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じゃばけシリーズの6作目です。
今回の話しは、若旦那の活躍があまりなかったような気がします。
腹違いの兄(松之助)の縁談に若旦那がちょっぴりおセンチになっちゃったのかな?
そのかわり、広徳寺の寛朝とその弟子秋英が活躍したり、
若旦那のおっかさんの娘時代の恋バナや陰陽師が出てきたりと
バラエティに富んだ内容でした。
最初の話し「鬼と子鬼」で知り合った冬吉は、後の話しで
登場するのかなぁと思ったら再登場しませんでした。残念。
あの後どうなったか気になるわぁ。
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『鬼と小鬼』
火事に巻き込まれて三途の川原に飛ばされた一太郎。自分ととも飛ばされた家鳴と獅子は返してあげたいのだが・・・。
『ちんぷんかん』
寛朝の弟子・秋英。妖に悩まされる人の悩みを聞く仕事をはじめてみたけど・・・・。本の中に閉じ込められた秋英。
『男ぶり』
一太郎の母と父の物語。母親に舞い込んだ縁談。
『今昔』
松之助に舞い込んだ縁談。姉と妹の間違い。長崎屋に送り込まれた式神。
『はるがいくよ』
一太郎のもとに現れた桜の花びらの妖・小紅。小紅の成長と別れ。栄吉の修行。出会いと別れの物語。
2009年11月29日購入
2011年7月30日読了
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しゃばけシリーズ第六弾。
若だんなの兄・松之助の縁談絡みの連作短編っていう構成。
最後の話は良かったなぁ。御坊さんの話も良かったけど。
理数系としては和算勝負のところは面白かった。
「うん、覚えてるよ。小紅はいつだって、私が大好きなんだよね」
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え、「ぷん」が一つ足りなくないか?=題 と、思わなかったですか?
今回は長編ではなかったです。剣呑な話でもないので安心(?)して読めます。最後の「はるがいくよ」はちょっと泣けてしまった。
上手いですね、夢を蹴飛ばす、なんていう表現に感心してしまいました。
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(寛朝様はどうして、こんな私を弟子にしたのだろうか)
大きな疑問と泣きそうな気持ちを抱えたまま、秋英は僧として、修行を続けていくこととなった。だが勿論、同然、何年経っても妖退治が出来るようになる訳もない。
何故。
何故この身が、寛朝のたった一人の弟子なのだろう。
秋英には、とんと訳が知れないままであった。
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09.12.1 購入
09.12.19 読破
全編を通して松之助お兄ちゃんの結婚の話が絡んできます。
相変わらず妖怪たちと若だんなの掛け合いがほのぼのしてて良い。
「きゅわきゅわ」「「ぎゅんいー」、子鬼の鳴き声は擬音として最高だと思う。
久々に「しゃばけ」シリーズを読んだけど、「若だんなってこんなに病弱だったっけ」と思うくらい、寝込んでますね。
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《若旦那、ついにあの世に行っちゃった?!》
緊張感が全く無い割に、現実味たっぷりな帯の文句^^笑
今回もしゃばけワールド全開です
若旦那、とうとうあちらの世界の一歩手前まで行ってきちゃいました
しゃばけ第六弾は五編の短編集です
火事の煙を吸った若旦那の三途の川からの脱出劇を始め(鬼と子鬼)、若旦那がお世話になっている高僧のお弟子さんと妖怪の化かし合い(ちんぷんかん)や、若旦那の母おたえの恋物語とおとっつぁんとの馴れ初め(男ぶり)、若旦那の兄の縁談に絡んで現れた陰陽師との対決(今昔)、そしてしゃばけファンならずとも今作のハイライトとして挙げる人も多いだろう若旦那と桜の精の儚い友情と兄や達の胸に秘めた想い(はるがいくよ)
定番の小さな謎解きや若旦那の機転、兄や達の過保護っぷりも勿論炸裂でしたが、一番のお気に入りはやっぱり鳴家^^
可愛いもの好きにはたまらないツボを突いてきてくれちゃいます
「きょんげー」
とか
「きゅわわわ」
とか可愛すぎる^q^何だきょんげて
今回結構出てきてくれて嬉しかったけど、鳴家ってあんなに人語達者だったっけ?
気楽に読める短編と思いきや、世の無常を重くなりすぎず軽妙に描いた短編も収録されており、全体としてバランスの取れた良作だと思います
死や親しい人との別れにテーマを置いた作品が目立った今作は、「病弱な若旦那」をコメディタッチで描いてきた前作までの作風と若干テンションが違う気がします
五作を順序よく読むことで、若旦那の切なさや兄や達の葛藤もより理解できますし、短編ではありますが是非飛ばさず最初から読んでいただきたいですね
これもいつかテレビ化するんでしょうね
でも鳴家は装画の柴田先生の絵のほうが好き^^
真矢おたえさんはぴったりだと思う
脱線…orz
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「はるがいくよ」がとても好きです。生に対してふと考えさせられました。やさしくて、おだやかで、すこしかなしくて、畠中先生の話は心にじんわりきます。
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こちらも短編集。最後の「はるがいくよ」が泣けるけどよかった。短い一生をなんとか延ばせないか、奮闘する若だんなを見つめる兄や二人の想いが切ない・・・
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しゃばけシリーズは短編が好きなので満足でした。
全編にお兄ちゃんの結婚話のエピソードが盛り込まれていて、短編でも統一感がありました。
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どの話もよかったです。バリエーション豊かで、もう結構シリーズも重なっているのに飽きがこない。
おたえさんの恋の話と「はるがいくよ」がお気に入り。
「はるがいくよ」のしんみり感がいい。
若だんなも結局は人間でいつか兄やたちを置いていくんだな~・・・。
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やっと出た。
今回はちょっとしっとりしたいいお話という感じ。
最後の「はるが〜〜」の印象が強いかも。
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かなり久しぶりのしゃばけシリーズの文庫化。
今回はお別れものが多かったのかな。小紅の話は、ちょっと好きでしたが。今回の文庫の中でお気に入りと言われれば、それはおたえの話でしょうな。おっかさん可愛い。
でも今回の一冊は、今までに比べるとちょっと新鮮味に欠けると言わざるを得ない。何だろうね、あまりに楽しみにしすぎてたのかねぇ?
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今回はいつもの事件のようなものではなく、避けようのない別れや死だったりして、読み終わったあと少し淋しいような切ないような気持ち。
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もう何日か前になりますが、読み終わりました♪
相変わらずの読みやすさです。今回は松之助さんや栄吉、妖たちはあんまり出番がありませんでしたが(松之助は本人絡みの話もあるのにw)
鈴彦姫が好きな私としては、その点は少し残念なんですけどね。
どの話もはずれなく、あっという間に読み切ることが出来ます。お勧め!