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西部劇の復讐物語。中国系のアメリカ人が、イリュージョンの巡業と旅を共にしながら果たしていく。最後に原因となった元妻と再会するが、お約束の終わり方。
映画のために書かれた物語。
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ユタ準州からカリフォルニア州への、殺し屋ガンマンの復讐行を描いた西部劇。東山彰良氏は絶賛しているが、自分としては余り関心しない。377頁の物語であるのに対して、主人公がなぜ標的とする男達を殺そうとしているのかが分かるのが180頁目というのは遅すぎやしないか。
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妻を奪われ、鉄道工事の労力にされてしまった中国人の殺し屋ミン・スー。工事現場から逃げ出したミンはアメリカ大陸を横断し、西海岸にいる妻を取り戻す復讐の旅に出る。
道中の仲間達が異能者だったり、物語中の死の描写がマジックレアリズムっぽかったり、荒涼とした開拓時代のアメリカ大陸を舞台にした物語の雰囲気は最高なのだが、それだけで読ませる作品。
ミステリー界隈で話題になった作品だったので、仕掛けや伏線回収に妙な期待を抱いてしまったが、その手の構成は皆無だったのが残念。
旨いこと映画化したらすごく面白いロードウェスタン活劇になるとは思う。