紙の本
ステキです
2022/09/12 21:23
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投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも表紙が本当にステキです
色使いが咲坂先生のセンスを物語っていて、惹きつけられます
お話の内容もいつもキラキラしていて、だいすきです
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登場人物の多くが片思いしている作品は数多いけれど、本作のように相手が別の人物を好きだと知っているもしくは考えている状態で片思いが連鎖している作品はちょっと珍しいかもしれない
また、片思いの中心となる構図が高校で出来た大切な仲良しグループなものだから、恋心の成就と友情の維持を天秤に掛けなければならないというのも辛い処
グループの中だけでは踏み出せず何かを変えるのは難しい。それだけにグループの一員ではない井竜の存在が光ってくるね
咲に言い難い事をズバズバ言ってくる井竜は一歩間違えれば余計なお節介で嫌な人になりかねない人物。けど、踏み出せず、かと言ってその気持を誤魔化す覚悟を持てなかった咲にとっては必要な言葉を授けてくれる相手にも成るんだよね
まあ、井竜と一緒の時間が増えることに陽希が忸怩たる思いを抱くようになってしまったのはそれぞれの関係性が厄介だと思わずにいられない点でも有るのだけど
井竜が言う「ひとつ嘘つくと その嘘を成立させるために どんどん嘘つかなきゃいけなくなるよ」
友達に隠し事をしたいわけではない。かと言って友達を傷つけたいわけでもない
ジレンマにより苦しむ咲にとって、苦しさの一端を察して優しくしてくれる陽希は本当にイイ男だよなぁ。だからこそ、陽希から貰った消しゴムを宝物にしてしまって、それに琴乃が気付いてしまうのだけど……
本作の主人公は咲になるわけだけど、咲だけが仲良しグループの維持に奔走しているのではなくて、琴乃だってもう一人の主人公かのようにグループを維持しようと行動している
だから咲と琴乃に差が有ったとするならば、それこそ覚悟の差なんだろうなぁ……
友達に隠し事をしたいわけではない。かと言って友達を傷つけたいわけでもない。だからきっと、咲の判断も琴乃の判断も正しくて
でも傍目から見れば琴乃が我慢して貧乏籤を引いたように見える構図。それを美斗士が察して寄り添ってくれたのは良かったなぁ……
気持ちを言葉にして、言葉にしなかった気持ちがあって
そうして維持された仲良しグループ。でも当人達に後悔は無いからその選択は明るいものとして受け止めることが出来て
幾つもの勇気によって少し進んだ咲と琴乃の恋物語。ここに男子連中はどう踏み込んでいく事になるのだろうね
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帯通り、彼から(表紙)目が離せない。井竜くん大活躍でいざと言う時に咲を助けてくれたり守ってくれたり。しかもそれを咲が好きだからとかじゃなく、普通に自然と言動できるところカッコイイよなぁー。咲と親友とはるきドンドン拗れてめちゃくちゃめんどくさくなっててストレス溜まりそうな()展開だったけどちゃんと向き合って終着できてよかった!次巻からはラブメインで三角関係などどんどん発展しそう
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青春!!キュンキュンしながら読みました。
咲と陽希の消しゴムとバス停でのシーンが好き。
特にバス停のシーンは胸キュンです。
デイキャンプ楽しそう!
琴乃は咲が好きなの!?
咲、陽希、琴乃、美斗士、井竜くん。
それぞれの恋の関係がどうなるのか続きが楽しみです。
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琴乃、陽希が好きだと思ってたからびっくりした。
切ない。琴乃に幸せになってほしい。
もちろん他のみんなも。
美斗士、よく気づいたな。
美斗士の琴乃への台詞、よかった。