探偵・潮崎 真人。
彼のせいで就職試験に落ちたとクレームを付ける大学生・茉百合。
ひょんなとこから、潮崎は、茉百合をアルバイトとして雇うことに。
しかし、茉百合が見つけたアカウントをフォローしてから、潮崎が知り合った人々が謎の殺人犯の餌食に、、、
いったい誰が、何のために?
少しスリラーチックな、現代的ミステリー。
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こんなにも「何一つ良いことのない」主人公は初めて(^ ^; やることなすことすべて裏目に出て、踏んだり蹴ったり、煮たり焼いたり、噛んだり殴ったり(^ ^; そして何もかもが釈迦の掌の上という...(^ ^;
普通こういう小節だと、屑なのに女にもてたり、途中で覚醒したりして、どうにか溜飲を下げられるものだが、皆無(^ ^; 作者のどSっぷりは、もはや心地よいほどで(^ ^;
それでも、どんより暗くなったりせず、サクサク読み進められるのは作者の筆力のなせる技でしょう。公文氏がいい味出しまくり(^ ^
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主人公の潮崎の職業は「SNS採用調査員」。
企業から依頼を受けて、就職志願者の裏アカを特定する、ネット限定の探偵。
ある日、潮崎の裏アカ調査によって デリヘル嬢のアルバイトがバレ、アナウンサーの試験に落ちたと 大学生の茉百合が殴り込んでくる(本気でグーパンチをくらわせる笑)
「自分ばかりがこんな思いをさせられるのは理不尽なので、道連れを増やしたい」と潮崎のもとでアルバイトを始める茉百合。
潮崎よりも遥かに効率よく仕事をこなす茉百合。あるホラー映画好きな就活生〈ロメロ〉の裏アカウントが気になりフォローをするが…。
「たぶん、〈ロメロ〉は人を殺してる」
〈ロメロ〉は連続殺人鬼だと個人的に調査し始める茉百合。確信が持てず 調査に乗り気では無い潮崎だったが、潮崎のネトカノが次々と殺人犯の標的になっていると気付き始める─。
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うぉーい、こんなにクズな主人公いるんだ笑
仕事は続かず嫁と娘に捨てられ、借金まみれ。それはまだいいとして(?)、裏アカ調査の為に ネトカノを作って その子たちのアカウントを勝手に利用するとか……。どんなに危ないことかわからんのかーーーーー( #`⌂´)/ しかもネトカノとSNS上のイチャイチャ恋愛ごっこはちゃんと楽しむっていう。おいーーーー(#º言º)
あまりのクズさに 終始モヤモヤしながら読み進める。借金取りの公文っていう最高のキャラが登場してなかったらモヤモヤ爆発だったかも。潮崎がラストでちょっと改心したところで いい感じに終わるのは納得いかないわいっ!と思っていたら…
え、え?!えーーーーーー?!?!
ま、茉百合??
し、潮崎ーーーー!!
ビックリな終わり方。
最後につぶやく「まあ、こうなるわな」っていう潮崎の心の声が…。