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そういう話なのか…と方向性を掴めぬまま読んだので
ある意味驚きの結末。
自分は面白さの判断が どれほど惹きこまれるか、登場人物たちにどれほど感情移入できるかになりがちなので
あまり趣味が合わない作品でした。
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あまり期待しないで読んだけど、結構よかった。
前半は青春グラフィティ的なストーリー。
ノンノとチアキの関係とかノンノのナッキーへの憧れとか、1970年代って自分よりは上の世代だけど懐かしいような気持ちになった。
中盤以降は休職中の刑事が事件の謎を紐解いていくんだけど、前半にたくさん散りばめられていた伏線が最後にはピタッとハマり、さすがの柴田サン。
刑事の正体もラストのちょい手前にやっと気が付き、あー!ってなった。
途中で止まらなくなってこんなに早く読めちゃうと思わなかったけど、、読後感としては物悲しい気分かな。
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1975年代の時代背景に少しロック
それを振り替えりの謎を追いかける
ライトにオモロイ、ミステリー
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これはサスペンスではなく、ミステリーだよね?
前半はノンノ、ナッキー、チアキたちの青春時代をつらつらと書いてあった。
後半は一転、陣内刑事が真相を追い求めていくミステリー。
この時代だからっていって、ニックネームがノンノって(;´Д`) ナッキーって(;´Д`)あの時代だってそんな風に読んでいたかな???まぁ、私よりも上の世代だからそういうものだったのかな???
まぁ、だいたい私が想像していた通りの結末だったけれど、ノンノって、non-noからだったとは…。あとはダークホース北浦先生の登場が意外といえば意外だった。
でも、北浦先生と一緒にディープパープルに行った緑の服の女の子がノンノだったってわかっていただろ!って思うけどそれを書いちゃったら、陣内刑事の身元がばれちゃうからね。
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懐かしさと10代の時の友達への気持ちにそうそうと共感。今ならそんな事どうでも良いのにって思うことで親友かどうかを決めてる。事件の解決よりも、女の子達の相手からしたら理不尽なのではと思えるような気持ちをよく表現されていた。
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1975年、渋谷。ロックの熱狂が鳴り響く街に16歳のノンノはいた。親友チアキはバンドの道を突き進む。ノンノは自分に似た少女ナッキーと出会い、惹かれ始める。それぞれの青春は光に満ちていった。しかしそこに見えない影が差す。不可解な出火事件。焼け落ちたノンノの家からは二つの焼死体と一人の記憶を失った少女が発見された。21年後、既に時効になったこの事件をたったひとりで堀り起こす刑事がいた。そこにはあまりにも意外な真実が…。宿命に操られる少女達ふたりの魂の謎を追い、青春と人生の哀歓を描いた、横溝正史賞受賞女流の新感覚ミステリ。
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政治の季節の終焉を示す火花とロックの熱狂が交錯する一九七五年、16歳のノンノにとって、渋谷は青春の街だった。しかしそこに不可解な事件が起こり、2つの焼死体と記憶をなくした少女が発見される……。
子供の頃読んでお気に入りになった本なので、初見が大人になってからだったら印象が違ったのかもしれません。
ノンノ、チアキ、ナッキー
携帯のない時代、本名も知らずに、ふらっと街で出会う関係の友達の居心地の良さ
純粋さと、嫉妬と、愛情と、ドラッグの危険性と、時効制度の問題点にも踏み込んだ物語。