紙の本
なんでだろう
2023/09/10 14:14
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人の本いつもあらすじやタイトルで気になって買っちゃうけど、
毎回毎回満足できず終わっちゃう。
ミステリーにしてはなんというか、、軽すぎる感じ。
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高島太一を殺したい。
殺人の罪を隠蔽したい。
高島太一の罪も隠蔽したい。
高島太一の被害者の罪も隠蔽したい。
うまくいくのか、そんなこと。
著者デビュー20周年記念作品!
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同じ塾の講師5人が、大事な生徒を殺した高島太一を殺害しようと集まったら、すでに誰かに襲われていた。一体誰が?そして太一をどうするか?というストーリー。どんどん思考が展開するので読みやすかったです。
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高島太一を殺したい。殺人の罪を隠蔽したい。
高島太一の罪も隠蔽したい。高島太一の被害者の
罪も隠蔽したい…。「殺したい」という
目的は同じなのに、誰かが何かを隠していて…。
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高島太一を殺したい5人がそれぞれの思惑を持って保養所に着くと、その高島太一が意識不明で倒れていた。瀕死なのか、ただの気絶なのか、誰かがやった事なのか?高島太一に死んでもらいたい5人はどうするべきかの議論を始める。
この作者の特徴である特殊なシチュエーションでのロジカルな推理合戦が遺憾なく発揮されている。語り手が2人組のため容疑者としては3人になり、もっと破人探しは難しい。
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5人が殺したい、高島太一をどうするかを決める、安楽椅子探偵もの。
臨場感に欠けるし、論理展開もやや強引。違和感の正体も途中で察しがつくので、スリル半減。
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ワンシチュエーションミステリー
ってやつかな
なんか色々とズレてて、
壮大なコントを見せられた気分だ
オススメはしない
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部屋の中で倒れている意識不明の男・高島太一。
その周りに立ち竦むのは、その男を殺したい五人の男女。
こんな特殊な状況下でロジカルな推理合戦をさせるところが、この作者だよなあと。
救急車を呼ぶべきか。
とどめを刺すべきか。
そもそも高島太一の身に何が起こったのか。
不穏極まりない議題ですら楽しめてしまう。
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最初はとんでもない設定だしちょっと無理を感じる...って思ってたのに、カオスな状況に慣れてきたらめちゃくちゃおもしろく感じてきて、中盤あたりでそれが加速しててずるい
けっこうずっと登場人物たちの推理とか話し合いだけで話が進むから、場面の移り変わりとかは少ないんだけどそれでも飽きることも中弛みすることもなくてすごいなと思った
うわぁ...って感じの終わり方だけど後味が悪いわけではなくて良かった
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石持浅海さんが、光文社の新人賞Kappa-Oneの第1期としてデビューしてから、20周年。記念作品だという本作は、良くも悪くもこれぞ石持作品なのであった。
タイトルからして石持流。同一人物を殺したい人間が5人いて、いずれもターゲットの同僚だというから、どうかしてるぜっ! 彼らが勤務する塾は、不登校の児童・生徒を専門に教えているのだ。そんな志に共感して集まったはずなのだが…。
対人地雷除去に取り組むNPOをテーマにした、『顔のない敵』という作品を思い出す。登場人物が崇高な任務に取り組んでいるという点、それなのに倫理観がぶっ飛んでいるという点に共通点を感じる。なぜ、簡単に「殺す」という結論に至るのか?
オープニングから、高島太一の行動と、それを目撃していた5人に突っ込みたくなるのは、毎度の恒例行事である。石持作品の登場人物たちに、まず警察を呼べよ! などと言うのは野暮というもの。固定ファンなら、過大な期待は抱かず読み進める。
20周年記念だからって特別な演出はない。いつものように、肩の力を抜いて淡々と描く。そこに揺るぎない信念を感じるか、進歩がないと切り捨てるかは、読者次第。まあ、本作を切り捨てるくらいなら、とっくに愛読者をやめているだろうけども。
クローズド・サークル型の石持作品は数多く、それらを読む度に似たような感想を書いている気がしないでもない。自分だって、この20年間で進歩なんてない。少なくとも、石持浅海のように、読者に何かしらの引っかかりを覚えさせる能力はない。
シチュエーションの工夫には触れておこう。こんな連中でも、無用なリスクは冒したくないのだ。そして、「事件」の後始末が描かれずに終わることが多い石持作品には珍しく、一応後始末も描かれる。……。この塾は一刻も早く潰すべきだな。
デビュー以来現在まで、石持浅海さんはコンスタントに作品を発表し続けている。Kappa-Oneの同期・東川篤哉さんとともに、今後も文句を言いつつ読み続けるだろう。
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じれったい!!笑
私がこの内の一人なら
もういいからやっちゃおうぜ!って
言っちゃうよ。
もーじれったい!
初めての作家さんでした。
他の方のレビュー見てると
癖のある作風の方なのでしょうか。
本当癖のあるお話でした。
読者目線でいると
もういいからやっちゃえよ!って
感じでした 笑
ちょっと話が進まなすぎて
私は中々読み進められませんでしたが
振り返ると200ページ程度なんですよね。
なんか400ページくらい読んだかのような
達成感です。
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高島太一を殺したい理由がなんとも微妙。みな自らの「正義感」に則っているようだけれども、何様? という気がする。
動機はともかく、著者らしい議論めいた会話劇は面白い。もし太一に意識があったら怖がるだろうか、案外面白がって任せそうな気もする。
それしかないだろうなという着地点で納得。
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殺したい相手がすでに倒れていたら、殺したがっている人物が5人いたら。
石持さんの結末が気になる魅力的な謎と妙に冷静な登場人物があわさって一気に読めました。このあと捜査がどのように進んだのか気になるので、警察サイドの続編を書いてくれないかな。
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アットホームな職場で仲の良い塾講師五人。彼らはそれぞれの理由で、教え子を殺してしまった高島太一を殺す計画を立てていた。奇しくも同じタイミングで実行を計画し、鉢合わせてしまった五人。しかしそこでは思いもかけない事態が起こっていた。彼らにとって最上の手段とは何なのか。丁々発止の論理と提案が楽しいミステリです。
なかなかに大変な状況に陥ってしまう五人なのですが。傍目からするとどこかしらコミカルにも思えてしまいます。とんでもない状況を目の前にしてのテンポの良い言論も面白くて、いったいどうなるのかどきどきさせられました。そして五人とも高島太一の人間性には好意を持っているにも関わらず、ひどく冷静で容赦のない感じなのがシビアでシュールでもあります。
さて、彼らはどんな結末にたどり着くのか。これだけ共犯者がいれば多少荒い計画でもなんとかなりそうな気がするのだけれど、きっちりと細かなポイントまで押さえていくのはミステリとして流石でした。上手くいきますように、と思ってしまいます。
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高島太一をさまざまな理由からそれぞれ殺そうと思いつめた五人の同僚。しかし研修所に一人でいるところを狙おうとたどり着いてみると、彼はすでに意識不明で倒れており…
五人がそれぞれ「殺そう」と決める理由がいまいち納得できないが、意識不明でまだ死んでいない被害者を前にして「なぜこうなったのか」、「これからどうすべきなのか」を五人で延々と話し合うという奇妙なシチュエーションはまさに著者ならではの面白さで、一気読みだった。