投稿元:
レビューを見る
10冊シリーズの最初。ケンくんは子供ながらにとても自立しています。これはこれでよくできていますが,残りのシリーズの導入編にすぎません。
投稿元:
レビューを見る
いつか、全巻セットで買い揃えたい。散財してもいい!
海の男サンゴロウさんの恋人は船のマリンです。サンゴロウさんが調子の悪い船に向かって「おい、機嫌直せよ」とか言ってるのが格好良すぎる。ありえない。
投稿元:
レビューを見る
1.旅のはじまり
2.キララの海へ
3.やまねこの島
4.黒い海賊船
5.霧の灯台
小学校以来初めて読みなおした。まだそれぞれの航海ってかんじですね。ふしぎな感じがした記憶は旅のつづきのほうか。
投稿元:
レビューを見る
大好きです!シリーズ全部本棚に納めたい勢いなんですが、10冊ほどあるので我慢。サンゴロウに惚れます!!(さらには「ドルフィン・エクスプレス」シリーズにまで登場するという…!)
投稿元:
レビューを見る
黒ねこサンゴロウのシリーズ第1作目。
黒ねこのサンゴロウは、電車で人間のケンと隣になり、2人(?)は失われた”うみねこ族”の宝を求めて行きますが…?!
投稿元:
レビューを見る
少年ケンは、黒ねこサンゴロウと出会い、失われた“うみねこ族”の宝を探しに冒険にでる。
読書嫌いだった小学生の頃、読んでいました。猫なのに格好良いサンゴロウに憧れていました。今でも、憧れています。
黒ねこサンゴロウシリーズが5巻、黒ねこサンゴロウ旅のつづきシリーズも5巻で、全部で10巻。また読み直そう。てか欲しい。
投稿元:
レビューを見る
小学校の時に読んで以来、少しも変わらない新鮮さが味わえる本。系統的にはルパンとかCOWBOYBEBOP好きな人にお勧め
投稿元:
レビューを見る
サンゴロウさんが格好良すぎます。
平仮名ばっかりで少し読みにくいけど、そんなの気にならないくらい惹き込まれます。(*´ω`*)
小学校3年生くらいで、初めて小説を読むのに是非(・∀・)
投稿元:
レビューを見る
小学生のとき学校の図書館で見つけました。
サンゴロウがかっこよくてかっこよくて
一つ一つのお話がすごく心に響いて
だいすきでした。
何度も何度も読んだので今でも鮮明にその世界を思い浮かべることが出来ます。
投稿元:
レビューを見る
幼少の頃学校の図書館で出逢い読みふけりました
文章にドキドキさせられたりワクワクしたのはこの本が初めてでした
投稿元:
レビューを見る
子供心ながら、サンゴロウのかっこよさにはグッときた!
こんなカッコイイ猫はいない。
サンゴロウシリーズは一冊一冊が薄いけれど、
洋書のような挿絵と無駄のないストーリーで、読んだ人を必ず満足させてくれる。
大人になっても、何度でも読みたい児童書。
投稿元:
レビューを見る
★、5個じゃ足りない。全10巻。
1巻で読むのやめちゃ駄目ですよw2巻からが本領発揮であります。
わたしの人生のバイブル。サンゴロウ格好良すぎだ…!『霧の灯台』で号泣。もう、だめです、思い出し泣ける・・・。
姉妹作『ドルフィン・エクスプレス』シリーズにも主人公を食う勢いでサンゴロウさん出演中。
投稿元:
レビューを見る
児童書にしておくのがもったいないくらい。
男前なサンゴロウに惚れる。
鈴木まもるさんの挿絵もやっぱり素敵。
投稿元:
レビューを見る
黒ねこサンゴロウシリーズは、計10冊。
全体的な流れを見ると前編5冊、後編5冊といった位置づけで、
前編5冊は「黒ねこサンゴロウ」、
後編5冊は「黒ねこサンゴロウ旅のつづき」というシリーズ名である。
後編の第1巻は、前編の第1巻でサンゴロウとケンが会ってから5年後という設定になっており、
前編の第1巻ではじまった旅を真の意味で完結させるのは後編の第5巻という関係である。
第1巻、第2巻が、1994年7月、第3巻、第4巻が、1994年10月、
第5巻が1994年12月といったように、ほぼ間隔を置かずに出されている。
旅のつづきは、第1巻、第2巻が1996年3月、
第3巻、第4巻、第5巻が、1996年4月と、
これも間髪置かずに出されている。
構想は前からあったのかもしれないが、
書かれるとき、出されるときは勢いよく飛び出してきたのだなと感じた。
本シリーズは、平均して140ページ前後で、字も大きめで、
小学校の中学年以降のレベルの漢字にはふりがながふられている。
集中力のある子なら、夢中になってしまえばすぐに10冊読み通せそうである。
難易度で言えば、モモやはてしない物語やダヤンシリーズよりも読みやすいだろう。
登場人物たちが住む世界の地図も複雑ではない。
言葉自体は読みやすく、すっと入ってくるのだが、
ただ冒険が楽しかっただけでは終わらない深みを持ったシリーズで、
大人の読書にも耐えうるだろう。
児童書や絵本を大人になってから読むことにまったく抵抗がない人なら、
