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久しぶりにノート術の本を読んでみました。私にはあまりぴんとこなかったのは、先に、同じ著者の『瞬読』を読んでいなかったからかもしれません。
ノートを書くときに、びっしり文字で埋めるのではなく、イラストを入れたり色ペンを活用すれば、後から見たときに見やすいのはよくわかります。恐らくそのページを見れば、書いたときの記憶が一瞬で蘇るはずです。
問題は、そのノートをどういうふうに書けばいいのかということが、私にはぴんとこないということです。もちろんA5のノートを見開きで使うとか、方眼紙がいいとか、筆ペンの活用であるとか、一つ一つの提案はよくわかります。でもそれを組み合わせて、実際に自分がどんなノートをとればいいのかがイメージできないのです。それは、この本がよくないということではないのかもしれません。私のこれまでの受けてきた教育や、重ねてきた経験が、この本を理解することを邪魔しているのかもしれません。
理由はともあれ、この本を読み終わってもなお、自分がどんなノートをとればいいのかがイメージできないというのが残念なところです。