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非常に共感を覚えるところが多い。
相手(お客様)の目線で物を考えることが
如何に考える側にとって、多くの気付きを
与えてくれるのかという基本的な姿勢から
会社経営におけるこれまでの回顧録のような
タッチで書かれている。
本作2009年のハードカバーの文庫版
今読んでもまだまだ廃れない芯のようなものを感じる。
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柳井さんの成功に対する貪欲さと、そこに向けて徹底的に思考・行動する姿が克明に語られている。平易な言葉で書かれているが、ひとつひとつがとても重たい意味を持っている。ドラッカーの本に学びながらも、日々、現場で頭が千切れるくらい考え、汗が干からびるほど働いてきた柳井さんだからこそ、書ける本だと思う。この本を読めることを幸せに思い、また自分ももっともっともっと頑張らなければならないのだと強く思わされた。そういう意味で、ほんとに良い本だと思います。
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ファーストリテイリング(FR)主にユニクロについて記載されている。FRグループは世界ナンバーワン小売業を目指しており、世界中に店舗展開するために経営者育成に力を入れている。全ては2020年に売上高5兆円経常利益1兆円の目標を達成するためだ。過去、柳井さんが現役を退き会長となった時FRグループは大企業病による、スピード感の消失や安定志向により増収減益の決算となった時があった。(増収減益は効率が悪くなっていることの表れであり最もよくないと考える)このころから、柳井さんの社長復帰しFRグループの再建が始まった。FRグループでは「会社はお客様のために存在する」という思想のもと「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」のステートメントを据え事業展開している。常識を疑い検証し、お客様に最高の商品を提供するのがFRグループのミッションである。本書を読むまでFRグループについて特に何も思うことはなかった。しかし、本書に記載のあるように海外に積極的に挑戦し、社員を育てて行こうとする企業風土には感動を覚えた。今後の世界規模の戦いに目が離せない。
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【読書その43】ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏の著書。正直非常に感銘を受けた本。心に残ったのは次の3点。
1つ目は、成功に満足することなく、さらなる成功を求める、飽くなき探求心。
フリース、ヒートテックなど数々のヒット商品を生み出し、現在世界を相手に戦いを続けるユニクロ。その成功に酔いしれることなく、大企業病の阻止や後継者育成など、常に先をみて新たな一手を考えている。これは柳井氏のあくなき探求心あればこそ。
2つ目は、明確なビジョンの提示。
柳井氏は念頭に全社員に向けて新年の抱負を載せている。そこには昨年度の取組の総括と今年度の取組方針が示されており、これを読むことで、組織がどこに向かい、何を社員に求めているかがはっきりと示されている。
3つ目は、失敗を失敗と認める勇気と迅速な行動力。
柳井氏は本当に矢継ぎ早に様々な分野に挑戦している。しかし、同じようにたくさんの失敗を経験している。しかし、すごいのは、その止める決断力。人は失敗をなかなか認めることができない。失敗を失敗と認めるのも勇気がいるもの。それと認め、止める勇気。
また、失敗をそのままに放置することなく、その失敗の要因をしっかり分析し、新たな成長の糧にしている。チャレンジしないと世の中は変わらない。
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うん。熱いなぁと思う。
この人は有り余る情熱を持て余すことができなくて、
FRを、ユニクロを動かし続けることしか
できないんじゃないかと、
それが生きることだと決めてしまったのではないかと思った。
ただ、やはり心配なのは、この方が一線を退いたあとに
ユニクロは世界一でいられ続けるのだろうかという、かすかな不安。
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現在のユニクロ隆盛の原因を読み解くことができます
常に顧客目線で新たな価値を生み、挑戦を続けていくことがサービス業に
とっていかに重要であるかを教えられました
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ユニばれの時代は終わったんや。知らんかった。
ユニデコしてみよ。UNIQLO行こう。
柳井さんは単なるお金持ち経営者かと思ってはいなかったけど…
結構当たり前なことを大切にしている人なんだと思った。
直感を全否定されて、大学時代とても私自身は苦しい思いをしたけど、なんかこの本でようやく救われた。
自社のトップがこのような本を出せるくらい密な時間を生きていたらいいのに。
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柳井さんの経営哲学や信念が、実績をベースに記されている作品。柳井さんの本は何冊か読んだけど、個人的にはコレがえがった。特にFRの新年の抱負は、心揺さぶられるメッセージが多々あった。
