紙の本
子どもだけじゃなく、おばちゃん、おっちゃんにもオススメしたい爆笑絵本!
2006/02/01 22:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここのところ、各地でワークショップにライブ紙芝居に、と大活躍の長谷川義史さんの爆笑絵本。
「いぬもあるけば ぼうにあたる」「はなよりだんご」など、誰もが耳にしたことのある古典かるたの紹介と、それぞれにちなんだ新作かるたの両方が楽しめる、2倍、3倍、楽しいかるた絵本です。
かるたを紹介してくれる「かるた奉行」のおしゃべりも、長谷川さんの描く、独特のやんちゃな絵も、めちゃめちゃおもろい!
子どもも面白いやろけど、私は、ぜひ、長谷川さんと同年代(1961年生まれやそうです)の、関西のおばちゃんにオススメしたい!
なにしろ「うそからでたまこと」のとなりの「うたもうたう ふじたまこと」とか、「げいは みをたすける」のとなりの「けいは みいをたすける」なんて、そこらへんのお子ちゃまごときには理解不能の笑いだもの。
「オッサン(あら、どないしよう、先生をオッサンよばわりしてしまいましたワ)、何を考えとるねん!」と思わず突っ込んでしまうような強引な新作かるたも続出で、いろは48文字、たっぷり楽しめて、爆笑&脱力は必至。
顔をしかめてんと、こんな楽しい絵本で気分転換、どないですか?
うたたね通信社 にも遊びに来てね
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「いぬもあるけば ぼうにあたる」から始まる、江戸時代のいろはかるたを正しく勉強しつつ、「いぬもあつけりゃ ぼうっとする」など、いろはのかるた奉行が考えた新しいいろはかるたを紹介。抱腹絶倒の新旧かるた対決絵本。
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2005年秋に出た長谷川義史さんの絵本。いろはカルタのもじりで遊ぶ。ダジャレ好きの子どもにはたまらない一冊。内容は少し難しいが、小学1年生以降なら、笑える内容。絵もすごくイイ!
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2011年度:6赤
「きいてごくらく みてじごく」と、それをもじった「きのうのてれび みてちこく」を紹介しました。
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いろはのかるた奉行が、江戸のいろはかるたと新しいいろはかるたを作ります。たとえば、「れ」では「れいやくはくちににがし」(江戸)、「れいてんくちにいれる」(新)があります。見返しのいろはかるたクイズも面白いです。家族で楽しめます。
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いろはのかるた奉行のかるたが面白い。るりもはりもてらせばひかるが、るりこもはるおもてらすでおどるだって!(S10)
もともとのいろはカルタの言葉がけっこう難しい。うちのいろはカルタと一緒かな?違うような。
でも覚えたいことわざばかりなので、繰り返し読んで覚えられると良いな。
かるた奉行のインパクトで少しでも頭に残るだろうか。
強引なのも多いんだなあ。
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いろはがるたを解説しつつ、同じような語呂で新たないろはを紹介
長谷川義史らしい ウィットに富んだいろはだ。
*「を」をいては こにしたがう 新:をててが とにはさまる
*たびはみちづれ よはなさけ 新:たびでくつずれ うわっ またけ
*れうやく くちににがし 新:れいてん くちにいれる
*なきっつらに はち 新:なんきょくに ぱっち
などなど
その解説が力技で 笑える。
自分の知らないことわざにも会えるし、おふざけにも笑えると 2度おいしい。
本読みにはちょっと向かないかもしれませんが、
冬に親子でじっくり読むひとときのお供に いかがかしらん。
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かるたの文言よりも?長谷川さんの絵を楽しみました。『い』のサウナに貼られている心得が傑作。その通りにしたら倒れてしまいそう。『む』のページ、虫が苦手な私には直視できません…。
『も』の動物の表情がいい感じ。
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これたいへんな作品ですね。かるた奉行のハチャメチャな発想とその絵には脱帽して表彰状をお渡ししたいですね。
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「へを ひって しり つぼめる
へ をすって きを うしなう
いぬも あるけば ぼうに あたる
いぬも あつけりゃ ぼうっと する
いろはかるた知っとるか?この本では、江戸時代のいろはかるたを正しく勉強、奉行が考えた新しいいろはかるたを楽しく発表しとるんじゃ。ためになるぞう。読んだほうがいいぞう。」