ぜひ大人になってからでも良いので出会ってみてほしいシリーズである。
子どものころに読んだ人にはぜひ再読してほしいというタイプの作品群である。
本書の登場人物欄に書かれているのは、たったふたりである。
ひとり旅の好きな男の子・ケンとなぞの宝をさがす黒ねこ・サンゴロウ。
春休み、ケンは、あたらしい大きなホテルをつくる仕事で、海べの町に<長期出張中>のおとうさんに
会いに行く旅に出る。
おかあさんは、ケンのひとり旅をかなり心配しているが、
ケンは、ひとり旅は、はじめてじゃなく、「ひとり旅の名人」といわれるぐらいだと自負している。
「はじめて、ひとり旅をしたのは、よちよちあるきの一さいのとき」だとエピソードがゴロゴロ出てくるのだ。
ただ、特急がはじめてで、三時間ものる、長い旅もはじめてだから、すこしは緊張している。
「ケンくん、切符はあるわよね。何号車の、何番なの。ぜったいに、切符をなくさないでよ。」
ここはおそらく子どものときに読んでいたらさっと読み飛ばすところだろう。
が、母親と息子ってこんな感じだよねぇと妙に微笑ましく感じる。
大人の読書って、いちいち一つの情景にいくつもの現実の記憶や想像の記憶が重なってしまったりする。
そんな自分にちょっと苦笑。
ケンが乗る特急は、マリン3号。
5号車、禁煙席の12A。
ケンが乗ってすぐには、隣���12Bには誰も来なかった。
駅を、いくつかとおりすぎて、そのつぎの駅で、特急はとまった。
そして・・・。
「しつれい、ここ、あいてるかい。」
頭の上で、すこししゃがれた声がした。
「はい、あいています。」
返事をしながら、ぼくは、ふりむいた。そして、おどろいた。
だって、座席の横にたっていたのは、ねこだったんだから。
いっぴき、っていうのかな。ひとり、っていうのかな。
とにかく、ねこだった。すらっとやせた黒いねこだ。
口のまわりに、長いひげがぴんぴんとはえていて、
ぼうしから耳の先がでていた。
ケンとサンゴロウはこうして出会った。
ケンは、サンゴロウがねこで驚くが、サンゴロウをあっさりと受け入れ、
このあと普通に会話が成立していくのである。
「あいてはねこだけど、ちゃんとしたおとなのねこだから、ぼくも、いちおうていねいにこたえたんだ」
という具合に、サンゴロウを大人としてみなし、話をしていくのだ。
サンゴロウと会話をしながら、サンゴロウの年齢を類推しようと試みたりもしている。
「だいぶむかし」なんていうんだから、
このねこは、だいぶ年をとっているのかもしれない。
でも、元気そうだから、若いのかもしれない。
ぼくは、ねことつきあったことがないから、よくわからない。
不思議なことが起こっても、普通に受け入れていくセンスの持ち主。
そういうところに、不思議なことは起こるのだと思う。
カタオカ・ケンとフルヤ・サンゴロウは、
名付けた人が時代劇が好きだったという意外な共通点で
意気投合(?)し、それぞれの旅の理由を語り出す。
彼らは、語り合い、べんとうの中身を交換したりして、「旅の道連れ」となっていくのだ。
ケンは「ひとり旅」のことを告げると、サンゴロウは、自分の旅を「宝さがし」と語る。
そして、宝地図が自分の手元にある理由を語り出すのだ。
「いっしょに、くるかい。つれてってやってもいいぜ。」
ケンは、うみねこ族の宝をさがす旅の道連れとなったのだった。
ケンにとっては、親の計画とは違った、自分とサンゴロウの立てた「作戦」で、
自分の判断で、サンゴロウについていくことを決めた、自立の旅への一歩と見ることもできるだろう。
途中、ケンにとっては険しい道のりがあり、そこはサンゴロウひとりなら簡単に進めるようなところだったかもしれない。
それを一緒に歩いていったことにも意味があったのだ。
これは、親子の関係とは違う、兄貴分と少年の大切な旅だったのだ。
少年にはそういった同性の大人のモデルが親以外に必要で、その役割をサンゴロウは果たしたのだ。
そして、サンゴロウにとってもケンがついてきたことは大きな意味を持つ。
サンゴロウがケンを導いて引っ張るだけではなく、ケンがサンゴロウに与えたものを大いにあったのだ。
この宝さがしを通して、ケンが成長した証でもあ��。
ケンの果たした役割は、この宝さがしに留まらず、あとあと影響を与えることもあった。
彼らの別れ際は、お互いの果たした役割の重要さに比して、あっさりしている。
このあっさりさが、全シリーズを通して黒ねこサンゴロウのキャラクターを貫いている。
「サンゴロウの個性」と「様々な人生・猫生を抱えている相手の登場人物たちの個性」が互いに良い具合に引き立たせあうのだ。
投稿元:
レビューを見る
読みました。
「ひとり旅」の好きな少年ケンは旅の途中で旅のベテランっぼい黒ねこなサンゴロウと出会い宝さがしにつきあうこととなる。
旅ごころの湧き出る本。