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柳井正氏を学びたくて読みました。
全体的に、小売色が強い気がしましたので、今回は流し読みで終了。
経営やビジネスの観点で柳井さんを知りたければ「ユニクロ・柳井正のリーダーシップ」とドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を読むことをお薦めします。
ただ、柳井さんの自書なので、生の声が覗ける気がします。
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「一勝九敗」から2冊目。通常のビジネス本というより現在進行形のユニクロ経営の経緯が後追いで見れるのが面白いです。マインドが常に挑戦し続けていることも刺激を受けますね。
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「会社は誰のものか?」答えは「株主の為」?「社員の為」?いいえ「顧客の為」と言い切る。昔山一証券がつぶれた時に社長が社員は悪くないのですの泣いたのを思い出す。アメリカなら株主の為と言うのだろう。又自分の仕事は部下に命令する事だけという上司、分析する・計画するで仕事が終わる本部の人。柳井さんから見ればこういう人たちが成功していると思っていて実は失敗している人なのだろう。非常に動きの早い業界だけにつねに変化し、それこそ「一勝九敗」でチャレンジし続ける物のみが生き残っていく業界なのだという事がよくわかった。Change or Die。その精神いただきます。
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言わずと知れたユニクロ社長の柳井正。
このおっさん、意識の高さが素晴らしく高いのと、毎度毎度目の付けどころが良い。フリースとかカシミヤとかブラトップとかヒートテックとかスキニーとか。もちろん、戦略的に、中国やアメリカで一度失敗したりとか、よく分からん野菜を売ろうとして失敗もしてるけど、撤退時の潔さは持っている。だから根幹を揺るがさず、常にトップを走れているのだと思う。
私が住んでるタイにもとうとう3店舗できまして、拡大を続けていくユニクロ。海外で働くものとして、世界で戦っていくというメッセージには共感せざるを得ません。一緒に戦っていこう!!それくらいの気持ちを覚えました。
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ユニクロを一代でここまで育て上げた経営者の書。
前著『一勝九敗』でも感じたことだが、柳井氏は、
何事も“スピード”と言う方のようである。
それが、現ローソン副社長の玉塚元一氏の『解任』
と言う事に繋がっている。
確かに柳井氏は優秀な経営者であるが、
今のところ、自分の後任を育て上げることには成功していない。
ユニクロの最大の懸念点は、後継者問題だろう。
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挑戦も何もせず生きるのは死んでいるのと同じ。
柳井さんが言われていました。ドキッとしました。
ユニクロがまさかこんなにすごい会社になるとは。
柳井さん一人のパワーがここまで築き上げた。
見習うべきところがたくさんある。
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世界一の実現 現場、現物、現実
成長しなければ死んだも同然
最速のスピードで誰よりも先に駆け抜ける 最適解 そのスピードで目の前の先行企業を追い抜けますか? 犬は人間の7倍で成長する 完全な物ができるまで待っていたら、何もできない 正常な危機感 悩むのではなく考えて実行するべき 世の中の変化と市場は暴力的 供給過剰の市場 フリース ヒートテック 商売人
マーチャンダイジングmerchandising消費者の欲求に適合するような商品を、適正な数量・価格で、適切な時期・場所に供給する企業活動。商品化計画。
R&D 【Research and Development】
企業の研究・開発業務および部門。「R」は“Research”(研究)を、「D」は“Development”(開発)をそれぞれ意味している。メーカーなどの研究所や製品開発部などがこれにあたる。
ZARAバルセロナ 実質をイメージとともに伝える あらゆる者が、強みによって報酬を手にする 現状維持は愚の骨頂 きかん‐てん【旗艦店】《flagship shopの訳》各地に出した同系列の店の中で、そのブランドを代表して中心的な存在となる店。
吉田松陰 松下村塾 志は人間が生き、事を成すうえで不可欠 政治と行政の無策と停滞 貰うことばかり考えて稼ぐ事を忘れた日本人
FR=ファーストリテイリング
カジュアル衣料品の「ユニクロ」を中心として、衣料・靴等の小売店舗を展開する企業群を傘下に有する。社名は英語で「素早く(提供する)」を意味する "Fast" と 「小売業」を意味する "Retailing" を組み合わせた造語で、ファストフード的に素早く商品を提供できる小売業(=ファストファッション)を目指して名付けられたものである。企業理念は「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」。